1.ニュータウン・ラジオ
ニュータウン・ラジオの創設は2009年。
マーク・ブリンダとコリン・イリゲンは、川の対岸で、ブロガー、レーベル、ライブハウス、バンドなどから支持されていたイースト・ヴィレッジ・ラジオに刺激され、そのノース・ブルックリン版を作りたいという想いでこのラジオを立ち上げた。
現在、ブッシュウィックのコミュニティスペースを拠点にし、幅広いジャンルやアイディアを探求することを目標にして、多様で創造的な番組を作っている。
過去8年の間、世界中からのリスナーを集め、幾つかのサプライズもおきた。
その中のひとつ、ビヨークのゲスト出演とDJセットは、ニュータウン・ラジオのブログでチェックすることができる。
2.ラジオ・フリー・ブルックリン
2015年に、サーフ・リアリティのオーナーだったロブ・プリチャード、スペースのオーナーだったトム・テニーがはじめたラジオ局。
2人のオーナーは、それぞれ持っていたヴェニューを、コミュニティのシーンの活性化のために運営していたが、行政の規制や上がり続ける家賃の心配が常につきまとっていた。
それを回避するために、ラジオを始めるに至った。このラジオ局は、ポッドキャストやアーカイブではなく、音楽、ニュース、トークといった“ライブ”の要素を多く取り入れているという点でユニークだ。
彼らは、リスナーが生で放送を聴くことによって得られる発見と新しいアイディアに触れる喜びを発展させようとしている。
3.エイト・ボール・ラジオ
2014年、エイトボール・コミュニティは、マッドガッツ・ギャラリーで展示しているアーティストを紹介するためのマッドガッツ・ラジオをギャラリーから放送するかたちでスタートした。
今では、DJは50人にもなり、チャイナタウンの独自の拠点からの放送に加え、音楽ライブやアート展を開催している場所からの放送も行っている。
4.ヘリテージ・ラジオ・ネットワーク
ロベルタス・ピザで食べたことがある人は、よほどビー・スティングを食べるのに必死でない限り、2つの輸送用コンテナの中にあるスタジオの存在に気付くだろう。
単に見せる為にあるわけではなく、ここから毎日24時間放送している食をテーマにしたラジオの拠点だ。
2009年から、「食べる人の食べ物についての考えからを広げ、より公平で、持続可能で、おいしい世界を作り上げていく」ことをミッションとして掲げ放送している。
週5日は生放送で、35の番組には、革新的なブリューワーやバーテンダーから、画期的な農業の方向性を決める人まで、現代のフードシーンを代表する面々が登場する。
運営費を寄付することでなれるメンバーの為のハッピーアワー・イベントも毎月開催している。
5.ベル・エア
2013年にスタートしたコミュニティ・ラジオ。
ブッシュウィックの幾つかの場所を拠点としてきたが、現在は、サイレント・バーンに落ち着いている。
メンバーによって運営されていて、番組の内容は個別のDJに一任するスタイルを取っている。
ジャンルやテーマは幅広く、度々アップデートされている。
放送は、夕方から夜にかけての時間帯に限定されているが、アーカイブを聴くことは可能。
どの番組を聞いていいかわからない時は、サイトの「random」ボタンを押してみよう。