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《茨城一家殺傷事件》岡庭由征容疑者、猟奇的な前科と改名の果て

2021年5月10日 20:24 週刊女性PRIME

送検される岡庭容疑者。ネット上では整形疑惑が流れるが、埼玉県警に逮捕された昨年11月から外に出ていないため、整形はありえない

 5月7日、茨城県境町で2019年9月、小林光則さん(当時48歳)と妻の美和さん(同50歳)が刺殺され、子ども2人が負傷した事件で、茨城県警は埼玉県三郷市に住む岡庭由征容疑者(26・無職)を夫妻に対する殺人容疑で逮捕した。同日、容疑者宅には多数の報道陣が詰めかけた。  

 岡庭容疑者の実家の広大な敷地内には2軒の家が建っており、奥にある古びた木造2階建て民家が祖父母の住居。手前にある比較的新しい家に岡庭容疑者と父母が住んでいる。奥の住居の白いカーテンで閉ざされた窓の向こうに人の気配がした。岡庭容疑者の祖父とみられるが、報道陣の呼び掛けには一切応じず、不安そうに外をのぞいていた。一方、容疑者の父母が住んでいる玄関のドアの上には防犯カメラが取り付けられ、室内に電気がついているのはわかったが、インターフォンを押しても応答がなかった。  

母親と祖父が語っていた肩身の狭い生活


 そんな岡庭一家が一度、取材に応じたことがある。岡庭容疑者が別件で茨城県警に逮捕された今年2月のことで、母親は玄関ドア越しに、弱々しい声でこう語った。

「(息子のことで)家から出たくないんです。周りの目にさらされ、まだ生きていたのかって顔をされるから。(通り魔事件から)もう9年、ほとんど外出していませんので、変わり者と思われています」  

 ドアのガラス越しに、母親の輪郭がうっすら透けて見える。

「身体の調子もあんまりよくなく、すごく精神的に不安定になっちゃうんです」  

 岡庭容疑者の祖父も言葉少なにこう語った。

「由征には全然会っていないから何もわからない。仕事もやってんだかやってないんだかもわからない」  

 今年2月の逮捕は、警察手帳を偽造販売した疑いによるもの。

 また岡庭容疑者は昨年11月、硫黄約45キロを自宅に所持していた疑いで埼玉県警に逮捕と、2度にわたる別件逮捕の末、本件での逮捕に繋がった。その翌月には消防法違反罪で起訴されていたが、この再度の逮捕により茨城県警に移送された。この3か月後の5月7日、岡庭容疑者は茨城一家殺傷事件に関与したとして逮捕される。

通り魔事件後に名前を改名した


 実は岡庭容疑者は10年前にも殺人未遂の容疑で逮捕されている。  

 2011年、当時、通信高校の2年生だった岡庭容疑者は、三郷市の路上で中学3年生の女子生徒のあごを刃物で刺してケガを負わせ、さらにその2週間後には、隣接する松戸市の路上で小学2年生の女児の脇腹など数か所を刺して重傷を負わせていた。

 この連続通り魔事件に加え、猫の首を切断、さらに連続放火にも関与し、自宅からはサバイバルナイフや鉈など計71本の刃物が押収されていた。当時中学生の岡庭容疑者が持つには異常な量である。

「このうちの16本は18歳未満の所持が禁じられているものであったため、埼玉県警は父親を県青少年育成条例違反容疑(有害玩具を子どもに買い与えてはいけないという条例)で書類送検しています」(社会部記者)

 当時の容疑者は「吾義土」(あぎと)という名前だったが、こうした事件の影響で現在の「由征」に改名した。


 その行動の奇異性は近所でも騒がれていた。ところが本人の姿はほとんど目撃されていないという。

 近所の高齢女性が語る。

猫の死骸を家の周りに埋めたとのことで、鑑識の捜査員が警察犬を連れて調べていました。容疑者の姿は見たことがないですが、弟が1人いて、2人兄弟です。弟は家を出て1人暮らしをしているみたいです。両親とも話をしたことがありませんが、母親は教育ママだったと聞いています。お父さんは測量の仕事をしていましたがここ5年は働いていないと(容疑者の祖父から)聞いたことがあります。この辺に『岡庭』という名字は多いのですが、容疑者一家は地元の名士なんです」

 祖父はかつて農家を営んでおり、辺り一帯に土地を所有していたが、通り魔事件後は、自宅に隣接する駐車場を売り払ったという。

「被害者への賠償支払いが莫大だったと言っていました。おじいちゃんも孫があんなことになってしまったから可哀想ですよ。前は会うとニコニコしていたんだけど、今は下を向いてちょぼちょぼ歩いています。おばあちゃんも元気な良い人だったんですけど、寝込んでいるみたいですね」

母親は「運転免許はない」と断言


 事件は19年9月23日午前0時38分ごろ発生した。美和さんが「助けて」と110番通報して事件が発覚。犯人は小林さん宅に侵入し、2階の寝室に直行。光則さんの胸や美和さんの首に刃物を突きつけて殺害した後、子ども2人の部屋に押し入り、足や腕などを切りつけた。


 茨城県警は昨年11月に硫黄所持の件で岡庭容疑者を逮捕した際、自宅から押収した化学薬品や刃物、衣類など約600点を調べたところ、岡庭容疑者の殺人関与の疑いが強まった。

 しかし、岡庭容疑者と小林さん一家に「接点はない」という。そうだとしたならば不可解な点が多い。

 現場は、うっそうと生い茂る雑木林の中。周囲には畑が広がり、近くの民家までは約300メートル離れ、そこだけぽつんと孤立している。雑木林の中へ通じる道が1本だけ開かれているが、その入り口に立つと、奥には物置の小屋や廃屋が見えるだけで、その先に小林さん一家が住んでいた一軒家があるかどうかまでは肉眼ではわからない。

 しかも犯行時間帯は真っ暗な未明で、激しい雨が降っていた。今年2月の同じ時間帯に現場を訪れた時は、雨は降っていなかったものの、辺りは真っ暗闇に包まれていた。初めてこの場所を訪れたのであれば、雑木林の中に家があるなどとは想定できない。岡庭容疑者が犯人であるならば、事前に家の場所を把握していないと不可能だろう。いったいいつから小林さん宅を狙っていたのだろうか。

 三郷市にある岡庭容疑者宅から現場までは直線距離で約40キロあるが、未明の時間帯にこの現場まで足を運ぶ交通手段も不明だ。しかも母親は、「(岡庭容疑者は)免許証を持っていない」と断言している。電車の最寄り駅は約12キロ離れているため、そこからタクシーに乗った可能性もあるが、事件当時タクシー会社から目撃情報は出なかったという。

 また、容疑者はサイクリングが趣味といい県警は自転車で移動したと見ているようだが、事件当日は激しい雨が降っていた。雑木林のぬかるみを進むのはたとえスポーツタイプの自転車でも困難な道のりだ。であれば小林一家の民家に、「免許証なし」でどのようにしてたどり着いたのか。そもそも「接点がない」小林一家の民家に、なぜ向かったのか。

 逮捕後、岡庭容疑者は容疑を否認しているという。茨城県警の今後の取り調べに注目が集まりそうだ。


取材・文/水谷竹秀

ノンフィクションライター。1975年三重県生まれ。上智大学外国語学部卒業。カメラマンや新聞記者を経てフリーに。2011年『日本を捨てた男たち フィリピンに生きる「困窮邦人」』で第9回開高健ノンフィクション賞受賞。近著に『だから、居場所が欲しかった。バンコク、コールセンターで働く日本人』(集英社文庫)など。

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福原愛・江宏傑の離婚裁判、“モンスター義姉”がインスタで意味深文言

2021年5月10日 20:24 週刊女性PRIME

福原と夫の江選手、義姉のジャン・リガさん(@liga0601)

 福原愛の不倫疑惑報道から2か月、ついに夫の江宏傑(ジャン・ホンジェ)が台湾・高雄の裁判所に離婚を申し立てた。これを受けて福原は《子どもたちの為に良い方法を選択したいと思います》とコメント。今後、離婚裁判の争点は、2人の子どもたちの親権になる見通しだという。

福原さんがお子さんたちの親権をとるのには不利な状況です。台湾では親権をめぐる裁判は男性優位で、実際に離婚後の親権者の割合は男性の方が多い。また、お子さんたちが台湾に住んでいる期間が長いうえに、江さんのご家族も健在。現在、日本にいる福原さんは母・千代さんの介護疲れで“激ヤセ”しているとも伝えられています。

 どうやら福原さんサイドは江ファミリーからうけたモラルハラスメントの内容を書き記した“極秘メモ”を裁判で使うものと見られていますが、双方の意見が食い違い、裁判が長期化することは間違いないでしょう」(スポーツ紙記者)

