cat_18_issue_oa-nagasaki oa-nagasaki_0_3cb797cd12ab_<法王、来年来崎へ> 3cb797cd12ab 0

<法王、来年来崎へ>

2018年12月19日 11:48 長崎新聞

 「パパさまが長崎に来る」。中学校の教室で、クリスチャンの同級生がその日を待ち望むように弾んだ口調で語っていたことを思い出した▲1981年2月。ローマ法王ヨハネ・パウロ2世が初来日し、長崎を訪れた。5万人近い人々を集めて野外ミサが行われたのは、長崎では珍しい大雪の日だった▲潜伏キリシタンが迫害に耐えて信仰を守り抜き、原爆の惨禍を乗り越えたこの地が、一面銀世界と化した中で、信者に祝福を与えた法王。「戦争は人間の仕業である」と訴えた広島でのメッセージと共に、多くの人に強い印象を残した▲それから38年後となる来年の末ごろ、長崎を訪問したいとローマ法王フランシスコが述べた。県民から早速、歓迎の声が上がっている▲法王は2013年の就任以来、核廃絶の実現を繰り返し訴えてきた。原爆投下後の長崎で撮影されたとされる「焼き場に立つ少年」の写真をメッセージカードにして各方面に配っているともいう。長崎ではきっと力強いメッセージを世界に向けて発信してくれるに違いない▲来年末というと、今ごろになるかもしれない。たとえ前回のような寒波がやってきたとしても、県民は熱い気持ちで歓迎するだろう。前回と同様、敬虔(けいけん)な信者が、平和を希求する人々が、法王の長崎来訪を心待ちにしている。(泉)

外部リンク

cat_18_issue_oa-nagasaki oa-nagasaki_0_ca3fb221e168_【平成の長崎】帆船まつり 人出最多の29万人<平成18年5月> ca3fb221e168 0

【平成の長崎】帆船まつり 人出最多の29万人<平成18年5月>

2018年12月18日 14:35 長崎新聞

 長崎市の長崎水辺の森公園一帯で開かれた「2006長崎帆船まつり」は5月1日、参加した八隻の帆船の出港セレモニーで幕を閉じた。4月27日の開幕以来、昨年の17万2000人を大幅に上回る過去最多の29万人(長崎経済研究所調べ)の人出を記録した。

 今年は100メートル級の大型帆船が4隻入港、2日連続で花火大会があったほか、天候に恵まれたことも集客増につながったとみられる。市観光企画課は「長崎のまつりとして定着してきた」と満足な様子。

 出港前に開かれた式典では、実行委の佐々木康夫副委員長が「長崎港を船で埋め尽くすという夢が実現できた」とあいさつ。各船長に船を撮影したパネルが贈られた。

 出港セレモニーで、「海王丸」の実習生たちは一斉にマストに登り、最高の感謝の気持ちを表す「登しょう礼」で手を振って「ごきげんよう」とあいさつ。市民や観光客からは大きな拍手が送られた。飯田敏夫船長(56)は「船長として2度目の参加。次回も参加したい」と笑顔で話した。(平成18年5月2日付長崎新聞より)
   ◇   ◇   ◇
【平成の長崎】は長崎県内の平成30年間を写真で振り返る特別企画です。

外部リンク

cat_18_issue_oa-nagasaki oa-nagasaki_0_e744ac0c5e12_無人島漂着?体験型修学旅行を提案 西海の「田島」 e744ac0c5e12 0

無人島漂着?体験型修学旅行を提案 西海の「田島」

2018年12月18日 13:50 長崎新聞社

 長崎県西海市西彼町の無人島「田島」を運営する大村湾リゾート(同市)は、中学、高校生対象の修学旅行プログラムを開発している。名称は、映像を通じてその場にいるような感覚を楽しむ仮想現実(VR)技術をもじり、インターネットやゲームでは味わえないリアルな体験を意味する「VR(バリリアル)」。最高執行責任者の片山智弘さん(29)は「閉ざされた場所での体験で、仲間との助け合いや物のありがたさを見つめ直して」と話している。

