ビリー・アイリッシュが、Disney+にてオリジナル作品『ハピアー・ザン・エヴァー:L.A.へのラブレター』を配信する。
本作は、30日にリリースする待望の2ndアルバム『Happier Than Ever』の全16曲をビリーが順に歌い上げるという新しいコンサート体験を堪能できる作品で、9月3日より独占配信される。
監督を務めるのは、ロバート・ロドリゲス(『デスペラード』、『シン・シティ』)と、『愛犬とごちそう』でアカデミー賞の短編アニメーション賞を受賞したパトリック・オズボーン。2人は、ビリーの故郷であるロサンゼルスをアニメーションの要素も入れ込みながら、夢のような映像で描き出す。ライブの会場となるのは、カリフォルニア州で数々の伝説的なアーティストがライブを行った野外音楽堂 ハリウッド・ボウルだ。
音楽では、ビリーの兄であり共に楽曲制作をするフィニアスが参加。さらに、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でも指揮者を務めた世界的音楽家であるグスターボ・ドゥダメルが指揮するロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団、作曲家デイビッド・キャンベルがオーケストラのアレンジを加えブラジルを代表するギターリスト=ホメロ・ルバンボ、ロサンゼルス・チルドレンズ・コーラスが参加するなど、盤石の布陣が揃っている。
配信に先駆け、ビリーは次のようにコメントしている。
「ディズニーは非常に象徴的な存在なので、今回のようにともに作品を制作するができることはとても光栄です。私のアルバムをこのような形で発表し、私が愛し、育った街に捧げることができるのはとてもエキサイティングなこと。皆さんに気に入ってもらえると嬉しいな」
また、監督のロバートは、「私たちはみんな、ビリーとフィニアスの大ファンです。彼らは、才能あふれる世界的なアーティストであり彼らと一緒に仕事をすることは本当に名誉なことです。物語性のあるストーリーとアニメーションが、彼女の素晴らしいコンサート・パフォーマンスを織り成す様は、まさに他に類を見ない前代未聞のイベントとなるでしょう」と語っている。
MTV NEWS