モンスター、再び


 日台を巻き込んだ国際離婚の行方に注目が集まるなか、江ファミリーに不穏な動きがあったと言うのは台湾のウェブメディア編集者。

「5月7日ごろ、江さんの実姉である江恆亘(ジャン・リガ)さんがインスタグラムのアカウントのプロフィール文言を更新したことを、台湾のネットユーザーが発見して話題になりました。昨年末から長らくストップしていた彼女のインスタですが、今回の文言がなかなか意味深でして……」

 この実姉は、福原と江の結婚を機に「美魔女」と注目され、19年には台湾で芸能界デビュー。ところが『週刊文春』には《モンスター義姉》とも書かれ、福原が離婚を決意する原因をつくったひとりとされている。今回は、いったいどういった発信をしたのだろうか。


「追加された文言というのが、「水落一定石出」の漢字6文字です。これは中国の成語『水落石出』のことですね。有名な蘇東坡の詩からとったもの。

 本来は“川の水位が下がって、川底の石が現れてくる”といった冬景色のことを意味していましたが、これが転じて“隠された真相が明らかになる”という意味で使われています。ちなみに、あいだに入っている『一定』は日本語では“きっと”という副詞にあたります。台湾メディアの多くは、これが福原さんに向けられたものではないかと報じているんです」(台湾のウェブメディア編集者)

 たしかにこのタイミングを考えれば、福原への“宣戦布告”と捉えられてもおかしくないだろう。

「弟夫婦の私生活を勝手にSNSにアップするなど、行き過ぎた恆亘さんの行動はもともと台湾でもよく思われていないところがありました。また『文春』による一連の《モンスター》報道では、福原さんを罵倒したことなども報じられ、よけいに風当たりが強くなっていて、最近では《妖怪大姉》といったあだ名までつけられていましたからね。ご本人は言いたいこと、反論したいことが山ほどあるのではないでしょうか」(前出・台湾のウェブメディア編集者)

 はたして裁判は冬枯れの時期までもつれ込むのだろうかーー。

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木村拓哉にKoki,ら家族を統べるボス母・工藤静香の20年

2021年5月10日 20:24 週刊女性PRIME

直撃取材に応える工藤静香(2017年)

《HAPPY MOTHER'S DAY いつもありがとうございます》

 5月9日の「母の日」、Cocomiが自身のインスタグラムで母・工藤静香に感謝のメッセージを送った。

 2001年5月に第1子となる長女・心美(Cocomi)を出産してから今年で20年、静香もまた母親として“成人式”を迎えたわけだーー。

 言わずと知れた国民的スター・元SMAPの木村拓哉の妻であり、今や最も注目される芸能人姉妹となったCocomiとKoki,を支える母親でもある静香。

《結婚します。入籍はまだです。(オメデタという話は)事実です。(工藤静香からは)“授かったよ”と。(パパになる気持ちは)それはなってみないとわからないです》

 2人が夫婦になったのは2000年12月。先駆けて行われた報告会見では静香の妊娠も明かした木村。当時、人気絶頂期にあった“キムタクのできちゃった婚”に世間は騒然とし、ファン女性からも悲鳴が上がった。

 そして結婚はもとより、ファンらを愕然とさせたのは相手が“工藤静香”だったから。当時を取材したスポーツ紙芸能デスクは「不釣り合いな2人に見えた」と話す。

「静香さんは、もともと万人受けするとは言い難いヤンキーキャラでアンチも多かった。当時、元『光GENJI』の諸星和己や『XJAPAN』のYOSHIKIとの交際も囁かれていました。かたや、キムタクはファン公認とされていた“かおりん”との一途な愛を貫いており、そのまま結婚するものだと思われていましたからね。

 キムタクの結婚報告を受けて、当時は実際に静香さんのディナーショーが行われる会場に爆破予告や殺人予告の手紙が送られるほどの事態に。そして“キムタクの妻”になった彼女はもちろん、キムタクにも“見る目がない”などと心ない言葉が浴びせられたのです」

ママ友に「ウチは普通かな〜」


 好感度やイメージが重要視される芸能人で、ましてや女性ファンが多いアイドルならばなおさらのこと。そこで静香は夫を守るために“身を引く”ことを選ぶ。

「結婚翌年に長女のココちゃん(2001年5月)、そして光希ちゃん(みつき・2003年2月)が生まれたこともあって“主婦”になることを選んだのです。今では出産してすぐに仕事復帰するママタレントも多いですが、当時の静香さんは出演オファーがあったにもかかわらずほとんど断っていたといいます。

 さらに、お嬢さんたちが通う学校でできたママ友たちには、“う〜ん、ウチは普通かな〜”とキムタクに関する詳細は語らなかったそう。それこそ、隠れるように生活して“キムタク”ブランドを守ってきたのです」(木村家を知る芸能関係者)

 中学生から芸能活動をスタートし、常にスポットライトを浴びてきた彼女にとって、隠れながら家庭を守る“主婦業”は想像以上のストレスだったことだろう。

 秋元康に見いだされて「おニャン子クラブ」の一員として歌手・タレントの片鱗を見せていった静香。グループ解散後にソロデビューするやオリコンランキング1位を獲得し、以降はトップアイドルの1人として芸能界に君臨することに。

「おニャン子の中でも、キャラクターや歌唱力も含めて彼女はいちばん突出していたと思います。それ故にアンチが多いともされますが、AKB48でセンターを務めた前田敦子さんもそうだったように、他者より目立つ存在だからこそ叩かれていたのでしょう。

 そんな“自己プロデュース”に長けていた静香さんが、今は夫と娘たちに尽力しているわけですが、ファミリーの活躍ぶりは言うまでもない。彼女こそ木村家を統べる“長”であり、芸能界における“最強ママ”ではないでしょうか」

 とは、芸能ジャーナリストの佐々木博之氏。「あらためて、周りでも“工藤静香はすごい”という声を聞きます」と、その多才ぶりを評価する。

 芸能活動をセーブする一方で、静香は他分野での“ビジネス”を展開していく。画家だった父親の影響から始めた絵画制作は『二科展』で23作品の入選を果たし、全国各地で個展も開催。また、自らジュエリーデザイナーを務めるブランド『トレジャーフォー』を立ち上げた。

「当時は“自分の好きなデザインがなかったから作っちゃった”と、語っていましたね。印象的だったのが、彼女も指につけていたダイヤが散りばめられたドクロのリング。実は、木村さんもお揃いで身につけていたんですよね。仕事上、あからさまな結婚指輪をけるわけにはいかないので、家族の誕生石が埋め込まれたドクロリングを“愛の印”のがわりにつけていたんだとか。

 でも、言ってしまえば夫を商品の“広告塔”にしていたわけです。お値段はなんと300万円以上! さすがに“キムタク売れ”はしなかったみたいですが(笑)」(ワイドショー芸能デスク)

Koki,が通販サイトで“モデル”に


 他にも、海外から取り寄せたオーガニック商品やアクセサリー、はたまた自身のコンサートグッズなどを販売する通販サイトも立ち上げた。そこには、現在こそ“世界”を股に掛けるモデル・Koki,の姿も。

「もう5年ほど前になりますか、10代と思われるほっそりした女性がイメージモデルとしてアクセサリーを身につけて登場していたんです。顔はうつっていませんでしたが、あれは間違いなく光希ちゃん。すでに静香さんはモデル業に興味を持つように道を作っていたのかも」(前出・芸能関係者)

 そのKoki,は2018年にファッション誌の表紙を飾ると、CM出演やハイブランドとの“コラボ”とトントン拍子にモデルとしてのキャリアを積んでいる。

「自身の“ツテ”をフル活用して、プロモーターとして光希ちゃんを“Koki,”として輝かせているのが静香さん。でも、本当は学業も両立させたかったそうですが、芸能活動に専念するために大学進学を取りやめたとも聞きました。母娘でかなり揉めたみたいですが、最後は本人の意見を尊重したのでしょう。

 本当ならば、昨年にもさらなる海外進出を予定していたところ、コロナの影響で計画は見送りになったといいます。現在は中国をはじめとしたアジア圏での活動を模索しているようです」(前出・芸能関係者)

 Koki,が18歳の誕生日を迎えた2月、静香は自身のインスタグラムでお祝いのコメントとともに、娘たちが幼い時に描いていたこんな未来を綴っていた。

《きっと娘達は海外に進学する道を選ぶのだろうな、寂しなぁ、でも娘達の人生だから全て受け入れ尊重しよう。離れている娘達に、色々言うよりこの曲を聞いてもらおう》(原文ママ)


 一方で、昨年4月から名門・桐朋学園大学音楽学部に通い、プロのフルート奏者になることを目指している長女のCocomi。1月には老舗『東京フィルハーモニー交響楽団』のオーケストラでソリストも務めたのだが、どういったわけか、6月公開のアニメ映画『漁港の肉子ちゃん』で声優デビューすることに。

