乃木坂46が「真夏の全国ツアー2021 FINAL!」を11月20日、21日に東京ドームで開催。高山一実が10年間歩んできたアイドルに終止符を打った。
約2年ぶりの開催となった「真夏の全国ツアー2021」は、7月~8月にかけて地方開催を行い、当初は9月8日、9日にツアー・ファイナルとして東京ドーム公演を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として延期され、高山の卒業も延期となっていた。
「真夏の全国ツアー2017 FAINAL!」以来約4年ぶりとなる東京ドーム公演。今回は、表題曲、アンダー曲、ユニット&ソロ曲、C/W曲と4つのカテゴリーに分け、事前にファンからのリクエスト投票を実施し、それぞれ上位10位に入った楽曲を中心にセットリストが構築された。
オープニングナンバーを飾ったのは、遠藤さくら(4期生)がセンターを飾り、2021年リリースした乃木坂46のシングルの中で最も売れた楽曲「ごめんねFingers crossed」からスタート。序盤は表題曲で構成され、冒頭からライブに勢いをつけた。
中盤では、ファンの人気投票で上位に入ったユニット曲、アンダー曲、C/W曲を立て続けに披露し、特にコアファンにはたまらないセットリストを展開。
終盤は、小室哲哉が作曲に携わり話題を呼んだ「Route 246」からスタート。「インフルエンサー」「ガールズルール」、そして最新シングル「君に叱られた」まで、乃木坂46の代表曲が並んだ。
本編ラストは全メンバーが参加し、ダンスが1stシングル「ぐるぐるカーテン」から27thシングル「ごめんねFingers crossed」までの表題曲で、特徴あるダンスが全て組み込まれていることで話題となった、グループ10周年記念曲「他人のそら似」で締め括った。
本編が終わりアンコールへ。アンコール1曲目は、最新シングル「君に叱られた」C/W曲で、高山初のソロ曲「私の色」を初披露。そして、最後の楽曲は、高山が初めてセンターを務めた楽曲「泣いたっていいじゃないか?」で東京ドーム公演が大盛況の中、終了した。
初日公演では、2022年5月14日(土)、15日(日)に、日本最大級となる日産スタジアムで「10th YEAR BIRTHDAY LIVE」が開催されることが発表された。
なお、本公演で乃木坂46を卒業した高山は、今後もタレントとして活動していく。
「真夏の全国ツアー2021 FINAL!」DAY2 11月21日(日)セットリスト
00 OVERTURE
01 ごめんねFingers crossed
02 ジコチューで行こう!
03 太陽ノック
04 おいでシャンプー
05 シンクロニシティ
06 ファンタスティック3色パン
07 せっかちなかたつむり
08 錆びたコンパス
09 ひと夏の長さより…
10 ありがちな恋愛
11 日常
12 裸足でSummer
13 全部 夢のまま
14 I see…
15 トキトキメキメキ
16 アナスターシャ
17 失いたくないから
18 Route 246
19 僕は僕を好きになる
20 インフルエンサー
21 きっかけ
22 Sing Out!
23 夏のFree&Easy
24 ガールズルール
25 君に叱られた
26 他人のそら似
EN1 私の色
EN2 サヨナラの意味
EN3 偶然を言い訳にして
EN4 君の名は希望
EN5 泣いたっていいじゃないか?