 田島は西彼町亀浦郷から船で約5分の大村湾内にあり、周囲3・2キロ、面積6・4ヘクタール。1980年ごろから無人となっていたが、2013年から自然体験リゾート施設として、同社が有料で開放している。

 16日にはモニター体験があり、市内の中学生7人が参加。「修学旅行中に無人島に漂着」という設定で、釣りざおや鍋、包丁、のこぎりなど限られた道具で「魚を焼き、ご飯を炊く」という課題に挑戦した。

 生徒は役割を分担。貝をえさに魚を釣ったり、火打ち石や新聞紙で、いろりの種火をおこしたりした。スタッフからの助言は3回まで。生徒たちは鍋を使って飯を炊こうとしたが、ふたがなく、ツワブキの葉で代用するなど工夫。集めた廃材を燃やし、2時間40分かけて炊きあげた。

 市立大瀬戸中2年、濵川晃輔さん(14)は「火おこしが大変だったが、鍋で炊け達成感があった。停電や災害時に役立てたい」と話した。

 修学旅行客の受け入れは早くても再来年。同社は「県内の学校の野外活動や、企業研修での活用も提案していきたい」と話している。

外部リンク

cat_18_issue_oa-nagasaki oa-nagasaki_0_f1051a5d8c20_「過度な返礼品競争ノー」 平戸市長らが声明 f1051a5d8c20 0

「過度な返礼品競争ノー」 平戸市長らが声明

2018年12月18日 13:49 長崎新聞社

 長崎県平戸市の黒田成彦市長と東京都世田谷区の保坂展人区長、北海道上士幌(かみしほろ)町の竹中貢町長は17日、都内で会見し、ふるさと納税について「過度な返礼品競争には加わらず、節度を持って制度を活用する」とする共同声明を発表した。

 3区市町はふるさと納税の総合サイトなどを通じた縁で、過度な返礼品競争を憂い制度の健全な発展を目指して連携。共同声明には同日現在、全国の25市町が賛同した。

 声明ではこのほか、寄付金の使い道を明示した上で寄付者からの共感を集め、地域のファン、ふるさとのまちづくりへの参加機会を増やしていくことも盛り込んだ。

 会見で保坂区長は過度な返礼品競争を「自治体通販になっている」と批判。黒田市長は「制度は寄付経済の中で成り立つもの」とし「市場経済の感覚の中でお金集めに奔走すると財政規律が揺らぐなど問題が多い。いびつな形の競争に終止符を打ちたい」と声明を発表した理由を説明した。

外部リンク

cat_18_issue_oa-nagasaki oa-nagasaki_0_28dd97d3d3f9_自作ドレスを着て長崎空港でショー開催 大村高家政科 28dd97d3d3f9 0

自作ドレスを着て長崎空港でショー開催 大村高家政科

2018年12月18日 13:47 長崎新聞社

 長崎県大村市の長崎空港2階出発ロビーで16日、県立大村高(鶴田勝也校長、887人)家政科のファッションショーがあった。3年生35人が自作のドレスを着て、モデルとして登場。約14メートルのL字形ランウエーをさっそうと歩き、ポーズを決めた。

 長崎空港ビルディングが2011年から毎年開き8回目。3年生は、夏休み中から約2カ月かけてドレスを製作した。

 ショーでは、モノトーンのシックなデザインや、華やかな色合いのドレスを身にまとった3年生を、訪れた約250人がカメラやスマートフォンで撮影。2年生は、デザインコンセプトや素材をナレーションで解説するなどして会場を盛り上げた。

 清水芽衣さん(18)は、「晴れ舞台でショーも盛り上がり、うれしかった。最高の思い出になった」と話した。

 生徒が披露したドレスのうち13着は、25日まで空港で展示される。

外部リンク

cat_18_issue_oa-nagasaki oa-nagasaki_0_e895bab29eb7_「通さるく」激減 コース見直しなど てこ入れ図る e895bab29eb7 0

「通さるく」激減 コース見直しなど てこ入れ図る

2018年12月18日 13:39 長崎新聞社

 長崎のまち歩き観光「長崎さるく」の一つ、「通さるく」の参加者数が減り続けている。国内で相次いだ大規模災害で遠のいた客足が戻らないことなどが要因。運営主体の長崎国際観光コンベンション協会は、コースの見直しやガイドの質の向上などを通じ、てこ入れを図る。