 映画の企画・プロデュースを務めるのは、木村家と家族ぐるみの付き合いをする明石家さんまだけに、その関係からオファーがあったことは容易に想像できる。とはいえ、なぜ急に“進路”を変えたのか。

「小学生の頃はコンクールで数々の賞をもらっていたココちゃんですが、中学生になって少々伸び悩んでいた時期があったそうです。思い悩んで相談したら、静香さんは“いいんじゃない? やめちゃえば?”とあっさり。

 そして、漫画やアニメに興味を持っていた娘に“じゃあ、声優やってみる?”と、養成学校に通うことを勧めたそう。静香さんもかつてはアニメ映画に声優出演したこともあり、その道でも人脈があるのでしょう」(前出・芸能関係者)

 娘たちの意思を尊重しつつも、場合によっては別の道も用意してみせる。時に“親の七光り”とうつる行為も、静香なりの娘たちに向けた母の愛と責任なのだろう。

直撃に「裏切り者扱いしないで」


 こうして家族のサポート役として裏方に徹してきた静香だったが、珍しく表舞台に出てきたことがあった。2015年から2016年にかけて勃発したSMAP解散騒動で、当初は5人での独立を進めていたメンバーのうち、土壇場で翻ったとされる木村。そのために、世間から“裏切り者”扱いされてバッシングを受けたのだ。

「彼の美徳なのか、いっさいの反論や言い訳をしなかったキムタク。ますます過熱する報道に、普段は直撃取材に対応することのない静香が『フライデー』に“どうして私たちが裏切り者扱いされなくちゃならないの!?”と、堰(せき)を切ったように反論したのです。

 よほど悔しい思いをため込んでいたのでしょう。彼女が“キムタクの妻”としてメディアの前に立ったのは、これが初めてのことだと思います。家族の生活を守らなければならないキムタクの選択も間違いとは言えませんからね」(芸能リポーター)

 これが発奮材料となったのか、ジャニーズ残留を選んだ木村は劇的な復活を遂げる。ドラマや映画に積極的に出演し、『マクドナルド』や『日産自動車』といったナショナルクライアントからのCM出演も決定。歌手としてもソロデビューし、5年ぶりにライブもやり遂げた。

 さらに新たな活動として中国版ツイッターの『微博』やインスタグラムを開設。これまでは遠い存在だった“キムタク”が、より親近感を覚える身近なキャラに変わっていったのだ。

「これも静香さんのプロデュースでしょう」とは佐々木氏。

「SMAP解散後は見た目も急に老け込んだように見えましたが、また色気ある素敵なミドルに戻っています。もしかしたら、今まではどこか無理をしていた部分もあるのかもしれません。今は自然体の木村さんに見えますね。

 また、彼のプライベートや秘密裏にされていた家族の姿は皆が知りたがっていたこと。そんな要望やニーズにインスタという身近な手段を使って応える。静香さんには空気を読む力があるのだなと。家族をまとめ上げ、なおかつプロデュースして輝かせてきた。これはすごい才能だと思います」(佐々木氏)


 妻がいて子どもがいる。これまでは当たり前に表現できなかった“自然体の木村拓哉”を見せることは、俳優人生をも伸ばすことになりそうだ。

「SMAP時代はたしかに“ヒーロー”であり続けましたが、ドラマや映画に出演しても“何をやってもキムタク”と揶揄されてきました。

 ですが、父親役を演じることにも違和感なく、さらに『教場』(フジテレビ系)のようなクセのある難役も不思議とハマるようになっています。

 役者にとって、イメージは意外と大事。起用する側とすれば、例えば“アイドルならアイドルらしい”視聴者が期待するイメージにあった配役を考えるものですが、今の木村さんならば“今度はどんな役やるの?”と、いい意味で期待を裏切ることができます。これからの活躍が楽しみですね」(ドラマ制作プロデューサー)

木村と静香、本当の夫婦仲は


 昨年に結婚20周年にあたる「磁器婚式」を迎えて、芸能界を代表するファミリーを築いてきた木村と静香。では、夫婦としての2人の仲はどうか。『週刊女性』も幾度となく、共通の趣味であるサーフィンやゴルフなどに興じる仲睦まじい様子を報じてきた。

「何かと批判の対象になりがちですが、2人は本当に理想の夫婦だと思いますよ。それこそ『いい夫婦の日』のベストパートナーに選ばれないのが不思議なくらい(笑)。

 結婚当初は、静香さんが“キムタクをつかまえた”などと言われましたが、それは逆で木村さんが“いい奥さんをもらった”の方が正しいのかもしれません。

 静香さん次第でしょうが、いつか木村ファミリーが揃って表舞台に立つ日が来るかもしれません。それこそ、CocomiさんやKoki,さんも登場する家族の密着ドキュメンタリーなんて見てみたいものです(笑)」(佐々木氏)

 とりあえず11月22日の“授賞式”を心待ちにしたい。

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《茨城一家殺傷事件》逮捕された「第二の酒鬼薔薇聖斗」

2021年5月10日 20:24 週刊女性PRIME

中学時代(左)と、今年2月に撮影された岡庭容疑者(右)

 2019年9月、茨城県境町の住宅で会社員の小林光則さん(当時48)と妻・美和さん(同50)が殺害され、子供2人が重軽傷を負った事件で、茨城県警は埼玉県三郷市在住の岡庭由征容疑者(26・無職)を夫妻に対する殺人容疑で逮捕した。

 岡庭容疑者は自宅で就寝中だった夫妻を包丁のようなもので切りつけ、殺害した疑いがある。

 昨年11月、埼玉県警は三郷市火災予防条例違反の疑いで岡庭容疑者を逮捕。続けて今年2月には茨城県警が、警察手帳を偽造販売したとして公記号偽造の容疑で逮捕していた。

「週刊女性」が当時報じた事件の一報を再公開する。(2021年2月16日公開。年齢・肩書き等は当時のまま)


* * *


「第二の酒鬼薔薇聖斗」と呼ばれて


 その男A(20代)の危険な行動については、近隣住民の間でも知れ渡っていた。

「彼が少年時代、猫の首を切り、その死骸を家の周りに埋めていたそうですね。警察犬を連れた捜査員が、捜索に当たっていたと聞きます」

「最近では、爆弾の材料を持っていたと近所の人が言っていました」

 そんな悪い噂は広まる一方、Aの人となりについては、「本人を見かけたことがないからわからないんです」

 とみな、一様に口にし、謎に包まれたままだ。

 埼玉県三郷市の川沿いに立つAの家は、周囲がブロック塀で囲われ、敷地の中は二世帯住宅になっている。

 ここからサバイバルナイフや鉈など計71本の刃物が埼玉県警に押収されたのは、今から10年近く前のこと。Aは当時、通信制高校の2年生で、2011年11月、同市の路上で中学3年の女子生徒のあごを刃物で刺してケガを負わせ、さらにその2週間後には、隣接する松戸市の路上で小学2年の女児の脇腹など数か所を刺し、殺人未遂の疑いで逮捕された

 この連続通り魔事件に加え、Aは猫の首を切断したり、放火を繰り返したりした。その行動の奇異性からネット上では、1997年に神戸市で起きた連続殺傷事件の犯人になぞらえて、「第二の酒鬼薔薇聖斗」とも呼ばれている。

昨年11月に元少年は逮捕された


 そんなAの家に昨年11月、再び埼玉県警の捜査の手が入った。隣の茨城県警から「殺人のために使えるものを所持している」との情報提供を受け、家宅捜索したところ、硫黄約45キロが見つかったのだ。危険物貯蔵取り扱いの基準に反したとして、埼玉県警は三郷市火災予防条例違反の疑いで、無職のAを逮捕した。

 現場には早朝から大勢の報道陣が詰めかけ、「通行止めになるほどだった」(近隣住民)という。

 その理由は、Aがある未解決事件の捜査線上に浮上したためである。


 その事件は、Aの家から北に約40キロ離れた、茨城県境町の民家で2019年9月に起きた。会社員の小林光則さん(当時48)と妻のパート従業員、美和さん(同50)が何者かに刃物で刺されて死亡し、中学生の長男(同13)と小学6年生の次女(同12)が重軽傷を負った。

 茨城県警などによると、犯行時間は午前0時38分ごろ。美和さんが「助けて」と110番通報して事件が発覚。犯人は小林さん宅に侵入し、2階の寝室に直行。光則さんの胸や美和さんの首に刃物を突きつけて殺害した後、子ども2人の部屋に押し入り、足や腕などを切りつけた。

