毎日137人の女性が、
パートナーや
家族に殺されているーー。
いま世界で問題視されている
“フェミサイド”のこと
知っていますか?
日本も決して、
他人事ではありません。
世界でいま
“フェミサイド”が
問題視されています。
女性を標的にした殺人で、
加害者の多くは、身近な人です。
各国ではこうした現状を
批判する女性たちによる
デモも起きています。
なぜ「女性」であることを理由に
殺されてしまうのでしょうか?
世界の殺人事件全体をみると
被害者は男性の方が多いですが、
パートナーに殺された割合では
男性5%、女性35%と
逆転するのです。
別の国連機関の報告書によると
2017年に5万人もの女性が
パートナーや家族に
殺害されました。
1日あたり、なんと137人です。
「女性という役割と地位」を理由に
殺害されているといい・・・
背景には男女間の力の不平等や
暴力的な男らしさが
あるといいます。
「女性たちはジェンダーの
報告書は、そう指摘しています。
言葉による
ハラスメント・性的虐待など
日常の暴力の延長に
こうした殺人があると
WHOの報告書も
警鐘を鳴らしています。
日本における「フェミサイド」は
可視化されていませんが、
内閣府によると、
配偶者による犯罪の被害者は
9割以上が女性です。
これには殺人の被害者も
含まれます。
決して、
他人事ではない「事実」です。
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