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週1の「涙活」でリセット 快眠、免疫力アップの効果も

2019年11月9日 16:00 NEWSポストセブン

 親の介護が心配になる世代には、泣きたくなることが山のようにある。そんな時は、実際に“泣く”ことが、張り詰めた心を癒し、心身ともに元気にするという。

 とはいえ、ストレスをため込み、人前で涙を見せるのが恥ずかしい現代人は、素直に泣けない場合が多い。

 積極的に涙を流すことで健康になる「涙活」を普及すべく、上手に泣くコツを伝授する“なみだ先生”こと感涙療法士の吉田英史さんに聞いた。

◆週1回しっかり泣いて、心身を元気に保つ


 吉田さんが涙の効用に気づいたのは、高校の教師をしていた時だ。よく生徒に悩み相談を持ち掛けられたことがきっかけだという。

「相談をしてくる生徒たちの中で、悩みを話すうちに気持ちが高ぶって怒り出す子は、その後、何度も相談に来る。ところが同じように話をしながら泣き出す子は、その後、立ち直って、ほとんどもう来なくなるのです。彼らを見ていて、泣くことが人を癒すのではないかと思ったのです」(吉田さん・以下同)

 この経験から、泣く効能を人の生活に生かすべく、ストレス研究の第一人者、東邦大学医学部名誉教授の有田秀穂氏のもとを訪れたという。

「有田教授によると、人が涙を流すと、戦闘モードである交感神経からリラックスモードの副交感神経にスイッチが切り替わるといいます。困難にぶち当たったり思い悩んだりすると、ストレスがたまり、思考も暴走しがち。ここで思い切り泣くことで、脳がリセットされ、心も思考も穏やかになるのです」

 泣いた後は脳がリラックスするため、よく眠れるのだという。不眠に悩む人にも「涙活」はおすすめなのだ。

「1回泣くと、ストレス解消効果はおよそ1週間継続することが検証されています。これは“笑い”よりも効果的ともいわれます。そのため“週1回しっかり泣く”ことを推奨しています」

 また、リンパ球や免疫物質が活性化して免疫力もアップ。

「感涙療法士として涙活イベントなどを主催するようになって今年で7年目。私自身も週1回は泣くように心がけたら、かぜをひかなくなりました(笑い)」


◆よりよく泣くコツは、感情移入と共感


 ストレス解消効果は、玉ねぎを切った時や目が乾いた時などに出る涙ではNG。喜怒哀楽などの情動を伴う涙がよいのだという。

「いちばん効果的なのは、映像や音楽、文章などに共感し、心が動いて出る涙です。共感が高まると、おでこの中央、“第三の目”などとも呼ばれるチャクラ付近の脳の前頭前野の血流が増えます。映画や本などで人の経験や思いに共鳴すると、血液が集まって目頭が熱くなり、涙があふれます。この涙がいちばん心を癒すのです」

 吉田さんが主催する涙活セミナーでは、動画や物語の朗読、絵本の読み聞かせをはじめ、泣ける話を創作する“作文ワーク”、弱音をひと言で書き出す“泣き言セラピー”など、あらゆる方向から情動の涙を誘う。書いたものは参加者みんなでシェアして、共感し合うという。

「涙を流して泣くというのは簡単ではありません。普段から泣けない人、人前で泣けない人、セミナーの“泣かせよう”という意図を感じすぎて泣けない人、あるいは大きな悩みを抱え、心を閉ざして泣けない人もいます。

 そんな人には泣けない自分を客観視して、その理由と向き合ってもらう。そして意識して自分から“泣きにいく”ようレクチャーします。つまり共感力を高めるのです」

 ちなみに、環境はできるだけリラックスできるよう整えた方が泣きやすい。セミナーではBGMにヒーリング音楽を流しているが、室内を薄暗くしたり、落ち着けるアロマを焚いたりするのもいい。またお風呂上がりもおすすめだ。

※女性セブン2019年11月21日号

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cat_1_issue_oa-newspostseven oa-newspostseven_0_039de8ed3d2d_『PLAYBOY』の表紙を飾った謎の美女・沙世 規格外ボディ撮 039de8ed3d2d 0

『PLAYBOY』の表紙を飾った謎の美女・沙世 規格外ボディ撮

2019年11月9日 16:00 NEWSポストセブン

『PLAYBOY』誌の表紙を飾った謎の日本人女性・沙世。


 デジタル写真集『紗世 アメイジング・ウーマン』では、B90・W58・H89の沙世が魅せる“ワールドクラスの大和撫子”の規格外ボディを披露している。


【プロフィール】さよ(SAYO)/身長167cm、B90・W58・H89。2018年から始めたインスタグラムでのセクシーな投稿が話題を集め、2019年6月発売の『PLAYBOY』誌の表紙を飾る。主に海外を舞台にモデルとして活躍中。

撮影■西田幸樹

※週刊ポスト2019年11月8・15日号

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cat_1_issue_oa-newspostseven oa-newspostseven_0_10c7fafb520e_消費や貧困の末に特殊詐欺に堕ちる時代 分断される家族の苦悩 10c7fafb520e 0