 子ども2人の証言などから、犯人は帽子とマスク姿の知らない男で、ベッドで寝ていた子ども2人に「降りろ」と指示し、次女には催涙スプレーのようなものをかけたという。1階の部屋にいた大学3年生の長女(同21)は無傷だった。

 現場からは、犯行に使われた刃物は見つかっておらず、部屋が荒らされた形跡もない。この状況から茨城県警は、怨恨による犯行の可能性が高いとみて捜査を続けてきた。地元の有志も、有力な情報提供者に懸賞金100万円をかけたが、犯人は特定されていない。

 事件は迷宮入りしたかにみえたが、昨年11月に逮捕されたAが突如として捜査線上に浮かび上がり、一部週刊誌がそれを報じた。

 全国紙の社会部記者が解説する。

「Aが茨城の事件と何らかの関係があるかもしれないという情報は最初、警察庁から漏れました。それでメディアが騒ぎ出し、硫黄所持で逮捕されたときには各社が現場に駆けつけました。茨城県警の署員も1人同行しています」

 埼玉県内の現場になぜ、茨城県警の署員が居合わせたのか。同県警県民安心センターの担当者は、取材に対してこう回答するにとどまった。「(Aに関する)報道は把握しているが、埼玉県警が捜査している案件なので、コメントできない」

 人口約2万4千人の境町を震え上がらせた事件現場は、うっそうと生い茂る雑木林の中にある。周囲には畑が広がり、近くの民家までは約300メートル離れ、そこだけぽつんと孤立している。2月上旬現在、雑木林の周りには規制線の黄色いテープが張り巡らされていた。


 雑木林の中へ通じる道が1本だけ開かれているが、規制線が張られたその入り口に立つと、奥には物置の小屋や廃屋が見えるだけで、その先に小林さん一家が住んでいた一軒家があるかどうかまではわからない。

 雑木林のそばには釣り堀があり、10人ほどの客が談笑しながら釣りを楽しんでいた。

 この一軒家は、美和さんの実家だった。美和さんの父親が亡くなり、母親が1人になったため、小林夫妻が今から15年ほど前、埼玉県から移り住んだのだ。家の敷地内には当時、鯉の釣り堀があったという。

恨まれるような夫婦ではない


 小林夫妻と回覧板のやりとりをしていた近所の女性(90代)はこう語る。

「美和さんは郵便局でパート従業員として働いていました。役場のチラシを配るなど地域の活動にも参加し、おとなしくてええ人でした」

 光則さんの実家は、埼玉県でクリーニング店を営んでいた。境町に引っ越して以降も店に通っていたが、場所が遠いため、県内のゴミ処理施設へ転職したという。

 ケガをした次女と同級生の子どもを持つ別の住民女性は、こう振り返った。

「次女は明るく、礼儀正しい子で、きちんと敬語もできる。お兄ちゃんは地域の少年野球チームに所属していました。妻の美和さんとは何度もお会いしていますが、おとなしい方でした」

 このほかにも現場周辺を聞き込んだが、小林夫妻を知る住民たちは、いまだに信じられないといった様子でこう口をそろえた。

「誰かから恨まれるような人ではありません」

 そんな一家が襲われた日の夜は、激しい雨が降っていた。現場近くの中古車販売店に住み込みで働くパキスタン人男性(42)は、そのときの様子を、説明してくれた。

「小林さんは犬を飼っていました。いつもは吠えるのですが、その日は声が聞こえなかった。雨が降っていたし、友人とDVDを見ていたので気づかなかっただけかもしれません。現場周辺にマスク姿の不審人物がいたらしいですね。日本は安全な国だと思っていましたが、事件が起きてからとにかく怖いです」

 この中古車販売店には防犯カメラが設置されているが、事件発生時はパトカーが映っているだけで、不審人物の姿は確認されなかった。

 事件は発生から間もなく1年半が経過しようとしているが、今年に入って茨城県警の捜査員が、通学路における不審人物の有無について境町の子どもたちに尋ねていたという。住民への聞き込みは久しぶりのことで、Aの逮捕を受けた動きなのだろうか。

 はたして、Aは事件と関係があるのか。

 再び全国紙の社会部記者が語る。

「Aは参考人ではありますが、メディアが前のめりに騒いだだけの印象を受けます。Aと小林さん一家のつながりがまったくないんです」

 辺り一面は暗闇に包まれていた。

 犯行時間と同じ午前0時38分の現場周辺は、街灯がほとんどなく、遠くから雑木林を眺めると、真っ黒い煙が渦巻いているように見えた。初めてここを訪れた人なら、昼間以上に、その中に一軒家があるなんて想定できない。規制線が張られた入り口から中をのぞいてみても、視線の先は真っ暗で、決して足を踏み入れようとは思わない。

 つまり犯人は、雑木林の中に家があることを事前に把握していた可能性が高く、行きずりの犯行ではないだろう。

 もうひとつ気がかりなのは、深夜の時間帯に現場まで足を運ぶ交通手段だ。前述のとおり、現場は畑に囲まれた田舎町で、近くに電車も通っていない。

 もし犯人が県外の人間だとしたら、自分で車かバイクを用意しなければならない。現場は最寄り駅から約12キロ離れ、そこからタクシーを使って犯行に及ぶのは考えにくい。そもそも、そんな時間帯にタクシーが待機しているのだろうか。

 10代から20代にかけて長らく塀の中で暮らしていたAが出所したのは数年前。硫黄所持で逮捕されたときには無職だったから、車の免許を持っていないかもしれない。

元少年Aの家を尋ねると


 三郷市にあるAの家のインターフォンを鳴らすと、母親とみられる中年女性の声がした。メディアの人間だと名乗った瞬間に声色が変わり、「帰ってください」と追い払われた。置き手紙を残して後日、訪問すると口数が少ないながらも、インターフォン越しに重い口を開いた。

 母親は、茨城の事件については知っていたが、息子の関与をほのめかす報道については把握しておらず、「びっくりしている」と語った。

 Aの免許の有無に関しては、こうきっぱり言った。

「持っていません。息子は車を運転できないです」

 もちろん、無免許で知人の車を運転した可能性もあるだろう。知人に現場まで車で連れて行ってもらった可能性も否定できない。とはいえ現場の取材から、Aと小林一家をつなぐ接点が見つからない限り、事件との関連性はやはり憶測の域を出ないのではないだろうか。

 昨年11月に逮捕されたAはその翌月、消防法違反罪で起訴された。初公判は今月半ば、さいたま地裁で開かれる予定だったが、直前になって茨城県警に逮捕されたため、取り消された。容疑は警察手帳を偽造販売した疑い。小林さん一家4人殺傷事件との関連性は依然としてわかっていない。

 母親が静かに語った。

「(息子のことで)家から出たくないんです。周りの目にさらされ、まだ生きていたのかって顔をされるから。(通り魔事件から)もう9年間、ほとんど外出していませんので、変わり者と思われています」

 その弱々しい声は、「犯罪者の親」という呪縛から逃れられず、ただ生きているだけの日々に疲れ切っているように聞こえた。


取材・文/水谷竹秀

ノンフィクションライター。1975年三重県生まれ。上智大学外国語学部卒業。カメラマンや新聞記者を経てフリーに。2011年『日本を捨てた男たち フィリピンに生きる「困窮邦人」』で第9回開高健ノンフィクション賞受賞。近著に『だから、居場所が欲しかった。バンコク、コールセンターで働く日本人』(集英社文庫)など。

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大阪・女子大生殺害、容疑者が現場に残していた“強い殺意”

2021年5月10日 20:24 週刊女性PRIME

殺害された吉岡桃七さん。インスタグラムに自室らしき場所で友人と楽しそうにする姿が投稿されていた

「“お母さん! お母さん!”と泣き叫ぶ女性の声が聞こえました。しばらくして外を見ると、マンションの一室が燃え出して……」

 怯えた様子で近隣住民は語る――。

玄関ドアは開かないように細工


 4月28日の午前7時ころ、大阪府・大東市の5階建てマンションで、女子大生の遺体が発見された。

 亡くなったのは、私立大学4年の吉岡桃七(ももな)さん(享年21)。「女性の叫び声がする」と通報を受けて警察が駆けつけると、3階にある自室で、全身血まみれの状態で倒れていた。

 同時刻に、真下の部屋で火災が発生。室内では嘉本悟(かもと・さとる)容疑者(享年48)が一酸化炭素中毒で死亡していた。容疑者の部屋と真上の吉岡さんの部屋のベランダにははしごがかけられていた。

容疑者は吉岡さんの部屋に縄はしごを使って侵入。玄関ドアには外側からドアストッパーがかけられ、開かないよう細工されていた。バール状の凶器で吉岡さんの後頭部を殴打した後、動けなくなったところを槍のようなもので背後から繰り返し刺したようです」(全国紙社会部記者)

