中村倫也が、2021年放送のドラマ「珈琲いかがでしょう」(テレビ東京系)で主演を務めることが決定した。中村はテレビ東京の連続ドラマでのレギュラー出演は4回目、主演は初となる。
本作は「凪のお暇」などで知られる、コナリミサト原作の同名漫画を実写化した作品。
店主・青山一(中村)がさりげない言葉で人々を癒やし、優しくもほろ苦い“人情コーヒー群像劇”を描く。
中村演じる青山は、移動コーヒー店「たこ珈琲」で人生に少し傷ついた人々の心を癒やす店主という役どころだ。
中村倫也コメント
――テレビ東京の連続ドラマでのレギュラー出演は4回目となり、主演は今回が初となりますが、感想などお聞かせください。
オファーをいただくずっと前、おととしに原作者のコナリさんとお仕事させていただきまして、その頃にこの漫画も読んでいたんです。
たいへん楽しく拝読させていただきました。なので、世界観の共有はバッチリかなと。あとはテレ東のナナナ推しが楽しみです(笑)。
――「主人公の見た目やしぐさ、佇まいが中村倫也にしか見えない…」と原作ファンの待望論が現実になりましたが、オファーを受けた時の感想をお聞かせください。
そうですね、そういった声も僕の元にも届いていて、「お待たせしました」といったところでしょうか。
これで僕以外の役者が演じていたら何よりもまず僕が文句を言っていたと思うので、よかったなと思います(笑)。
そしてドラマ化に際しまして、魅力的な監督陣、キャスト陣が集結しました。青山という役を通じてホスト的な立ち位置もうまく演じられればと思います。
――原作もしくは台本を読んだ感想は?
原作からとても面白く、連ドラで見たいなと思っていました。
脚本を読み、青山とさまざまな人との関わり合いの中で機微が動いていくさまを、丁寧に紡いでいければと感じています。
――青山一という役を演じるに当たっての思い、意気込みをお願いします。
影と包容力のある、コーヒー屋のぽわぽわした兄ちゃんとしてまずは存在できればと思います。
――視聴者へメッセージをお願いします。
知らぬ間にコーヒーカップについてしまった汚れをきれいに落としていくような、そんな作品になると思います。
癒やしとハラハラを内包するこのドラマをぜひ楽しんでいただければと思います。