BSプレミアムのスペシャルドラマ『荒井由実 ひこうき雲』で、主演を演じる広瀬アリス(21)。
「ディスコで踊っている写真を母に見せたら“前髪の上げ方が甘い!”ってお叱りを受けました(笑い)」
舞台は'80年代後半ということで、作中では“バブル期ファッション”を披露。
「キュロットにカチューシャ、肩パッド……衣装合わせのときに“ヤバいよ”ってみんなから笑われました(笑い)」
『男女雇用機会均等法』が施行され、女性の生き方が変わりつつあったその時代。“女性同士の友情”にも注目。
「共演の三吉彩花ちゃんとはビンタし合うシーンがあって。“本気でやっていいから”って言ったものの、思った以上に強くて(笑い)。しかもビンタを返すときに、私はちょっと遠慮してしまったんです。彼女は本気できてくれたのに、申し訳なかったなって反省しています」
人をビンタすることってあまりないですからね……。
「いや、妹とケンカしたときには、容赦なく体当たりしますよ(笑い)」
妹は今、映画やドラマにひっぱりダコの広瀬すず(17)。言わずと知れた美人姉妹。ケンカはよくする?
「昔はよくしていました。原因? “お姉ちゃんが私のマッサージ機使った”とか“靴下勝手にはいた”とか(笑い)。でも仲もいいんですよ。一緒にカラオケにも行きます! 兄もいるんですが、兄はすずのこと溺愛していて、私は付属品みたいな(笑い)」
そんなお兄さんの影響か、清楚で女の子らしいイメージがある広瀬には、こう見えて“男前”な一面も……?
「昔から兄とその友達に交じって遊んでいたり、同じような服を着ていたりと男の子っぽかったんです。リカちゃんよりウルトラマンみたいな(笑い)。今でも“男っぽいね”って言われることがあって……実は私、ひとり行動が好きなんです。ひとり焼き肉だって平気。この前はステーキ屋さんでお肉を食べてきました!」
その“ぼっち好き”は結婚観にも影響……!?
「結婚願望がまったくなくて。キャリアウーマンみたいな仕事一筋の女性に憧れているんです。3人兄弟の中でも誰がいちばん最初に結婚するんだろうねって話になっても“アリスはいちばん最後だな”と。でも“結婚したくない”って言うと、母には“それだけはやめて”って言われちゃうんですけどね(笑い)」
撮影/廣瀬靖士