 吉岡さんには殴られたり切られた跡が数十か所見つかっており、強い殺意がうかがえる。

 そして殺害後に容疑者ははしごを使って自室に戻り、用意していた灯油を部屋にまいて火をつけ、自害した。

 犯行前、近所のホームセンターでは凶器となったバールや灯油を購入した履歴が残っており、計画的な犯行だった。

 いったい2人の間に、何があったのか……。

隣人が感じていた“恐怖”


 島根県出身の嘉本容疑者は、派遣などで職を転々としつつ、最近は吹田市にあるビルメンテナンスの会社に勤めていた。

 一方、京都府で生まれ育った吉岡さんは大学進学を機に、大阪府内のマンションに入居。大学ではサッカー部のマネージャーを務めていた。

「桃七さんは明るい性格で、学級委員長を務めるなどクラスを引っ張ってくれる人でした。人に嫌われるような子ではなかった」(中学の同級生)

 そんな彼女をなぜ、これほど残忍な方法で殺めたのか。

「事件直前、容疑者は他の部屋の生活音に悩んでいると周囲に話していたようです」(前出・記者)

 つまり、真上にある吉岡さんの部屋の音に悩んでいたということだろうか。しかし……。

「たまに友人を呼んで、話し声が聞こえてきたことはありましたが、騒音というほどではありませんでしたよ。全然気になりませんでした」(マンションの近隣住民)

 マンションは築26年の鉄骨造、家賃は月4万円ほど。 

 吉岡さんのインスタグラムを見ると、自宅らしき場所で友人とパーティーを楽しんでいる様子も投稿されており、多少、周囲に音が漏れていた可能性は考えられる。

 仮に騒音が酷かったとしても管理会社や警察に相談すれば済むわけで、殺して良い理由には当然ならない。特に事件前まで、マンション内で騒音などのトラブルが起きたこともなかったという。


 一部報道では、事件直前、容疑者の隣に住んでいた男性住民が就寝中にもかかわらず夜中から朝にかけて玄関のドアをドンドンと執拗に叩かれたと証言している。騒音トラブルだけが問題ではないということか……。

 謎の多い今回の事件。新潟青陵大学大学院の碓井真史教授(犯罪心理学)によると、

「近所の騒音がトラブルになることは珍しくありません。心のバランスを崩してしまった人の場合、些細な音でも過敏に感じてしまい、あたかも自分を嫌がらせるためにうるさくしていると被害妄想を抱くこともあります」

 そのうえで、

「騒音があったら、普通は管理会社に相談するなどの対策をします。それが何らかの理由で精神的に深く追い詰められていると、目の前の嫌なことから逃れられれば後はどうなっても良いという心情に至り、中には極端な行動に出てしまう人もいます」

 近所の住民を選ぶことはできないため、未然に防ぐことは難しいが、

「他人同士だと、赤ちゃんの泣き声ですら騒音になってしまいます。事前に挨拶をしておいたり、危ない人がいたら不必要に相手をイラつかせないよう努めるしかありません」(碓井さん)

 それでも何の前兆もなく起きた今回のような事件は防ぎようがない。いつ、誰が同様の犯罪に巻き込まれてもおかしくないと考えると恐ろしい。

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草なぎ剛、いまいちばん会いたいのは“両親”

2021年5月7日 20:24 週刊女性PRIME

草なぎ剛 撮影/廣瀬靖士

 映画『ミッドナイトスワン』で日本アカデミー賞最優秀男優賞と最優秀作品賞を受賞した草なぎ剛。大河ドラマへの出演に、さらに今後は2本の舞台が控えている。役者として、そしてひとりの人として、今何を思うのかーー。

大河の洗礼を受けてる感じです(笑)


――映画『ミッドナイトスワン』で日本アカデミー賞作品賞&主演男優賞受賞おめでとうございます!

「うれしかったですね。台本を読んだときも完成したものを見たときも、自分の中では素晴らしい作品だなと確信していたんです。見てくださった人も同じように感じてくれて、“#追いスワン”みたいな形でSNSで拡散して、作品の後押しをしてくれた。みなさんに育ててもらった感覚があって、僕の中でもさらに特別な作品になりました

――大河ドラマ『青天を衝け』の徳川慶喜役も非常に印象的です。

時代劇だからセリフも難しいし、馬に乗るちょっとしたシーンを撮るために夜中の2時出発でロケに行ったり、結構ハードです。撮影までの準備にも時間がかかるし、大河ってこんなに大変なんだって洗礼を受けてる感じです(笑)」

――5月14日から舞台『家族のはなし』が再演されます。

「日常をのぞき見しているような作品だから、声もそれほど張らずにナチュラルな芝居をしなきゃいけない。自分的にも挑戦だったんですけど、観客のみなさんと通じているなと感じられることができた。こういうのもありなんだって舞台観が変わりました。今回はより自然な空気感をつくって、家族の温かさや大切さを伝えたいですね

――いっぽう11月には、ファンキーでエキサイティングな舞台『アルトゥロ・ウイの興隆』の再演も。

「『家族のはなし』とは真逆で、歌って踊って、飛んで跳ねて、舞台の上で暴れまくる。今の自分をどれだけ劇中で放出できるかがキモで、技術というよりも体力勝負。元気があればできる。猪木さん方式ですよ(笑)。フィジカルもメンタルも徹底的に鍛え直す覚悟で臨まなきゃいけない。『家族のはなし』でうまく舞台感覚を取り戻して、『アルトゥロ・ウイ』につなげていきたい。大河もあるし、今年は役者仕事が充実している。覚えなきゃいけないことだらけで大変だけどね(笑)

いまこの人に会いたい!



 「なかなか人と会えない状況が続いているから人恋しくもなったりする。なかでもいちばん会いたいのは両親かな。電話では話すけど、全然会えていないので。年を重ねると身近な人を大事にしなきゃなという気持ちが年々強くなるんですよね。照れくさいなんて言ってられないなって。もうすぐ母の日だし、何か贈ろうかな」

舞台で生きていることを実感



「舞台のいちばんの魅力はやっぱり“生”だっていうこと。緊張感もハンパないし、同じ芝居をやっても絶対に同じにはならない。めちゃくちゃ汗かくし、ものすごく疲れるけど、“俺、今、生きてる”っていうのをいちばん実感できるのが舞台。お客さんとの一体感と終わったあとの充実感はたまらない。舞台はやめられないですね」

素敵な女優さんと夫婦に



 「先日、放送された宮城発地域ドラマ『ペペロンチーノ』では吉田羊さんと夫婦役を。作品や役に対しての気持ちがよく似ていて、話さなくても通じ合えた……すごくいい夫婦になれた気がします。『家族のはなし』で僕の妻を演じてくれるのは舞台『蒲田行進曲』以来の戦友・小西真奈美さん。こちらも彼女とじゃなきゃできない夫婦になると思うので楽しみです」

取材・文/蒔田陽平

スタイリスト/黒澤彰乃 ヘアメイク/荒川英亮

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タレントによる失言、“復帰できるボーダーライン”とは

2021年5月7日 20:24 週刊女性PRIME

 社会的弱者への偏見や差別用語などで、表舞台から消えるタレントたち。なぜ彼らは失言をしてしまうのか? 人を貶める発言は絶対に許されるものではないが、その後に復帰できる者と、消えてしまう人の違いとはーー。

(左から)岡村隆史、あびる優、石田純一、田原俊彦

 3月12日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)で、アイヌ民族に対する不適切なネタを披露したお笑い芸人・脳みそ夫(41)のひと言が大きな波紋を広げている。

 同番組内で、アイヌ女性のドキュメンタリー作品を紹介した後、「ここで謎かけをひとつ~」とアイヌ民族に対する差別的ともとれる言葉を発してしまったのだ。この件については、BPO(放送倫理・番組向上機構)の放送倫理検証委審議入りが決まった。

 不適切な発言について、北海道アイヌ協会は猛抗議。本人が謝罪するだけでは収まらず、『スッキリ』MC陣も深謝。さらには、政府が再発防止に向けた対策を検討する方針を伝えるまでに発展し、日本テレビホールディングスの大久保好男会長も謝罪する事態となった。

失言で窮地に追い込まれた芸能人


 “口は禍のもと”とは、まさにこのこと。脳みそ夫の今後を心配する声も上がっているが、振り返ると失言で窮地に追い込まれた芸能人は少なくない。


 古くは、スポンサーを激怒させた乱一生「2分間のCMのうちにトイレに行かれる方はトイレへ行ったほうがいいですよ」発言。そして、活動自粛にまで追い込まれた倖田來未(38)の「35歳を過ぎると羊水が腐る」発言も大きな物議を醸した。

 最近では、岡村隆史(50)の「美人さんがお嬢(風俗嬢)やります」発言が記憶に新しいところだろう。なぜ失言をしてしまう芸能人は、後を絶たないのだろうか?

