映画『デッドプール』俳優のライアン・レイノルズと言えば、大親友ヒュー・ジャックマンとのSNS上での“いじり合い”で有名だが、今度はその矛先が“マイティ・ソー”ことクリス・ヘムズワースに向き始めたようだ。
病気の子供たちを支援する非営利団体「SickKids Foundation」への寄付金募集を目的に、多くの大物ヒーローたちを集めてアメリカンフットボールの試合を行う「AGBO Superhero League」というチャリティー活動に参加しているクリスとライアン。そのプロモーションの一環としてか、ライアンは今月7日、ある1本の動画をツイッター上にアップした。
To my fellow @agboleague superhero fantasy football players. I don’t trash talk. Even if it’s “required”. Even if it benefits the astounding work of @sickkids hospital. Disparaging others isn’t what heroes do. I was raised to treat friends with respect. #ChrisHevansprine. pic.twitter.com/a6XsNvsRwt
— Ryan Reynolds (@VancityReynolds) December 7, 2020
動画の再生ボタンを押してもライアンは出てこず、なんとカメラの前に姿を現したのはライアンの実の母タミーさんだ。「ライアンは自分の友達について、あるメモを読んで欲しいとお願いしてきたの。私個人は自分の友達にこんな口のきき方はしないけど、ライアンがどうしてもって言うもんだから…」と、前置きをした上でライアンから渡されたメモを読み上げるのだった。
「クリス・ヘムズワースは、オーストラリア人の中でも特に世間の人に嫌われている。一応言っておくけど、ヒュー・ジャックマンはまだ生きてるから。クリスは大バカ者で、カモノハシをファックしたボディービルダーみたいな見た目をしている」
メモの後半には汚なすぎる言葉が続くあまり、“ピー”の連続で、もはや何を言っているのか聞き取れない。「クリス、私の息子ライアンのすることについて、謝っておくわ。全て私の責任よ…私が育て方を間違ったの」とライアンに代わり謝罪の言葉を述べるタミーさんだったが、
「『ワンダーウーマン』の時のあなた、最高だったわよ!」と、クリスが出演していない映画作品の名前を出してあえて逆なでするシーンもあり、さすがライアンの母親…といった内容になっていた。
もちろん、これを聞いてやられっぱなしのクリスではない。インスタグラム上に、こちらも1本の動画をアップ。自身の隣に座る男性を「父親」と呼び、ライアンに関して良いコメントをする“父”と次のような会話を展開して、ライアンをメチャクチャに罵ったのだった。
クリス「やぁライアン・レイノルズ。調子はどうだい?君が自分の母親を使って俺の悪口を言ってる動画を見たよ。相当ひどいことを言ってたね。だから俺もここにいる父親と一緒に、君に関することをちょっと言わせてもらおうと思う」
男性「俺は君の父親じゃないんだけど…」
クリス「いや、俺の父親だろ。ライアンのことをどう思うか、言ってやってくれ」
男性「すごい人?」
クリス「ライアンはすごくないだろ。撮影前に言ってたことを聞かせてやれよ。ライアンが嫌いで、奴はクソ野郎だって」
男性「俺はそんなこと言ってないぞ」
クリス「でもライアンのこと最低な俳優だって言ってただろ?世界で最も嫌われてるカナダ人だとも。それから、(ライアンのジンのブランド)Aviation Ginも、気持ち悪くってあんなの飲めないって」
男性「Aviation Ginは俺の好きなお酒だけど…」
クリス「(ライアンが出演する映画)『グリーン・ランタン』は?どう思う?」
男性「最高の映画だね!」
クリス「何言ってんだよ、最高の映画の訳ないだろ。たとえラインのことが好きだったとしても、あの作品は最高ではないだろ。何で打ち合わせと違うことを言ってんだよ…。ありがとよ…役に立ってくれなくて」
MTV NEWS