知る人ぞ知る"飲んべえ"の聖地
葛飾区の下町、立石をご存知だろうか。
ここではモツ焼きを中心に、寿司やおでん、餃子、焼き肉などを、驚きの旨さと価格で味わえる。
3軒はしごして1人5,000円以内で済むということも稀(まれ)ではない。
酒飲みを自称するあなたなら、立石の虜になってしまうこと間違いなしだ。
昼飲みの名店、「宇ち多゛」
立石の代表的な老舗もつ焼き店。
メニューはもつ焼き、ナマ、煮込み、お新香のみで、1皿200円で楽しむことができる。
初心者は注文するのが少々難しいので、まず店員にどの部位があるかを聞くと良いだろう。
ナマは1度ボイルしたモツを冷やしたもの。
モツのみで勝負している煮込みも絶品なので、注文すべき。
酔った客、騒ぐ客は入店を断られることがあるので注意してほしい。
平日の昼から常連客が列を作るので、30分程度は並ぶことを覚悟しよう。
夕方から飲むなら一軒目は「鳥房」
立石でお腹いっぱい鳥を食べるならここ。
夕方から飲み始める場合は、1軒目に訪れたい。
鳥房に来てまず頼むべきは、鳥の半身揚げ。価格は時価で、大体600〜700円。
熱々で柔らかいので、軟骨や間接も食べることができる。ジューシーで、軟骨部分はカリカリ。
女性店員が豪快に半身揚げをほぐす様は見物だ。
騒いだり席を詰めなかったりすると、威勢の良い女性店員たちにどやされてしまう。
シメは粥が美味しいラーメン屋 、「けんけん」
ラーメンはどこか懐かしさを感じるシンプルなものでとても美味しいのだが、けんけんに来たらぜひ粥も頼んでほしい。
熱々の粥はホタテのダシがしっかりと効いている。
少々ジャンクにも感じられるこの優しいホタテ味が飲みの〆にはぴったりなのだ。
お腹に余裕があれば、たくさんのトッピングを付けて食べよう。
また、まだまだビールが飲みたい人は、おつまみに『ガッチャン』を頼んでほしい。