 炎上騒動に明るいネットニュース編集者兼ライターの中川淳一郎氏は、

昔に比べると、ネットやSNSなど芸能人の発信機会が自由、かつ増加している。失言しやすい環境になっているため、今後はもっと増えていくのではないか

 と説明する。

ネット上での失言が消えづらい理由


 過去の失言の多くは、先述した乱一生のように番組内でポロリしてしまうケースや、「不倫は文化」発言で騒動を巻き起こした石田純一(67)のように突撃取材などで失言をしてしまうケースがほとんどだった。

 しかし、ブログやツイッターが定着するようになると、ネット発の失言が目立つようになる。その最たる例が、《自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ! 無理だと泣くならそのまま殺せ!》というタイトルのブログを投稿した長谷川豊(45)だろう。大炎上後、レギュラー番組を降板する事態になり、いまなお発言による傷痕は深い。


「失言についてのニュースがネットで読まれると炎上し、より多くの人の目に止まり、結果、PV数が稼げます。雨後のたけのこ状態よろしく、次から次へとその失言に関する記事が各社から発信されるため、渦中の芸能人から失言のイメージが消えづらい」(中川氏、以下同)

 その嚆矢となった失言が、倖田來未の「35歳を過ぎると羊水が腐る」発言だと、中川氏は指摘する。

「この失言は、彼女がパーソナリティーを務めるラジオ内でのひと言。ラジオという比較的パーソナルな媒体においても炎上し、ネットニュース化、つまりメディアにとって価値があることが示された出来事だったと思います。以後、芸能人のラジオ内の発言もマスコミがチェックすることが当たり前になったほどです」

 岡村隆史の失言も、ラジオ内での出来事だった。彼からすれば、いつものノリで発したひと言だったのだろうが、そうは問屋が卸さない。見事にネットニュース化され、大騒動に発展した。

 実際、あるスポーツ紙の記者は、「数字が取れそうな人の発言は常にチェックしています。テレビはもちろん、ラジオやSNSでの言葉にも注視している」と明かす。一方で、「ネットの発展がファクトチェックの機会になっている」と中川氏は付け加える。

ネットがなければ致命傷にならなかった


「“僕くらいビッグになると~”という発言だけをマスコミに切り取られた田原俊彦(60)のBIG発言は、マスコミが前後の言葉を要約し、キャッチーな部分だけで作られた“失言”。


 ところが、彼のイメージは凋落した。もし、あの時代にネットがあれば、“トシちゃんはそんな意味で言っていない”とファクトチェックが働き、致命傷にはいたらなかったと思います」

 同じく、石田純一の「不倫は文化」発言も要約されたニセ失言だ。言説のソースや事実を確認できるという意味では、ネットならではの利点もあるというわけだ。

 一般人による揚げ足取り的な行為から失言にいたるケースもある。例えば、「注文していないのに水代として800円取られた」とレビュー投稿されたことに対し、貧乏人のレビューはあてにするなといったニュアンスの反論が失言と解釈された川越達也(48)は、「被害者ではないか」と中川氏は分析する。

「生意気な反論をしたということで袋叩きのような目に遭った。そもそもレビューがなければこのような事態にはなっていない。メディアは、司法、行政、立法に次ぐ“第四の権力”と呼ばれるが、今や一般人が“第五の権力”になっている」

 ツイッターなどで有名人に絡んでいく一般人もこの部類に入り、芸能人に向かって突撃する“当たり屋”のような一般人に巻き込まれることで、失言まがいの態度を取ってしまう芸能人もいると説明する。

致命傷になる失言とならない失言の違い



 過去、深夜番組内で「集団万引きを繰り返し、店を閉店に追い込んだ」と告白したあびる優(34)は問題外だが、仮に「赤信号だったけど車が走っていなかったので、横断歩道を渡った」と、このご時世に発しようものなら、“第五の権力”から火をつられてもおかしくないという。

 前出のスポーツ紙記者が、「言葉や表現が制約されるようなものですから、芸能人、特にお笑い芸人はストレスがたまっているようです。“人を傷つけない笑い”などと称される第7世代は、時代に敏感なのでしょう」と語るように、芸能界も過渡期を迎えているといえそうだ。

 そのうえで、失言をしたことで致命傷にいたる芸能人とそうではない芸能人がいる点も見逃せない。前述した長谷川豊、倖田來未、岡村隆史らは深手を負ったが、「どうして生まれてから大人になったときに照明さんになろうと思ったんだろう?」など独特の職業観を語った広瀬すずは、非難こそされたが、イメージの急落にはつながっていない。

 この点について中川氏は、「変えられない現実に対して揶揄したり、バカにしたりする発言は、取り返しのつかない失言になっている傾向がある」と語る。

「倖田來未の発言は35歳以上の女性を傷つけ、長谷川豊も人工透析をしている病人を傷つけた。年齢や性差、障害、持病など変えることができない問題に直面している人や対象に対する失言は、暴言になる」

 東日本大震災が起こった際、自身のツイッターで《くだらね、世の中チャリティ産業かょ!?》などとつぶやいたマリエは、同年ファッションの勉強という名目で、表舞台からしばらく姿を消した。被災地を傷つける配慮なき発言と受け取られても仕方ない。

 一方、川越にレビュー投稿者は傷つけられたかもしれないが、貧乏な人がお金持ちになる余地はある。広瀬すずの件も、転職という余地がある。変えることが可能な問題の場合、延焼範囲が広がりづらく、他者に与える失言のイメージも根深くなりにくい。

「今回の脳みそ夫のアイヌ民族に対する失言も同様ですが、変えられない問題は人権団体などの抗議に発展する。失言をした芸能人への風当たりは強くなり、アレルギー反応を示す人も増えるため、芸能活動に大きな支障をきたしてしまう」

 ただし、“老害”という言葉は、「権力者のイメージがあるので、判官びいきを好む日本人的にはグレーでしょう。ですが、変えられない問題ですから、いずれは失言案件になるのではないか」と苦笑する。

 昨今は、ユーチューブに進出する芸能人も増えている。今後は、ユーチューブ発の失言も増えることが予想されるだけに、芸能人のみなさま、いま一度「舌は禍の根」であることをお忘れなく。

なかがわ・じゅんいちろう……博報堂を退社後『TV Bros.』編集者を経て、2006年からネットニュース編集者に。炎上問題やウェブに関する著書多数。近著に『恥ずかしい人たち』(新潮新書)

(取材・文/我妻アヅ子)

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池袋暴走事故、遺族を絶望させた被告人の“強気”発言

2021年5月7日 20:24 週刊女性PRIME

飯塚幸三被告('20年12月3日)

「妻と娘の命を奪ってしまうのなら……(被告と)永久に出会いたくなかった……。知らない人でいたかった」

 今回の公判後に開かれた記者会見で、妻・真菜さん(享年31)と長女・莉子ちゃん(享年3)を事故で失った松永拓也さん(34)は涙を流しながら語った。そして、

「(被告は)簡単に“申し訳ない”とか言ってほしくないですよ。“自分は悪くない”と言っているんですから」

 と声を荒げた――。

検察側が指摘した5つの相違点


 '19年4月に11人の死傷者を出した「池袋暴走事故」。その第7回公判が4月27日、東京地裁で開かれた。過失運転致死傷罪が問われている“上級国民”こと飯塚幸三被告(89)は、いつものように黒のスーツ、黒のネクタイ、白いYシャツの姿に、べっ甲色の眼鏡をかけ、車イスに乗って出廷した。

 この日は、弁護人側、検察側の双方からの被告人質問。初公判以来の被告人の発言に、注目が集まっていた。

 弁護士側は終始、被告のミスはなかったことを強調するような質問を繰り返し、被告は証言を続けた。

 一方、検察側は被告の記憶とドライブレコーダーの映像には、5つの相違点があったと指摘。検証の結果は次の通りである。

(1)
【被告】最初に車線変更をしたのは、東池袋交差点のカーブを曲がりきってから
【ドラレコ】曲がっている最中に車線変更をしている

(2)
【被告】そのとき、車の前を走行していたのは、自転車
【ドラレコ】走行していたのはバイク

(3)
【被告】ひとつ目の交差点で何かに接触
【ドラレコ】子どもと接触

(4)
【被告】ふたつ目の交差点で見えたのは、赤信号と乳母車
【ドラレコ】赤信号と自転車

(5)
【被告】車線変更は1回
【ドラレコ】3回


 この5つを、検察側は鋭く追及した。しかし、一部は率直に認めたものの、

「いまでも、そういう記憶しかありません」

 と、被告は頑なだった。

「タクシーは使い勝手が悪い」


 検察側は、さらに詰問。

「警察の調書に、“運転中にパニックになったので、ブレーキとアクセルを踏み間違えたかもしれません”とありますが?」

 すると飯塚被告は、

「警察とはいろんな話をしましたが、警察から“間違えたのではないか?”と尋ねられたので、そう言ったかも。でも、いまの時点ではそうは思っていません」

 ときっぱり。

 検察側は高齢者のブレーキとアクセルの踏み間違いについても言及。運動能力、判断能力、認知能力は高齢になれば低下していくものだが、その認識はあるかという問いに、

「運動能力も認知機能も、少なくとも車の運転には問題ないと思っていました」

 さらに、車を使用する理由については、


「電車やバスは乗り換えなければいけないので、時間がかかる。タクシーは時間がかかって使い勝手が悪いので」

 とも……。

 記者会見に松永さんとともに同席した、真菜さんの父親である上原義教さん(63)も、

「こういう人は、どんなことがあっても、反省はしないんだろうなと。デタラメで……。本当に心から悔しい」

 と怒りと悲しみが入り混じった複雑な表情を浮かべていた。圧倒的に不利な立場に立たされた飯塚被告。2か月後に行われる被害者遺族の松永さんの直接質問に、被告はどう答えていくのだろうか。