消費や貧困の末に特殊詐欺に堕ちる時代 分断される家族の苦悩

2019年11月9日 16:00 NEWSポストセブン

 特殊詐欺による逮捕者に「普通の人たち」が加わるようになって数年が経つ。最近では、とうとう現職警察官が受け子をしていた疑いで逮捕された。彼らは普通の人たちにまぎれていた特殊な人たちだったのか?特殊詐欺関連の取材を続けるライターの森鷹久氏が、家族が特殊詐欺で逮捕され戸惑う家族の声から、普通と特殊の間に横たわるものについて考えた。

 * * *
「いい加減にしてくれ、俺たちは何も関係ない」

 昨年、特殊詐欺で逮捕された男の関西地方在住の家族に電話取材をした際、その父親Aさん(60代)は当初、憔悴しきった様子で筆者の問いかけに答えていたが、ついには怒鳴り散らして一方的に切った。しかしその後、1時間も経たないうちに筆者の携帯に電話をかけてきたのも、また同じAさんだった。

 つまるところ、息子が特殊詐欺で逮捕され、その息子の一番近しい存在であることは認めるものの、何も情報がない。取材をして何か知っているのであれば、逆に情報を教えてくれないか、そう懇願してきたのである。

 このようなことは、特殊詐欺事件を取材している中で度々起きた。息子が特殊詐欺事件で逮捕されたという、九州地方在住に住む男性Bさんに取材をした時もそうだった。

「私は何も知らんのです…ところで、なぜ私のことがわかったんでしょうか? 逮捕後の息子とは一度も連絡を取っていない。取材に来た記者さんにどうなっているのかと聞くくらいで…」

 特殊詐欺といえば、巨大で凶悪な犯罪組織が関与している重大犯罪である、という認識が根強い。だからこそ、まさか「普通の」息子や家族が、特殊詐欺に関わるとは信じられないと、家族は大きな衝撃を受ける。そうした認識は一方で正しい。しかし取材を続けていくうちに、特殊詐欺とは、誰もが、明日にでも関わってしまう危険性を秘めている「手軽な犯罪」であることがわかる。

 特殊詐欺事件は、2000年代前半ごろから勃興した新型犯罪だ。何者かになりすまし、電話をかけた相手から金品を騙し取る、という基本形はそのままに、架空請求詐欺や還付金詐欺から始まり、今では現金の他に、デジタルマネーを騙し取る形も主流となっている。

 逮捕されるのはもっぱら暴力団員や、半グレと呼ばれる暴力団と近しい若者たちだったが、近年では一般人が、そして現職の警察官、消防士、元プロスポーツ選手まで特殊詐欺事件の「かけ子」や「受け子」として摘発されるほど多様な人々が関わるようになった。その多くは、貧困に屈したが末に、SNSなどで「高額報酬バイト」などの書き込みを見て、自ら詐欺事件に加担するというパターンだ。

 彼らのほとんどは、それまでは普通に生活する一般市民だった。ギャンブルや遊興に夢中になったり、じわじわと仕事が減るなどして苦しくなった生活を立て直したくて副収入を得たいともがいていた。そのときに出会ったのがまっとうな副業ではなく、特殊詐欺になってしまっているのは、SNSで気軽に探せて、誰にも知られずにこっそり、場合によっては明日からでも詐欺を働き、即報酬を受け取れる実態が存在するからに他ならない。

 男と嫁、その娘が特殊詐欺の受け子をしていたとして逮捕されたという衝撃的な事件が発生したのは、ちょうど一年前のこと。逮捕された男の父親・Cさん(80代)も、筆者の取材に当初は「何も喋りたくない」と口をつぐんだが、最終的には自身が置かれたどうしようも無い状況を語り、自身の無力さを呪うように嗚咽を漏らすのだった。

「一昨年まで、息子一家と一緒に暮らしていた。息子は警備関係の仕事に就き、しっかり働いていたと思います。ギャンブルが好きで、借金もあったと思うが自分には言いませんでした。私自身思うところがあり、一家で東京などの都会に出て、働いてみてはどうか、そう促したんです」

 息子一家と離別して三年後、事件の発生をニュースで知った。

「本当に何も知らない。しかも息子だけでなく、嫁や孫まで…。私が不甲斐ないばかりに…。本当に申し訳ない。(事件後)息子とは何度か手紙でやり取りをしました。迷惑をかけてすまないと書いてありましたが、なぜそういうこと(詐欺事件への加担)になったのか、詳しく聞いていません」

 Cさんの息子一家は、息子が何らかのきっかけによって始めた「受け子」の仕事を、妻や娘と一緒になって働いていた。金に困っていたであろう一家にとって、金を駅のロッカーに出し入れするだけで金が得られるだけの「仕事」に最初こそ違和感はあれど、おそらくほとんど罪の意識はなかったに違いない。少なくとも、彼らは「仕事」をすることによって、貧困から脱出し、現状を打破し生活を改善するという目的があったのだ。だからこそ、家族一緒になって継続して「仕事」に励んだ。


「感覚が麻痺するんです。人殺しでもないし、相手は金持ちの中高年。僕らからいくらか盗られたって、死ぬわけじゃない。そのうち、本当に"仕事"になって稼ぐ感覚が気持ちよくなってくる」

