本日、日本ゴルフ協会(JGA)より東京オリンピック2020ゴルフ競技の日本代表ユニフォームが発表された。会見にはオリンピックゴルフ競技対策本部の倉本昌弘強化委員長、小林浩美強化副委員長のほか、丸山茂樹ヘッドコーチ、服部道子女子コーチも実際のユニフォームを着用して会見に臨んだ。
紹介された日本代表ユニフォームのコンセプトは『Rising to the Challenge』。右斜め45度にあがるラインを象徴的に使い、常に高みを目指して挑戦する姿勢を表現。 カラーはレッド、ブルー、ピンクをキーに、それぞれ日の丸、日本の自然をイメージした海と桜を表現している。
この他にもレインウェアやキャディバッグ、シューズ、ソックスに至るまで、すべてオリジナル仕様のデザインのものが用意されている。
制作にあたっては、前回のリオ五輪の際の他国のユニフォームも参考にしつつ、今回は機能性や通気性に優れたものにするなど、選手の意見を最大限に取り入れている。PGA TOURでも活躍した丸山ヘッドコーチが、「テンションやモチベーションを上げる意味でもウェア、ユニフォームというのは非常に大事。また今回は真夏の日本で開催されるので、機能面でも最高のものになっていると思う」とコメントするなど、ツアーで培われたウェアやアパレルに対する同コーチ自身のこだわりが詰まった今回の日本代表ユニフォームだ。
男子の日本代表選手は6月21日(月)までのオリンピックランキングに基づいて選出され、7月頭には正式に決定される見込み。現時点ではPGA TOURで活躍する松山英樹が日本代表候補の一番手となっており、7月には舞台を日本に移し各国の代表選手として参加する多くのPGA TOURプレーヤーたちを迎え入れることとなる。
このユニフォームを着て活躍する松山英樹の雄姿を早く見てみたい。
(写真提供:JGA)