プレイグラウンド・ブルワリー
ソウルの郊外、一山にあるクラフトビールのブルワリー。韓国のクラフトビール関係者たちは皆ここの話をしている。
ほぼ韓国産の原材料を使い、幅広い種類の韓国らしいビールを生産している。例えば、ルビー・セゾンは、一山地域でとれた香り高い覆盆子の実を使っている。
ビールのラベルは、伝統的には河回村の仮面をモチーフにしたデザインになっている。ソウル市内からは少し距離があるが、ビールが好きであれば、訪れる価値は十分にある。
サワー・ポンダン
サワーエールは、ベルギーで何世紀にも渡り作られていて、ここ数年でアメリカでもトレンドになっているが、韓国市場ではまだ新しいタイプのビールだ。
サワーエールを飲み始めるのであれば、サワー・ポンダンから始めるのがいちばんだ。
ここは、アジアで最初にサワーエールに特化したブルワリーで、韓国のクラフト・ビールシーンにユニークな存在を確立している。
ピュルス・タップルーム・ビストロのオーナーも推薦しているほど、味は間違いない。
キャン・メイカー・バイ・クラフトブロス
ビール好きの恋人や友達へのプレゼントを探しているのであれば、キャン・メイカーにいくと良い。
ここでは、韓国内から集められた40種類のクラフトビールが飲め、ビールのテイストや世界観をデザインした缶を持って帰ることができる。
しかも、それぞれのビールに缶のほかに、グラス、コースター、ポスターなどのオマケがついてくるというのがユニークだ。
ピュルス・タップルーム・ビストロ
イテウォンにあるこのカジュアルなタップルーム兼レストランは、ソウルのクラフトビールシーンを知るために訪れるべき店で、一度行くと長く記憶に残るだろう。
オーナーのリー・インホは、革新的なビール愛好家で、比較的変化がなかった韓国のビール市場において、クラフトビールシーンを牽引している人物だ。店は2017年5月に3周年を迎えた。