 こう話すのは、かつて特殊詐欺の「かけ子」をしていて逮捕された関東地方在住の男性Dさん(二十代)だ。特殊詐欺によって得た報酬は、本人が覚えているだけでも300万円ほど。そのうちの100万は、実家に暮らす親元へ「仕送り」もしていた。親にはもちろん、その金がどういう経緯で得られたものなのか隠していた。

「逮捕後、警察が母親に事情聴取をして全てがバレました。親はあまりのショックで、さらには近所中に噂も広まり、引っ越しを余儀なくされたようです。どこからかき集めたのか、300万以上の金を僕の口座に振り込み、被害者の弁済に使えと言って以来、連絡が取れなくなりました。罪は償いますが、母のためを思ってやった部分もあったのに」

 前述のC氏宅近くに住む住人も、C氏の息子が重大犯罪に加担していたことを知ると、C氏との関係が希薄になったと話す。

「Cさん、息子さんのことで相当苦労されていますが、同情はできないですよ。家族で詐欺をやっていたなんて、知らないでは済まされないし、Cさんにも責任がないとはいえない」 詐欺なんてとんでもないと厳しくなる一方の世間の目と、特殊詐欺に手を染める普通だったはずの人たちの犯罪に対する軽さ。二者の間に横たわる感覚の溝は、もはや埋め方が分からないほど深くなってしまったのではないか。犯人の家族は、その狭間で何も知らされず、そして何の反論も許されることなく、息を潜め、世間から隠れるようにして過ごすことを強要される。

 また、一般人が詐欺を働くような"特殊な"人物へと変貌すると、家族も第三者も驚くかもしれない。しかし、特に受け子や出し子といった「犯行」は、SNSなどによって「簡単なバイト」として人員が集められ、出し子や運び屋であれば、被害者と対峙する必要もなく、だからこそ罪の意識を一切感じることなく、いつの間にか「正当な仕事と報酬」を受け取っているような錯覚を抱くほどだ。

 実際に特殊詐欺に関わった人々は、周囲が思っているより罪の意識は格段に低い。自分が卑劣な犯罪者という"特殊な人間"に成り果てたことにも気が付いていない。無論そこには、食うに困ったとしても犯罪を「やるか」「やらないか」の判断は当然あり、多くの人は後者を選ぶだろうが、昨日まで普通だった人がいとも簡単に"特殊な"人間になってしまうシステムができているのが実情だ。

 いうまでもなく特殊詐欺は犯罪である。特殊詐欺に手を染めた人間は、法律に沿って相応の罰を受けねばならない。しかし昨今、犯人たちの境遇をあざ笑うだけ、その浅はかさを愚かだと唾棄するだけで、犯行に至った背景について調査や議論をし、犯行に手を染めようとする可能性のある追い込まれた人々の救済方法は語られない。

「心配してくださってありがとうございます。私もどうしていいかわかりません。本当に申し訳ないとしか…」

 齢80と高齢であるCさんの涙は、罪を犯した男、その家族にとって後悔を抱かせずにはいられないものだろう。しかし彼らが抱える悔恨は、私や読者に一切関係のないことなのか、分断された別の世界で起きている他人事なのか。改めて考え直してみたい。

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cat_1_issue_oa-newspostseven oa-newspostseven_0_21d1d74ef9a5_エ女王杯 リピーター古馬と「クイーン」馬名が気になる 21d1d74ef9a5 0

エ女王杯 リピーター古馬と「クイーン」馬名が気になる

2019年11月9日 16:00 NEWSポストセブン

 軸馬に迷っているなら、平成最初のエリザベス女王杯の結果に思いを馳せてみるのも一興かもしれない。競馬ライター・東田和美氏が考察した。

 * * *
 エリザベス女王杯が現在の古馬混合戦になったのは1996年から。23回で1番人気が勝ったのは4回だけ。勝率.174というのはGⅠ中最低。だが2着は7回あり、連対率.478は決して低くないし、2番人気6勝、3番人気5勝、4番人気3勝で上位人気馬は信頼してよさそう。2、3着もさほど荒れておらず、馬連の万馬券は2回だけ、三連複万馬券も4回にとどまっている。

 ノーザンファーム生産馬が9頭というのは相変わらずだが、今回はクラブ馬が主役。サトノは白老ファームだし、ダノンもミッキーもアドマイヤも金子オーナーの馬もいない。追分ファーム生産馬を含めたサンデーサラブレッドクラブの3頭をはじめ、クラブ会員に支えられている馬が集結した。会員数は計1万1500名、みんなワクワクしているんだろうなあ。

 3歳馬と歴戦の古馬の対決という構図で、3歳馬(2000年以前は4歳馬)が8勝。外国馬スノーフェアリーを除けばすべてが秋華賞出走馬で、連勝したのは3頭。4頭が秋華賞で2、3着だった。2着の秋華賞組も6頭いて、うち5頭が1、2着。

 秋華賞馬でエリザベス女王杯に出てきたのは13頭で3勝2着3回3着1回。馬券圏内から外れたのは6頭でそのうち1頭は降着になったカワカミプリンセス。3頭は掲示板に載っている。秋華賞上位馬はエリザベス女王杯でも有力だ。

