2011年にシーズン1が放送開始となって以来、世界中で瞬く間にファンを獲得していき、社会現象ともなった『ゲーム・オブ・スローンズ』(以下『GOT』)。2019年の4月に最終章となるシーズン8が放送されたわけだが、蓋を開けてみれば、その終わり方に不満を抱くファンが多く、結末を作り直して欲しいと懇願する署名運動まで起こるほどであった。
そして、『GOT』にタイウィン・ラニスター役として出演していた俳優のチャールズ・ダンスもまた、そんな不満を抱える人々の内の一人なのだという。
「結末を観たよ。トイレでタイウィンが殺された後でも、ドラマは最後まで観続けた。『GOT』は素晴らしい番組だと思ってたからね。この作品に関わることが出来て、私はとてもラッキーだった」
「とても気に入っていたよ。登場人物たちの身にこの後何が起こるのかと、興味をそそられるストーリー展開がいくつかあった。ドラマの結末が多くの人を満足させたのは知ってる。その一方で、かなりの人が失望したのもね。私自身は後者で、満足しなかったがね」
Charles Dance says he would sign a petition to remake the final season of ‘GAME OF THRONES’
— DiscussingFilm (@DiscussingFilm) August 17, 2020
(Source: https://t.co/qUlApjDQao) pic.twitter.com/4qym3XgIGP
脚本を担当したデイヴィッド・ベニオフとダン・ワイスの仕事ぶりを称えながらも、結末に関してどうしても納得出来ない箇所が一つあると、チャールズはこう続けた。
「デイヴィッドとダンは、テレビ番組における脚本づくりに関して、その基準をかなり上げるような働きをしたと思う。彼らは超人的だ。しかし、誰が王座に座るべきかを決める委員会が開かれるシーンについては、個人的には“うーん、ナシだな”と思ったし、つまらないなと感じてしまったかな」
同作でチャールズと共演したニコライ・コスター=ワルドー(ジェイミー・ラニスター役)もまた、今月14日に公開となったVarietyのインタビューにて、作り直しを実現させようと活動しているキャンペーンに「あともうちょっとで寄付するところだった」と明かしていた。
MTV NEWS