2013年11月に悲惨な交通事故で命を落とした、俳優のポール・ウォーカー。生前彼が出演していた映画『ワイルド・スピード』(通称『ワイスピ』)シリーズでパートナーを組んでいたヴィン・ディーゼルが、ポールの娘メドウについて、今後の『ワイスピ』に出演を果たす可能性があるかどうか、最新インタビューの中で言及した。
亡くなったポールが生前に演じていたキャラクター、ブライアン・オコナーが『ワイスピ』シリーズの中ではまだ生き続けていることについて、E! Newsの『Daily Pop』に出演したヴィンは、こう語った。
「2013年に事故が起きた時、僕たちは『ワイルド・スピード SKY MISSION』の撮影を5ヶ月間ほど中断した。喪に服す間、これからどうするべきなのか冷静になって考えないといけなかったからね」「作中ではブライアンを生かしたままにするという大胆な決断を、スタジオは受け入れてくれた」「個人的な話で言えば、僕たちは一緒にこのシリーズを始めた。シリーズの製作を始めたのと同時に、僕たちの“兄弟”としての絆も始まった。その絆は、シリーズ自体よりも長く続いていくだろうから」
また、ポールの娘で現在はモデルとして活動しているメドウが今後同作に出演する可能性はあるのかと問われたヴィンは、慎重に言葉を選びながら次のように答えたのだった。
「どんなことにも可能性はあるものだ。ちょっと僕に…その…『ワイルド・スピード 10』の秘密を全部漏らしたくはないから…まぁでも、どんなことも選択肢としてはあり得るとだけ言っておくよ」
今月初め、テズ役のリュダクリスはSiriusXMの番組に出演した際、メドウとポールの弟コディが頻繁に撮影現場に現れ、製作陣を手伝っているとの旨を明かしていた。
シリーズ最新作となる『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は、8月6日に公開予定!
MTV NEWS