 今年はオークスと秋華賞の覇者が参戦。好調が伝えられており、3歳馬同士の決着も考えられる。勝った方が最優秀3歳牝馬だ。

 好成績をあげてきた古馬をチェックしてみると、“リピーター”が好成績を収めているのに気づく。古馬15勝のうち前年もエリザベス女王杯に出走していたのは11頭。2着馬も16頭中11頭、3着馬も9頭が経験者だ。

 連覇を果たしたのはメジロドーベル、アドマイヤグルーヴ、スノーフェアリーの3頭だが、2年連続2着というのがフサイチエアデール、オースミハルカ、ヌーヴォレコルト、クロコスミアと4頭もいる。ついでに2年連続3着もアパパネとミッキークイーンの2頭。その他ダンスパートナーとフサイチパンドラは1着2着、モズカッチャンが1着3着、アドマイヤグルーヴは連覇の後3着。スイープトウショウは1着2着3着、ラキシスは2着1着、カワカミプリンセスは6年12着(1位入線で降着)から中1年おいて2着、フェアダンスなどは4歳限定3着→3歳以上で2着と条件と距離が変わっても馬券圏内に来た。

 秋の牝馬限定GⅠはこのレースだけなので、有力馬が集まるのは当然だが、ジェンティルドンナやアーモンドアイはJCに向かったし、秋華賞後は休養というケースも多い。距離への懸念があればマイルCSという選択肢もあるし、12月には香港カップも控えており、ことさら牝馬女王にこだわらなくなってきているはず。やはり紅葉真っ盛りの京都には、牝馬を奮い立たせる何かがあるのだろう。あるいは京都外回り2200m攻略の法則を体得しているのか。


 と、ここまで書いたらクロコスミアを買わないわけにはいかない。2年続けて9番人気2着。その間はまるで馬券対象になっていないなんて女王杯リピーター感たっぷり。秋の京都、待ってました、って感じ。父ステイゴールドはGⅠ4回を含む2着12回と希代のシルバーコレクター。最後はGⅠ馬になっている。

 フロンテアクイーンも女王杯リピーター。2000年10番人気で3着に入ったエイダイクイン、2009年11番人気の女王クイーンスプマンテ。最近では2016年の勝ち馬クイーンズリング、さらに前述した連続3着のミッキークイーンと、エリザベス女王杯ならではの馬名をつけられると頑張るのかもしれない。

 ちなみに昨年も女王杯リピーターのワンツースリーだから、レイホーロマンスもあげておかなければならないかな。

 平成最初の女王杯は20番人気サンドピアリスが勝ち、2着10番人気、3着14番人気。三連単が発売されていたら、払戻金は1億円を超えていたのではないかと言われている。ということで、令和最初のエリザベス女王杯は、女王杯リピーター3頭をしっかりマーク。社台グループの運動会に紛れ込んだ浦河生まれの3頭です。

●ひがしだ・かずみ/今年還暦。伝説の競馬雑誌「プーサン」などで数々のレポートを発表していた競馬歴40年、一口馬主歴30年、地方馬主歴20年のライター。

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cat_1_issue_oa-newspostseven oa-newspostseven_0_52dfa515f9f2_韓国が原潜保有を準備 識者は「日本が狙われる可能性」指摘 52dfa515f9f2 0

韓国が原潜保有を準備 識者は「日本が狙われる可能性」指摘

2019年11月9日 16:00 NEWSポストセブン

 韓国が、攻撃型の原子力潜水艦(原潜)を保有しようとしている──10月10日、韓国の沈勝燮(シム・スンソプ)海軍参謀総長は、海軍に対する国政監査の場で、「北朝鮮および周辺国に対する抑止戦力として原潜の有用性と必要性を認識し、原潜の保有の準備を進めている」と述べた。それまで噂されていた原潜の建造について、公式に認めたのである。

 さらに、韓国紙・朝鮮日報(2019年10月30日付日本語版)は、米ワシントンで開催された専門家討論会で米海軍関係者が〈「米国は韓国が同盟国だとしても(原潜)技術を渡さないだろう」と語った〉ことを伝えている。アメリカは韓国の原潜建造に技術供与しないということだが、記事はこう続いている。

〈韓国国防安保フォーラムのムン・グンシク対外協力局長は「韓国は小型原子炉を輸出するほどの技術と潜水艦建造能力を持っている」と語った。原子力研究所は既に2000年代前半に原潜用原子炉の基本設計を終え、韓国政府当局は小型原子炉の試験施設も造ったといわれている〉

 アメリカの協力を得られなくても、韓国には自力で原潜を開発する能力があることを示唆しているのだ。しかし、なぜ韓国は原潜を保有しようとしているのか。

 その理由を探る前に、潜水艦の種類について説明しておきたい。潜水艦には「原子力潜水艦」のほか、ディーゼルエンジンや電動の補助モーターなどを動力とする「通常動力潜水艦」がある。

 原潜はわずかな核燃料で長期間運行でき、原子炉で海水を蒸留して真水を作れ、発電した電力で水を電気分解して酸素も作れるので、理論的には半永久的に海中を潜行できる。現実には搭乗員の食料補給と肉体的・精神的な疲労の問題があるので、任務期間はおよそ2か月とされる。