 「さるく」は2006年4~10月、市が開いたまち歩きイベント「長崎さるく博」が始まり。07年度から通年型の「さるく」へ形を変えた。

 3種類の「さるく」のうち、市民ガイドとコースを巡る「通さるく」の参加者は06年度約4万9千人。17年度は約6420人と落ちこんでいる。

 10年度から運営を移管された同協会によると、参加者の約7割が県外からの観光客。端島(通称・軍艦島)の上陸が解禁された09年度の参加者は約3万3千人、NHK大河ドラマ「龍馬伝」で長崎が沸いた10年度は約3万7千人と好調だった。しかし、東日本大震災で「自粛ムード」が広がった11年度や熊本地震のあった16年度に減少して以降、回復できていない。

 誘客対策として、同協会は「さるくを組み込んだプランを作ってもらうなど、宿泊施設と連携していきたい」と強調する。

 魅力を上げるため、コースを見直し、定時出発から完全予約制へ変えた。コースは32に整理。似たようなテーマの立ち寄り場所を集約し、参加者が選びやすくした。立ち寄り場所での菓子などの土産も充実。参加料は従来の500円を千~2千円台に上げたが、施設入場料を含めたものに改定した。

 ガイドの質の向上策として、外部講師を招いた講座を開くと同時に、待遇面も改善。1回千円だった謝礼を1500円に上げた。若い世代の視点も取り入れる。地域連携協定を結ぶ長崎純心大では、授業の一環で「さるくガイド」を養成する。

 ほかに、会員制交流サイト(SNS)の活用やウェブサイトの充実など、情報発信も強化したい考え。協会は「参加した人の声で広がるようなコース作りに取り組む。地元企業がまちを盛り上げようと企画する学さるくも拡充していく」と意気込む。

外部リンク

cat_18_issue_oa-nagasaki oa-nagasaki_0_968b75d27b16_シバヤギの赤ちゃん誕生 しまばら火張山花公園 968b75d27b16 0

シバヤギの赤ちゃん誕生 しまばら火張山花公園

2018年12月18日 13:37 長崎新聞

 島原市上折橋町のしまばら火張山花公園で先月、雄と雌の2匹のシバヤギが生まれ、来園者をなごませている。

 公園を管理、運営するNPO法人の松本良一理事長によると、シバヤギは春と秋に出産。今春にも子ヤギが生まれ、現在は親ヤギを含めて5匹を飼育している。

 春にはシバザクラ、ポピー、菜の花、秋にはヒマワリ、コスモスが園内を彩る。公園の広場をピョンピョンと走り回る子ヤギの姿に目を細める松本理事長は「来年は子ヤギたちも出産できるようになる。花に加えて、ヤギも呼びものに」とにんまり。

外部リンク

cat_18_issue_oa-nagasaki oa-nagasaki_0_e294d3908314_<名もない景気> e294d3908314 0

<名もない景気>

2018年12月18日 13:15 長崎新聞

 日本の国土をつくったと神話にある男神「イザナギノミコト」に由来することは、よく知られる。イザナギの時代以来の出来事、という意味で、1965年11月からの高度経済成長期の好景気を通称「いざなぎ景気」と言う▲4年9カ月もの間、景気は拡大を続け、カラーテレビ、クーラー、自動車の「3C」が普及した。かつてない急成長は「イザナギ以来」と呼ぶにふさわしかったろう▲その成長期を抜いたという。内閣府は先ごろ、2012年12月からの景気拡大は少なくとも昨年9月まで続いていて、戦後2番目の長さになったと判断した▲とはいっても、実感がどうも得られない。それもそのはず、年平均の成長率が10%を超えた高度成長期に比べ、今の成長率は1・2%にとどまっている▲そんな低成長ながらも、このままいけば来月には小泉政権下(02~08年)での6年1カ月を超え、戦後最長になるらしい。00年代の成長も「実感なき景気回復」と呼ばれた。今と似ている▲もう一つ、似たところがある。手応えに乏しいためか、これという呼び名がない。小泉政権時の成長は「いざなみ景気」ともいわれたが、今はまず聞くこともない。「イザナギ以来」の呼び名がふさわしかった時代は遠く、今また「名もない好景気」が戦後最長を目の前にする。(徹)