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cat_1_issue_oa-shujoprime oa-shujoprime_0_td36crsf9m87_東京五輪「辞退して」池江璃花子らアスリートに批判が td36crsf9m87 td36crsf9m87 東京五輪「辞退して」池江璃花子らアスリートに批判が oa-shujoprime 0

東京五輪「辞退して」池江璃花子らアスリートに批判が

2021年5月7日 20:24 週刊女性PRIME

左から菅義偉首相、池江璃花子選手、小池百合子都知事

 5月5日、東京五輪の本番コースを使用した、テスト大会に位置付けられた『北海道・札幌マラソンフェスティバル2021』が開催された。一般ランナーの参加中止措置がとられた同大会が終了すると、その午後に北海道は「まん延防止等重点措置」を国に要請。そして札幌市は、新たに126人の新型コロナウイルスの感染が市内で確認されたことを発表したのだった。

「2回目の緊急事態宣言が全国で3月21日に解除され、その4日後に聖火リレーがスタート。そして4月25日に4都府県に発令された宣言も、当初は5月11日までという短期間に納めようとしていました。5月17日にIOC(国際オリンピック委員会)のトーマス・バッハ会長の来日が調整されていたことから、これも“五輪ありきの施策ではないか”との見方がされています。

 東京五輪の強行姿勢を崩そうとしない菅義偉首相をはじめとする政府、そして都知事の小池百合子に対する国民、都民の不信感は日に日に募っています」(全国紙記者)

 5月2日には西村康稔経済再生担当相が記者会見で、「屋外でマスクをつけていても感染が確認される事例の報告が相次いでいる」と不要不急の外出を控えるよう訴えるも、一方でスポンサー車両のパレードを引き連れた聖火リレーは中止されずにGW中も強行するなど、その矛盾点も指摘されている。

 昨年にコロナ感染拡大の観点から延期となり、7月21日に開会式を予定している「東京2020オリンピック」だが、第4波とされる状況下で国民の多くが開催を疑問視している。4月に共同通信が実施した世論調査では、「中止すべき」と「再延期すべき」が合わせて7割を超えていたのだが、1か月過ぎた今では割合はさらに増加していることも考えられる。

 先の札幌マラソンにおいても、沿道の応援客に紛れて「東京五輪中止」などと書かれたプラカードやメッセージボードを掲げる者も現れるなど、一部で明確に中止を求める運動も見受けられるようになっている。

「特にネットでは、“東京五輪の中止”を求める声が高まっています。ツイッターでは“東京五輪の中止を求めます”“東京オリンピック中止”といったハッシュタグをつけた投稿が目立つようになり、一時はトレンド入りするほどに。

 また、かつて都知事選に立候補した宇都宮健児弁護士は、東京五輪中止を呼びかけるオンライン署名を始めて開始2日間で、20万(5月7日正午時点)に届こうとしています。招致計画自体を反対していた宇都宮氏だけにコロナに関係なく政治的な面も見受けられますが、声を上げる著名人に追随する国民が多いのも事実。波は大きくなりそう」(前出・全国紙記者)

 署名の宛先はバッハ会長や菅首相、小池都知事、丸川珠代五輪相、そして橋本聖子五輪組織委会長となっているが、互いの出方を牽(けん)制することに必死に見える彼らには“国民の声”は届かないのかもしれない。

池江さん、五輪出場を辞退して


 一方で、東京五輪の中止を求める声は“現場”に向けられようとしている。実際に競技に参加するアスリートだ。

 急性リンパ性白血病から劇的な復帰を果たし、見事に競泳メドレーリレー代表内定を勝ち取った池江璃花子選手。組織員会や大会スポンサー、大手広告代理店ら携わる関係者から“東京五輪の象徴”としての期待を一身に受ける彼女だが、そのツイッターには応援する声のほかに、

池江璃花子さん、オリンピック出場を辞退していただけませんか? 人の命より大事な夢などありません。このまま選手として参加したら、コロナで多くの人を死なせた東京オリンピックにあなたも加担したことになります

池江選手ほどの実力があり、影響力のある選手だからこそ、「今の状況のオリンピックには出ない」という決断をして欲しいと思います。そんな池江選手に、他の選手達も続くでしょう》

《子どもの運動会が無くなった、修学旅行も無くなった、部活動もできないと聞いてもオリンピックは必要だと思いますか?》

 池江選手に「辞退」を求め、中止に向けて声を上げるように訴えるリプライがつけられているのだ。いずれも緊急事態宣言発令後の4月下旬から5月上旬にかけて投稿されたもので、ほかにも同じく競泳の瀬戸大也選手や、陸上競技の新谷仁美選手ら特にメディア露出の多い有名アスリートに同様の声が投げかけられている。

アスリートが「辞退」できない現実


 五輪競技を取材するスポーツジャーナリストは「アスリートを責めるのはやめてほしい」と擁護する。

「それこそ大半の選手がスポーツに人生をかけています。記録も去ることながら、結果を出すことは彼らの生活にも直結するわけで、特に東京五輪という“晴れ舞台”でメダルを狙える選手、全盛期を迎えている選手は是が非でも出場したいのが本音でしょう。アスリートにとって、五輪でのメダル獲得は人生における大きな目標であることは理解してほしい」

 また引退後は“元オリンピアン”、“元メダリスト”という肩書きで、国や公共団体、また組織委員会などが主催するスポーツイベントにも呼ばれることもある。さらにタレントやキャスターへの転身を考えているのならば、スポンサーや広告代理店の意に反することはできないといった事情もある。

「それにマイナースポーツの場合、五輪は競技発展の場でもあります。そこで出場選手が辞退や中止などと“声が上げた”とすれば、他の選手や所属する連盟にも迷惑がかかるおそれがある。ある種、閉鎖的な世界で生きているのも事実で、アスリート自らが辞退を申し出るにはあまりにもリスクが大きい。彼らも非常に弱い立場にいるのです。

 そういう意味では、彼らも、のらりくらりと対応を先伸ばして責任をなすりつけようとする政治家たちの犠牲者。批判の矛先まで“アスリートファースト”にはしないでほしいですよ」(前出・スポーツジャーナリスト)

 五輪が開催する方向で進んでいる今、アスリートたちができるのは本番で100%のパフォーマンスを披露し、国民に勇気と元気を与えるために粛々と準備を整えることだけだ。

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cat_1_issue_oa-shujoprime oa-shujoprime_0_c6t01hbt38hj_山尾志桜里議員、議員パス問題に現れる「強烈な自己愛」 c6t01hbt38hj c6t01hbt38hj 山尾志桜里議員、議員パス問題に現れる「強烈な自己愛」 oa-shujoprime 0

山尾志桜里議員、議員パス問題に現れる「強烈な自己愛」

2021年5月7日 20:24 週刊女性PRIME

「ヤバい女になりたくない」そうおっしゃるあなた。有名人の言動を鋭く分析するライターの仁科友里さんによれば、すべてのオンナはヤバいもの。問題は「よいヤバさ」か「悪いヤバさ」か。この連載では、仁科さんがさまざまなタイプの「ヤバい女=ヤバ女(ヤバジョ)」を分析していきます。

2016ユーキャン新語・流行語大賞で「保育園落ちた日本死ね」の受賞者として笑顔であいさつする山尾志桜里氏(当時は民進党)

第56回 山尾志桜里議員


 多くの心理学者が指摘しているとおり、人が人を判断するとき、外見や学歴は大きな判断材料となりえます。小泉進次郎環境大臣や吉村洋文大阪府知事など、本来なら実行力で勝負すべき政治家がイケメンとして話題になるのも、大衆が「中身より外見」を求めてしまうことの表れかもしれません。有名企業に有名大学を卒業した学生が多く入るのも「有名大学の人は優秀なはず」というバイアスが働いているせいもあるでしょう。