 一方の通常動力型は積める燃料の量によって航続距離に限界がある。船内の換気とエンジンのバッテリー充電のため定期的に浮上する必要もあり、その際に敵に発見されやすい。

 とはいえ、すべてにおいて原潜が通常動力型を上回るかというと、決してそうではない。現代の潜水艦同士の戦闘においては、先に敵を発見して第一撃で撃破するのが基本で、発見されないためには“音を出さないこと”が重要である。

 原潜と通常動力型では原潜のほうが静かであるようなイメージがあるが、実は逆だ。通常動力型は潜行時、エンジンを止めてバッテリーとモーターで進むことができるので騒音を止められるが、原潜は原子炉を止められないので、冷却水循環のためポンプを常に回す必要があり、タービンの減速装置も音を出すため、騒音を止められない。だから、索敵には通常動力型のほうが有利である。

 では、原潜は何のためにあるのか。現在、原潜を保有している国はアメリカ、ロシア、中国、イギリス、フランス、インドの6か国。要するに“核保有国”である。世界中の海に原潜を展開し、どこからでも核を撃てる体制を整えながら、同時に他国の原潜を捕捉し、場合によっては撃破するのが主たる目的と言える。

 日本の海上自衛隊は原潜を持たず、配備されているのは通常動力型のみである。自衛隊は専守防衛で、日本の沿岸を警備するだけなので、通常動力型のほうが合理的かつ有利なのである。


 韓国にとっての軍事的脅威は北朝鮮ということになるが、北に対抗するうえで原潜は有効なのだろうか。この疑問に、軍事社会学者の北村淳氏はこう答える。

「韓国は小型の攻撃原潜を建造するとしています。北朝鮮の新鋭潜水艦はSLBMを搭載するといっても原潜ではなく通常動力潜水艦ですから、それを追尾するために航続距離の長い攻撃原潜が必要不可欠というわけではありません。

 韓国が建造を進めているAIP潜水艦(最新鋭の通常動力潜水艦)で十分役割を果たせます。北朝鮮を潜水艦発射型ミサイルで対地攻撃する場合も、わざわざ遠く太平洋に出る必要はないから、通常動力潜水艦で十分です。

 原潜建造費用と開発にかかる時間を考えると、原潜の代わりにAIP潜水艦や計画中のリチウムイオンバッテリー潜水艦を建造したほうが、倍以上の数をより短い期間で生み出せることは確実です」

 SLBMを搭載した北朝鮮の潜水艦に対抗するうえでは、攻撃原潜が最適とは言えず、むしろお金と時間を無駄にしかねないという。

 韓国の軍事関係者もそれはわかっているはずだが、それでも原潜を持ちたい理由は何か。韓国が想定する“敵”が北朝鮮だけではないからでは、と北村氏は推測する。

「場合によっては日本との衝突に活用しようと考えている可能性はあります。太平洋に進出して日本の東側から脅威を与えるためには、是非とも長距離巡航ミサイルならびに小型弾道ミサイルを搭載した攻撃原潜が必要になります」(北村氏)

 さらに最悪の未来さえ描くことができる。韓国ではネット上で「南北統一すれば、北の核が手に入り、核保有国になれる」といった意見が散見される。北朝鮮への融和姿勢をとり続ける文在寅政権下では、「北主導の南北統一」がありえない話ではなくなりつつある。韓国の原潜に北朝鮮の核が搭載される未来がやってくるかもしれない。

「現時点で文大統領や韓国軍首脳がどのように考えているかはわかりませんが、北朝鮮が小型核弾頭を製造する能力を保有し、韓国が攻撃原潜を建造しようとしていて、朝鮮半島で南北統一というシナリオが荒唐無稽ではない現実がある以上、日本国防当局の責任ある人々ならば、日本全域が統一朝鮮の核の射程圏に入る可能性を想定して、防衛戦略を立てる必要があります」(北村氏)

 韓国の原潜保有は、東アジアの軍事バランスを変えてしまう可能性がある。杞憂に終われば良いのだが。

●取材・文/清水典之(フリーライター)

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cat_1_issue_oa-newspostseven oa-newspostseven_0_7181cd45e12f_草薙、ナダル、濱家…バラエティがグダグダ芸人で溢れる理由 7181cd45e12f 0

草薙、ナダル、濱家…バラエティがグダグダ芸人で溢れる理由

2019年11月9日 07:00 NEWSポストセブン

 テレビのバラエティ番組では数多くの芸人が活躍しているが、今注目は「グダグダキャラ」だという。いったいなぜか? コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんが解説する。

 * * *
 2日夜に放送された『27時間テレビ』(フジテレビ系)内のコーナー『さんまのお笑い向上委員会』で、お笑いコンビ・かまいたちの濱家隆一さんが繰り返しフィーチャーされ、ネット上で話題を集めました。

 同コーナーの出演者たちがスポーツ関連のコスプレをする中、濱家さんは「世界で初めてクラウチングスタートをした人」というマニアックなチョイス。しかし、濱家さんは生放送という緊張のためか痛風で左足が動かず、「肝心のクラウチングスタートができない」というグダグダの空気になってしまったのです。