外部リンク

cat_18_issue_oa-nagasaki oa-nagasaki_0_9c312515a9e0_「大事に至らずによかった」車両火災消火 3人に感謝状 9c312515a9e0 0

「大事に至らずによかった」車両火災消火 3人に感謝状

2018年12月18日 11:00 長崎新聞社

 長崎県佐世保市東消防署(秋月隆署長)は12日、東彼川棚町白石郷の東彼地区清掃工場近くで起きた車両火災で、初期消火に当たって被害を最小限にとどめたとして、同地区保健福祉組合職員の茶谷雅弘さん(60)と辻佳吾さん(39)、警備員の冨永政信さん(64)の3人に感謝状を手渡した。

 11月19日午後1時40分ごろ、工場にごみを捨てて退出しようとする軽トラックから煙が出ているのを冨永さんが発見。事務所にいる茶谷さんに知らせ、辻さんが消火に当たった。通報を受け警察、消防が到着したころには、ほぼ鎮火していた。

 秋月署長は町役場で3人に感謝状を贈呈。辻さんは「ガソリンタンク近くで火が上がっていたので怖かった。大事に至らずによかった」と話した。

外部リンク

cat_18_issue_oa-nagasaki oa-nagasaki_0_01a69e81d252_【平成の長崎】新西海橋が開通 南北交流、観光振興に期待<平成18年3月> 01a69e81d252 0

【平成の長崎】新西海橋が開通 南北交流、観光振興に期待<平成18年3月>

2018年12月17日 13:47 長崎新聞

 佐世保市と西海市を結ぶ新西海橋(全長620㍍)が3月5日、開通した。約半世紀前にできた西海橋(同360㍍)とともに2つのアーチ橋が針尾瀬戸に並び、交通アクセス向上だけでなく、観光振興にも期待がかかる。開通式ではテープカットなどで完成を祝い、多くの市民やドライバーが渡り初めした。

 新西海橋は、県が長崎、佐世保両市間に整備中の地域高規格道路「西彼杵道路」(佐世保市―西彼時津町、50㌔)の一部。同橋開通に伴い、有料道路部分「西海パールライン」のうち、2期区間(佐世保市針尾東町―西海市西彼町小迎郷)2・8㌔も供用開始した。

 新西海橋は、西海橋に並行して針尾瀬戸をまたぐ鋼鉄アーチ橋(300㍍)とコンクリート橋(320㍍)で構成し、車道の下に歩道がある。2001年に着工、橋の総工費は95億円。既に利用されているパールライン一期区間(佐世保市江上町―同市針尾東町、2・2㌔)と接続する。通行料は、新西海橋を含む二期区間は普通車100円(1、2両区間通行の際は200円)。歩道部分は無料。

 開通による長崎―佐世保間の時間短縮効果はわずかだが、アーチの”共演”による景観の魅力アップのほか、西彼杵道路が全線開通すれば、アクセスがさらに向上する。

 鋼鉄アーチ橋部分は、片側3本のアーチの鋼管内にコンクリートを詰める国内の道路橋では例のない工法を採用。歩道の中央部分には展望バルコニーがあり、床に埋め込まれた直径80㌢の眺望窓からは豪快な渦潮を見ることができる。

 開通式は新西海橋上であり、金子知事や光武佐世保市長、山下西海市長らが出席。知事は「南北の経済、人的交流の促進や観光立県長崎のシンボルとして期待している」とあいさつ。テープカットや渡り初めで開通を祝った。歩道部分は開通式直後に開放、車道部分は午後五時に一般供用が始まり、待ちかねた市民が次々に橋を渡った。(平成18年3月6日付長崎新聞より)
   ◇   ◇   ◇
【平成の長崎】は長崎県内の平成30年間を写真で振り返る特別企画です。

外部リンク