5月22日、東京湾岸警察署に車で移送される小嶺容疑者
「警察との違いは、組織の成り立ちと歴史ですが、捜査手法に大きな違いはありません。麻取も警察と同じように拳銃を持ち、逮捕権があります」
「そんなに時間をかけることはありません。警察より予算も組織力もないですから。基本的に麻取は、情報が入ればすぐに捜査して、逮捕できるとなれば家宅捜索をします」(小林氏)
「'08年には、プロテニス選手と交際していた元セクシー女優を大麻で逮捕しました。'15年に小向美奈子を覚せい剤で逮捕したのも麻取でした」(スポーツ紙記者)
「サパーとは、お酒を飲んでカラオケを歌うスナックのような店ですが、六本木や西麻布のサパーには、芸能関係者や水商売の人が仕事終わりに来て朝まで騒いでいます」(飲食業界関係者)
「この店は、特撮モノに出演していた元俳優で小嶺の元カレだった男性が、芸能界を引退して六本木にオープンしたサパー。今は閉店していますが、その店や小嶺の交友関係には当時から薬物などの“黒い噂”がありました」(前出・スポーツ紙記者)
「'17年に大麻所持で逮捕された田中聖が経営していた飲食店があった場所も六本木と隣接するエリアの西麻布。とにかく六本木から西麻布界隈のサパーには、薬物がらみの事件や噂が絶えないのです」(ワイドショースタッフ)
「薬物は性行為のために使うもの。だから、ひとりでやる人はいない。覚せい剤だと“回し打ち”、大麻なら“回し吸い”といって、複数人でやるんです。マトリは、ものすごい数の案件を、ひとつひとつ捜査しています。警察と協力して捜査を行っており、薬物は共同して絶たねばなりません」(小林氏)