原田泰造が主演を務め、三宅弘城、磯村勇斗、宅麻伸らが出演するドラマ25「サ道」(テレビ東京ほか)が、7月よりスタートすることが発表された。
本作は、タナカカツキの「マンガ サ道~マンガで読むサウナ道~」を実写化した作品。
主人公・ナカタアツロウ(原田)と、中年サラリーマンの“サウナー”偶然さん(三宅)、若手の“サウナー”イケメン蒸し男(磯村)のサウナにまつわる会話をベースに、ナカタが全国各地の施設を訪れ、「サ道」にまい進する様子を描いていく。
また、ナカタがその後を追う伝説の“サウナー”蒸しZを宅麻が演じる。
ナカタアツロウ役・原田泰造
原田演じる主人公・ナカタは、フリーランスのクリエイター。
最初はサウナに苦手意識を持っていたが、謎の男・蒸しZに出会いサウナにハマる。今では、全国各地のサウナに足を運ぶほどのサウナ好きという役どころ。
原田は、撮影の前の日にはロケ場所のサウナに一人で前乗りし、必ず“ととのって”から撮影に臨んでいたという。
どうしてサウナが好きなのかという質問に原田は「正直、自分でも今ひとつ分からない。ただ夜になるとサウナに行きたくてウズウズする」とコメント。
本作について「不思議な魅力を持つサウナの教科書みたいな漫画『サ道』がドラマになります。このドラマを見て“ととのって”いただけたらうれしいです」と話した。
偶然さん役・三宅弘城
三宅演じる偶然さんは、「偶然、偶然!」が口癖の営業マン。
ナカタの問い掛けに対し、いつもいい加減な答えをしては、イケメン蒸し男に制されている。
三宅は、サウナの話になると止まらず、サウナを啓蒙(けいもう)するために原作本を配って歩いていたというエピソードを持つ。
本作に参加することについて三宅は「サウナの魅力に取りつかれて四半世紀。まさか自分の仕事とこんな形で結びつくとは、夢にも思いませんでした。もう何かのご褒美ですよこれは。
お話をいただいたときは飛んで喜びました。比喩でなく本当に。サウナ大好き俳優として、このドラマをきっかけにたくさんの方々にサウナの魅力、気持ちよさが伝わればいいなと願っています」と語った。
イケメン蒸し男役・磯村勇斗
磯村演じるイケメン蒸し男は、経営コンサルタント。
ナカタいわく、サウナで蒸されている姿がイケメンだったため、イケメン蒸し男というあだ名になった。冷静沈着で、博識だが、サウナへの愛がとても強い。
磯村は本作について「『サ道』のお話をいただいた時、これがサウナとの運命的な出会いになるとは思ってもいませんでした。
温泉は好きだったものの、今やそれ以上にサウナが好きになり、“ピュアサウナー”として日々“サウナ道”を磨くことになりました。
サウナの魅力がたくさん詰まった『サ道』。皆さんも“サウナー”になること間違いなしです! 蒸し男として、磯村として、サウナを広めていきたいと思います」とコメント。
また、磯村にとってサウナとは「心身共にゼロに戻れる場所。まだサウナに出会って浅いですが、すでにサウナのとりこになっています。それほど、僕を癒やしてくれて、1回気持ちをリセットさせてくれます。
さらに、“ととのった”時の感覚が病みつきになってしまい、今ではそれを求め、いろいろなサウナに足を運んでいます」と語った。