 しかし、その人の人となりのようなものを見るときに欠かせないのが“カネ払い”ではないでしょうか。なぜなら、人はウソをつくけれど、カネはウソをつかないから。私ならどんなに弁舌さわやかで見た目がよくても、税金や借金など払うべきものを払わない人は信用しません。

 そういう意味で言うのなら、国民民主党の山尾志桜里議員はかなりヤバい人と言えるのではないでしょうか。

お金に対するセコさは 今に始まったことではない


 山尾議員が、マッサージや食事、そして「ある男性」の家に向かう際、「議員パス」を使っていたことを『週刊文春』が報じています。「議員パス」は選挙区内の移動や公務出張するときに新幹線、特急、指定を含むJR全路線を無料で利用できる特殊乗車券で、原資はもちろん税金です。

 交通費といっても、移動距離から考えるとせいぜい数百円。どんだけセコいんでしょうか。山尾議員はツイッターで《公私の別を大切にしている自分として、その区別が曖昧にみえる行動をとるのはよくないと深く反省しています。今後このようなことがないように十分に気をつけてまいります。本当に申し訳ありませんでした》と謝罪しています。

「不正利用はしていないよ、でもそう見えちゃったならゴメンネ☆」と言っているように聞こえますが、私に言わせると山尾議員の「このようなこと」は前にもありましたし、「公私の別」を大切にしているとは到底思えません。

 実は、彼女のお金に対するこすっからい話は今に始まったことではありません。2016年、民進党時代に事務所の経費として、地球5周分にあたるガソリン代を計上していたとして問題になりました。山尾議員は「元公設秘書が2011〜12年に165件、計217万円の不正利用を認めた」と説明していますが、不正で手に入れたカネの使途については「元秘書側に確認できなかったが、総支部や後援会などの政治活動に使われた事実はない」と説明しています。なぜ確認できなかったのに、断言できるのか不思議です。この他にも、あまり話題にはなりませんでしたが、2012年の収支報告書では2か月で約18万円ものコーヒー代が計上されています。

 一般的に人がカネにセコくなる理由を大きく2つにわけるとすると、1つめは「本当にお金がない」ことがあげられるでしょう。背に腹は代えられませんから、お金がないと、なりふり構っていられません。

 2つめは「自分大好き」な人が考えられます。企業においても昇進するたびに権限は増えていきます。それは役職に対して与えられる権利なわけですが、それを「自分の価値だ」と勘違……いえ、解釈する人は「これくらい、いいだろう。自分にはそれだけの価値があるはずだし、その分貢献している」と際限なく求めてしまうのではないでしょうか。

 国会議員の山尾議員が金欠ということは、考えにくい。となると、「自分大好き」タイプだと言えるのではないでしょうか。カネそのものが欲しいというより、「もっと欲しい、なんでも欲しい」という強い自己愛もしくは上昇志向のなせる業なのではないでしょうか。

 仮に山尾議員が自己愛が強くても、それは個人の資質ですから、他人がとやかく言う筋合いはありません。しかし、得てして自己愛が強すぎる人の欲しがる欲望というのは、とどまることを知らず、だいたいヤバいことをやらかします。しかも、山尾議員の場合、国会議員として歳費を与えられており、その原資は税金です。こう考えると、見過ごせない点がいくつもあります。

山尾議員と倉持氏はズブズブの関係


 2017年に『週刊文春』は、先の「ある男性」と山尾議員の不倫疑惑を報じています。当時、民進党だった山尾議員は幹事長昇進目前に、都内の高級ホテルで9歳年下の倉持麟太郎弁護士と密会。当時は二人とも既婚者でしたから、ダブル不倫です。山尾議員は男女関係を否定、ホテルは「一人で宿泊した」と釈明していますが、『文春』はそう来るだろうと思っていたとばかりに、翌週第2弾を投下。打ち合わせしていた部屋が、部屋のほとんどをダブルベッドが占めていて、とても事務作業ができるような空間でなかったこと、二人が翌朝5時までホテルに滞在していたと報じています。

 不倫も問題ではありますが、私がもっと気になるのは、このホテル代はどこから出ているかということなのです。「打ち合わせだ」と山尾議員が言うからには、経費として計上している可能性は高いのではないでしょうか。しかし、『文春』の報道から考えるのなら、二人が男女の関係でないというほうが無理な話でしょう。税金を使って、高級ホテルで不倫ってアリなんでしょうか? いつもうやむやになってしまうことが気になります。

 男女関係を否定した山尾議員ですが、その後、倉持氏を自身の政策顧問として起用することを発表しました。2019年の『週刊文春』では、国会に無届で二人が海外旅行に行ったことが報じられていますし、今回の「議員パス」不正使用の際も、山尾議員が倉持氏の自宅を訪れています。山尾、倉持両氏はすでに離婚しており、不倫には当たりませんが、カネの絡んだズブズブの関係で「公私の別を大事にしている」とは思えません。

 しかし、山尾議員が必死に倉持氏を囲い込む女心もわからないでもない。そうでもしないと、倉持氏をつなぎとめるのは難しそうだからです。

 2017年二人の不倫報道が出たころ、『週刊文春』は倉持氏の過去の婚約不履行についても報じています。倉持氏が弁護士事務所を開設するまで結婚を前提に同棲していた女性がいたそうですが、その女性に突然別れを切り出し、倉持氏はキャビンアテンダントの女性と結婚してしまいます。

 弁護士になるまではフツウの女性に支えてもらい、弁護士になったらキャビンアテンダントという“美ブランド”の女性に乗り換える。こういう「自分にとってどちらがプラスか」を常に考えているかのような男性と一緒にいたいのなら、何か“ご褒美”を与えないといけないでしょう。野心家で移り気な若いオトコに差し出したのが政策顧問という地位と肩書きだったのではないでしょうか。

政治家の不正を 放置・黙認したままでいいのか


 ギブ&テイクの成り立った関係のような感じもしますが、これでうまくいくのかというと、そうも思わないのです。自分の利に敏感な人は常に「もっと、もっと」ですから、「これで十分だ」ということはないと思います。

『週刊文春』によると、現在、倉持氏は夏目三久似の女性と親しくしているそうです。倉持氏は独身ですから誰と交際しようと自由ですが、もし、男女の関係が続いているなら、山尾議員に対するひどい裏切りとみることもできるでしょう。しかし、話はいたってシンプルで、元カノや前妻にひどいことをする人は、今の彼女にも同じことをするということではないでしょうか。加えて、山尾議員と倉持氏は「もっと欲しがる」「自分のことしか考えない」という意味で似たもの同士であり、お似合いのヤバカップルと言えると思います。

 同誌は山尾議員の「議員パス」不正利用に加えて、倉持氏の前妻が昨年自殺したことも報じています。倉持氏と離婚する際、前妻は生活と健康上の不安から長男の親権を手放さざるをえず、離婚後はうつ病もわずらっていたそうです。不倫は誰かが傷つくことは避けられませんが、最悪の結末を迎えてしまいました。が、おそらく山尾議員も倉持氏も何の痛痒も感じないタイプだと思います。

 普通、芸能人は不倫がバレると会見を開きます。イメージ商売ですし、スポンサー対策も兼ねているのだと思いますが、本当に問題にすべきは政治家の不倫ではないでしょうか。

 国からお金をもらっていて、国のお金を簡単に使うことができる。仮に不正を働いたとしても発覚しなければ、その原資を納めている納税者には気づかれない。そんな立場の人が不倫をするというのは、大げさに言うと、納税者への侮辱もしくは国の私物化といえるのではないでしょうか。

 日本には姦通罪がありませんから、不倫に対する刑事罰はありません。倉持氏の前妻の自殺も、山尾議員がほう助したわけではありませんから、関係ないと言われたらそれまででしょう。しかし、法に触れないなら、何をやっても許されるのか。テレビやネットでは芸能人の不倫のニュースは長引きますが、政治家のそれは2〜3日で終わってしまいます。おそらく、今回もうやむやになってしまうのでしょう。

 政治家のヤバいことを放置して黙認する国民はヤバくないのか。そろそろ、真剣に考えたほうがいい時期だと思います。


<プロフィール>

仁科友里(にしな・ゆり)

1974年生まれ。会社員を経てフリーライターに。『サイゾーウーマン』『週刊SPA!』『GINGER』『steady.』などにタレント論、女子アナ批評を寄稿。また、自身のブログ、ツイッターで婚活に悩む男女の相談に応えている。2015年に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)を発表し、異例の女性向け婚活本として話題に。好きな言葉は「勝てば官軍、負ければ賊軍」

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