 その後も濱家さんがグダグダになってしまうたびに相方の山内健司さんが、「余談なんですけど、濱家、同窓会に呼ばれなかったらしいんです」「余談なんですけど、濱家、初対面の音声さんに呼び捨てにされてました」「余談なんですけど、濱家、電話でタクシー呼んだんですけど、来なかったんです」などの冴えないエピソードで笑いを誘うシーンがありました。

 かまいたちと言えば、2017年に『キングオブコント』で優勝したほか、『M-1グランプリ』でも4位に輝くなど、お笑い賞レースの上位常連。さらにロケの技術も高く、『ロケ芸人最強決定戦 外王』(フジテレビ系)で昨年、今年と連覇した実力派です。彼らの実績やスキルを踏まえれば、あえて濱家さんのグダグダキャラを前面に押し出していることが分かるのではないでしょうか。

 しかし、グダグダキャラで活躍している芸人は、濱家さんだけではありません。宮下草薙の草薙航基さん、コロコロチキチキペッパーズのナダルさん、ダイアンの津田篤宏さんなど、20代の若手から40代の中堅まで、さまざまなキャリアの芸人があえてグダグダキャラを選び、バラエティへの出演機会を増やしているのです。

 なぜ芸人たちは「笑われる」「芸人として恥ずかしい」と紙一重のグダグダキャラを自ら選んでいるのでしょうか?

◆棲み分けが進むグダグダキャラ


 もともと多くのお笑いコンビには、「ネタを作る人はクレバー系の笑いを、ネタを作らない人は天然系の笑いを取ろう」という傾向が見られ、これがグダグダキャラのベースとなっています。

 実際、前述した4人でネタを書いているのは草薙さんだけ。その草薙さんも自らのグダグダな体験談をもとにしたネタが大半で、クレバー系の笑いを取ることはほとんどなく、「グダグダのキャラクターで笑いを取りたい」という意図が見えます。

 興味深いのは、草薙さんが「出てきたときからずっとグダグダ」、ナダルさんが「ムチャブリでグダグダにされる」、濱家さんが「相方がグダグダのエピソードを連発」、津田さんが「自らのギャグでグダグダになる」と、それぞれグダグダのタイプが異なること。ひとくくりにされがちですが、彼らはグダグダキャラを棲み分けしているのです。

 こういう状況になった理由として業界内で噂されているのは、主に以下の3点。

「『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)で出川哲朗さん、中岡創一さん、温泉同好会の女芸人たちがグダグダのやり取りで人気を得たから」「“マセキ(芸能社)3兄弟”と言われる出川哲朗さん、狩野英孝さん、三四郎・小宮浩信さんがグダグダキャラで多くの出演機会を得たから」「出川さんが国民的人気となったほか、アンガールズ・田中卓志さんが多彩なトークで笑いを取るようになるなど、グダグダキャラのステイタスが上がったから」などと言われています。

 しかし、これらの理由以上に大きいのは、各局のバラエティ制作スタッフがグダグダキャラを重宝しているから。むしろ、グダグダキャラを織り込んだ上で企画を立て、構成を練っているのです。


◆友人や同僚を見ているような親近感


 バラエティのスタッフがグダグダキャラを重宝する理由は、「視聴者に親しみやすさや、人柄の良さを感じさせ、穏やかな笑いにつなげられる」から。「芸人なのに笑いを取るのが得意ではなさそう」というキャラの彼らは、視聴者にとって最も身近な芸能人。どこか友人や同僚を見るような感覚があるものです。

 一方、スタッフにとって彼らは、「MCや共演者にツッコミを入れさせやすい」「強めのドッキリを仕掛けやすい」タイプの芸能人。たとえば、同じツッコミやドッキリをしても、グダグダキャラを起用したほうが「イジメている」「ハラスメントでは?」ではなく、むしろ「仲が良さそう」「愛されている」という雰囲気が出やすいのです。彼らがバラエティで重用されているのは、「イジメを助長する」「パワハラだ」という批判を防ぐための方法とも言えるでしょう。

 現在のバラエティには、今回挙げた芸人のほかにも、コウメ太夫さん、ハリウッドザコシショウさん、永野さん、阿佐ヶ谷姉妹などのスポット的に“グダグダ芸”を披露するタイプの芸人も頻繁に出演。さらにバラエティのスタッフは、芸人以外のタレント、アイドル、アーティストでも、グダグダキャラを積極的に起用して笑いにつなげています。

 芸能事務所や担当マネージャーも、「キャラが弱い」「トークが苦手」などのタレントに、「もっとグダグダなキャラにしてみたら?」と持ち掛けることもあり、しばらくはこの流れは続くのではないでしょうか。

【木村隆志】
コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月20本超のコラムを提供するほか、『週刊フジテレビ批評』などの批評番組に出演。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動している。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』『独身40男の歩き方』など。

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cat_1_issue_oa-newspostseven oa-newspostseven_0_a577048147f6_キスマイ北山、「中居くんゆずり」な深夜の男ハシゴ酒 a577048147f6 0

