平野レミ
「最終回が気になって樹里ちゃんに聞きたいんだけど、電話に出てくれないの~。姑が最終回の内容をバラしちゃうのを恐れてるのかしら(笑)」
「嫁姑」よりは「友人同士」
「樹里ちゃんが出てるから、このドラマは欠かさず見てましたよ。そしたら毎回、号泣しちゃって」(平野、以下同)
「息子から女優さんと結婚するって聞いたけど、“きっと知らないから”ってなかなか名前を言わなかったのよ。やっと口を割って“上野樹里さん”って聞いたんだけど、やっぱり知らなかった(笑)」
「樹里ちゃんは和田家の家族旅行にも参加してくれるし、全然芸能人っぽくないのよ。あたしのスタッフが事務所に集まって花火を見たときも夫婦で来てくれた。翌日に早朝の撮影が入っていたのに、夜遅くまで付き合ってくれたわ」
「ふたりきりでプールに行ったり、ご飯を食べたり。でも、樹里ちゃんは次の撮影の準備があったみたいで、いきなり台本を渡されて“レミさん、このセリフ言ってみて”って。検事役をやったわよ~(笑)」
「徳光さんがロケ中に“樹里ちゃんは素敵な女優だ”って褒めてくれたの。うれしくなっちゃって、樹里ちゃんにいきなり電話して徳光さんと話してもらったのよね~」
もっと息子を産めばよかった(笑)
「関心を持ちすぎないことが秘訣かもしれないわね。私は私、嫁は嫁だから、いい意味でどうだっていいのよ~」
「だって、息子の面倒を見てくれて、ご飯作ってくれるなんて、最高じゃな~い。私にとって、嫁は娘みたいなもの。学費も食費も払わずに、タダで完成した娘がわが家に来てくれたって感じね」
「2人とも背もデカいし目もデカいし態度もデカいし。とにかく立派。こんなにいい娘がウチに来るなら、もっと息子を産めばよかったわ(笑)」
「樹里ちゃんがあたしの家に来て、“ちゃんと掃除しなきゃダメですよ”“冷蔵庫は少し整理したほうがいいですよ”なんて言うけど、裏がないから嫌な気持ちにならないのよ~。それで、断捨離を始めたくらいだし」
「あたしが作ったのかって味なのよね~。家族が食べ物でつながっている感じがする。長男の家を訪ねると、樹里ちゃんが“レミさん、お酒飲んでてね”と言ってくれて、手際よく料理を作ってくれるわ」
「あたしの万能『レミだれ』を嫁に作って渡してたのよ。すごくおいしいと言ってくれて味のベースになっているのかも。商品化されたから、あたしが作る手間がなくなってラクチンよ(笑)」