10月5日に52枚目のシングル『涙のない世界』をリリースする男女7人組パフォーマンスグループAAA。昨年デビュー10周年を迎え、今年は過去最高の21万人を動員したアリーナツアーを成功させた。グループ単独では初となる東京ドーム&京セラドーム(大阪)公演を11月に控えているメンバーに、あらためて7人の関係性や今の気持ちを聞いてきました。
写真左から:末吉秀太(29)、伊藤千晃(29)、與真司郎(27)、浦田直也(33)、宇野実彩子(30)、西島隆弘(30)、日高光啓(29) 撮影/坂本利幸
西島「僕たちは関係性をしっかり築いてから組んだわけではなくて、各自がオーディションを受けて集まったグループだったんです。ぶつかることもたくさんあったけど、あらためて10年間を振り返ると、時間が必要な7人だったなって思います」
宇野「私たちが前に進み続けること、みなさんに求めてもらえるような存在であり続けること、どちらが欠けてもダメだったはず。奇跡に近い10年だったなと感じますね」
──デビュー当時は10代のメンバーがほとんどでしたが、一番変わったと思うのは?
日高「末吉くんの髪色と髪型!」
末吉「もともと美容師だったので。(本誌が「そうなんですか!?」と驚くと)……嘘です、すみません(笑)」
浦田「見た目で言えば、(與)真司郎も。一番若かったし、すごい子どもだった。身長も小さかったんですよ」
與「宇野ちゃんより小さかったです。16歳でデビューして何もわからないまま大人になってしまいました(笑)。自分では、英語をしゃべれるようになったこと」
西島「真司郎、昔は海外に行くことも嫌いだったよね」
與「アメリカ人の友達ができてから変わったんです。今は向こうに住めるくらいの英語は話せます」
浦田「……日本語も危なかったのにね(笑)」
宇野「日高くんは昔、カラフルでカジュアルな服装が多かったけど、最近はモノトーンで大人っぽくなりました」
──では、男性陣から見て、女性メンバーの変化は?
末吉「宇野ちゃんは、女性っぽく……って言ったらちょっと違うからやめとこ」
宇野「おいおいっ! やめないで!(笑)」
末吉「ちょっと押したら骨が折れちゃいそうなくらい細かったけど、今はほどよく、女性らしいスタイルになった。ご飯食べてる? って心配になるレベルだったのでよかったです(笑)」
日高「(伊藤)千晃は、ここ数年で髪色や服がシンプルになりましたね。女性が大人になるって、こういうことなんだなと思います」
──普段から連絡はとりますか?
浦田「AAAのグループLINEがあります」
西島「やりとりはほとんど仕事の内容ですけど、返信が早いのはダントツで真司郎とリーダー(浦田)です!」
──新曲タイトルが『涙のない世界』ですが、涙もろいメンバーは?
西島以外の6人「にっしー!」
西島「……はい(笑)」
伊藤「にっしーは感情が高ぶることが多いのかもね? よく泣き顔を見ます」
──逆に、あまり泣かないのは?
與以外の6人「真司郎!」
浦田「本当に“涙のない世界”の人間ですよ」
與「確かに~! うまい!(笑)」
──どちらも全員一致の意見ですね(笑)。11月は、いよいよドーム公演があります!
日高「僕たちのステージを見たいと思ってくださっている方がそれだけいるということの証明だと思うので、ありがたく誇りに思います。また見に行きたい! と思えるような内容を作らなきゃいけないという責任感もありますね」
末吉「会場は、ファンの方に導いてもらう場所だと思っています。ホールだから、アリーナだから、ドームだから、というこだわりを持ったことは1度もないです。単純にうれしく思います!」
與「ドームだから特別なことをしなきゃっていうプレッシャーはありません。僕たちにはこれまでの経験も、自信もあるから。今まで通りにやれば大丈夫って、スタッフさん含めメンバー7人が思っているはず。きっとみんなが共通している気持ちです」