キスマイ北山、「中居くんゆずり」な深夜の男ハシゴ酒

2019年11月9日 07:00 NEWSポストセブン

 10月中旬の夜9時頃、Kis-My-Ft2(キスマイフットツー)の北山宏光(34才)の姿を、東京・三軒茶屋の路上でキャッチした。黒いキャップを浅めにかぶり、上下黒のラフなスタイル。大きなマスクをして、少し周囲を気にしながら歩いていた。

 この日は東京グローブ座での主演舞台『THE NETHER』の公演終わり。向かった先は、寿司店だった。


 個室があるわけではなく、カウンターとテーブル席のこじんまりとした店だった。居合わせた客が言う。

「この店は客単価4000~5000円程度で、いわゆる“回らないお寿司屋”としては、かなり庶民派です。芸能人が来るお店という認識がなかったので、北山くんがカウンターの真ん中にデンっと腰をおろしたときは驚きました。あとで遅れてやってきたのは同年代の男性でした。北山くんはビールや焼酎を飲みながら、かなり小声で話をしていました。仕事の話だと思います」

 1時間半ほどの滞在で店を後にした二人。北山は再びマスクを装着して繁華街を歩き、次の店へ入っていった。その間、やはり周囲を警戒し、連れの男性が通行人をチェックするなど厳戒態勢だったという。


 プライベートの行動には慎重に慎重を期すことで知られる北山。実はその行動は、北山が兄のように慕う中居正広(47才)の影響が強いようだ。

「彼にとって中居くんは芸能界における師匠です。ファンに勘違いされないように、外での動きは常に気をつけているんです」(芸能関係者)


 北山と中居は、ファンの間でも実の兄弟のような微笑ましい関係として知られている。3月に『中居正広 平成最後のガチ対決 超一流選手と4番勝負!』(日本テレビ系)で共演した際には、PKバトルを前に「中居さんがハンデみたいなもんですよ」と中居に軽口をたたいたりして、距離の近さを感じさせる一幕もあった。2月には『有吉弘行のダレトク!?』(フジテレビ系)で、中居からバーベキューに誘われた時のエピソードを紹介。気を利かせて待ち合わせより早く到着したところ、中居から「まだ集合時間じゃない!」と外で待たされたという。

 そんな間柄にもかかわらず、実は中居から携帯番号を教えてもらえないなど、不思議な関係でもある。それでも、中居の底知れぬ思いやりに「無償の愛を感じます」と感謝する北山。「男飲み」だったにもかかわらず、この日の注意深い行動は、まさに“中居イズム”なのだろう。

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嵐のSNS「ファンと繋がっていたい」の思い 活休後も発信か

2019年11月9日 07:00 NEWSポストセブン

 デビュー20周年となる11月3日に会見を開き、SNSの公式アカウント開設とシングル表題曲64曲と新曲1曲の楽曲配信スタートを発表した嵐。会見が終わった後の午後7時30分頃には、インスタグラムでのライブ配信を行った。

 5人はリラックスしたムードでソファに座り、その前に用意されたテーブルには、ピザやドリンクが並ぶ。20周年のパーティーをファンと祝うためだった。スマートフォンを持った松本潤(36才)が“司会”を担当し、SNS初心者の相葉雅紀(36才)など不慣れなメンバーに説明しながら進行した。

 インスタライブでは視聴者がメッセージを送ることができ、嵐はそのコメントを読むことができる。そこで、ファンからの「じゃんけんしたい」との要望に相葉が応えた。

「好きな地方の料理は?」というファンからの質問に「高知のかつおのたたき」(櫻井翔・37才)、「(札幌の)ジンギスカン」(二宮和也・36才)と答えるなど、ファンとの交流を楽しんだ。

「20周年を祝うケーキを前に5人がハッピーバースデイを合唱する場面もありました。メンバーと記念すべき日を分かち合えて楽しかったです」(20代嵐ファン)


 約50分に及んだ配信の後は、場所をYouTubeの公式チャンネルに移し、『Turning Up』のMV配信を午後9時からスタート。

 5人は配信の20分前から「チャット」を通してファンの前に“姿”を現した。ここではファンと直接の交流はなかったが、「早くPV見たいな!!相葉」「隣で相葉さんが混乱しているぞ!ニノ」などと投稿し、ファンを喜ばせた。

「ファンとしては質問に答えてもらったりメッセージ交換できるわけですから、願ってもないサービス。

 メンバーも、そうした期待を理解しています。二宮さんはオンラインゲームをやっており、“早打ち”が得意なのでチャットを始めたらたくさんコメントしてくれるかもしれません。今回のインスタライブで、大野(智)さん(38才)に対して“眠そう”というコメントが多かったので、ひょっとしたら大野さんの“寝落ち”なんていうアクシデントも見られるかもしれませんね。今後は仕事現場やテレビ局の楽屋、ライブの終演後などで生配信し、ファンと交流を続けることになるでしょう」(テレビ局関係者)


 一方、そのファンとの交流に不安な声もある。

「生配信だけに“うっかり発言”をして炎上してしまったら、取り返しがつかないことになる。それにSNSは嵐のファン以外も見ることができるため、嵐の悪口を書かれたりしてファンとのトラブルになることもある。また、心無い人からファンが嫌がる結婚や恋愛について質問される可能性もあります。

 もちろん、それが原因でファンが嫌な思いをしないように充分な配慮は必要。今回のインスタライブではネガティブなコメントが載らないようにフィルター(規制)がかけられたはずです。そういった危険性があるにもかかわらずSNSをわざわざ始めたのは、ファンとつながっていたいという彼らの強い思いがあるからなんです」(芸能関係者)

 ファンの中には、2020年末に活動を休止したら、SNSのアカウントも閉じてしまうのだろうかとすでに不安に思っている人もいる。

「会見で松本さんはSNSの期限について“決まっていない”と即答しました。ファンを大事にする嵐ですから、活動休止後も個々でSNSを活用して、情報を発信していく可能性が高いと思います」(前出・テレビ局関係者)

 ラストイヤーを存分に楽しむため、そして、ファンのためのSNS解禁。嵐の決断は、必然だったのかもしれない。

※女性セブン2019年11月21日号

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心電図チェックは不十分なことも 医師が受ける心臓検査は

2019年11月9日 07:00 NEWSポストセブン

 健康診断では心電図のチェックが必ず入ってくる。これも、命にかかわる心臓の疾患を見つけるうえでは不十分だという。秋津医院(総合内科)院長の秋津壽男医師はこう語る。

「心拍を記録する心電図検査では、そのリズムの乱れから『不整脈』を診断する。ただし、発作が起きているときしか見つけられないため、見逃してしまうケースが少なくありません。

 同時にこの検査は、特徴的な波形がみられる『心筋梗塞』の兆候を見つける役割も担う。これについても、異常がみられて精密検査をしてみると実際には問題がない『偽陽性』であることが多い。心電図だけでは十分とはいえないのです」

 秋津医師が受けている検査が、心電図にMRIを併用する「心臓MRI検査」だ。

「心臓の脈動を心電図に映しながら、同時にMRIで撮影した画像で心臓のどの血管が詰まっているかを調べられる検査。費用は自費で3万~4万円ほどです」(同前)

※週刊ポスト2019年11月8・15日号

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天皇皇后両陛下、平成時代とは異なる「令和流」のお姿

2019年11月9日 07:00 NEWSポストセブン

 11月3日、学習院女子中・高等科(東京・新宿区)では、来春に大学生になられる愛子さまにとっての最後の文化祭「八重桜祭」が行われていた。

「多忙な合間を縫い、天皇皇后両陛下がお越しになっていました。両陛下の訪問を知って、校門前には100人ほどの人だかりもできていました」(皇室記者)

 両陛下は皇太子同妃時代からほぼ毎年、文化祭を訪問されているが、警備は格段に厳重だった。

「御料車は沿道の人々の前でスピードを落とし、雅子さまは窓を開け、笑顔で手を振られていました。去年までは見られなかったことです。翌4日も訪れられたことには驚きましたが、愛子さまが披露されたチアダンスをご覧になられたようです。愛子さまのダンスチーム『BLOOM』は文化祭公演の大トリを務め、1時間ほど前から校内に行列ができるほどの人気でした」(前出・皇室記者)

◆平成の時よりも国民に近い「橋」の上に


 5月の御代がわりから約半年。“両陛下らしさ”は、随所に見られている。10月22日から国内外の招待客を招いて行われた祝宴「饗宴の儀」。全4回中2回が立食形式になり、平成の時に比べ簡素化された。元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司さんが語る。

「立食になったことで、両陛下は出席者の中に入って懇談されていました。着席では言葉を交わせるのが席の近い人に限られますので、より多くの人に喜ばれたことでしょう。負担軽減や経費削減と合わせて“国民の中に入る皇室”という陛下のお気持ちにも添った形となりました」


 11月9日に開催される、天皇陛下の即位を祝う国民祭典では、両陛下が皇居・正門の前に架かる正門石橋に立たれるという。

「2009年、天皇陛下(現在の上皇陛下)の即位20年を祝う式典では、両陛下は正門鉄橋(二重橋)にお立ちになりました。その時に比べ、参加者のいる広場にぐっと近づくことになります。これも平成の両陛下とは違う“令和流”と言っていいでしょう」(別の皇室記者)


 令和皇室を担われる皇族方も、それぞれに存在感を発揮されている。

 秋篠宮ご夫妻は11月2日、横浜国際総合競技場(神奈川)で開催されたラグビーW杯の決勝を、来日中だった英王室のヘンリー王子と一緒に観戦された。

「紀子さまは海外王族の方と会われると、帰国子女として培った英語を使って、“将来の天皇”である悠仁さまについて一生懸命にお話しされるそうです。ヘンリー王子にも、ラグビーをご覧になる傍ら、悠仁さまについてお話しされたのではないでしょうか」(宮内庁関係者)

 秋篠宮家長女の眞子さまは「饗宴の儀」初日の衣装が話題を呼んだ。

「女性皇族の第一礼装といえる『ローブ・デコルテ』をお召しになっていました。成人された時に着用されていたものとは違っていて、1、2年前に新調されたもののようなのです。体形の変化などもあったのでしょうが、“婚約内定者である小室圭さんとの結婚の儀式の際にお召しになるために新調されたものではないか”といわれています」(皇室ジャーナリスト)

※女性セブン2019年11月21日号

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