Facebook上で新しくスタートした番組『The Biebers on Watch』では、自分自身や妻であるヘイリー・ビーバーのプライベートについて、これまで以上に赤裸々に語っているジャスティン・ビーバー。今回ライヴ配信で世界各国のファンたちの質問に答えた二人だったが、逃げも隠れも出来ない状況の中、ヘイリーにファンたちから率直な疑問がぶつけられた。
その疑問というのが、ジャスティンの元恋人として知られるセレーナ・ゴメスについてだ。ジャスティンとセレーナは、破局と復縁を繰り返しながらも数年にわたって恋人同士だったため、ジャスティンといえばセレーナ、セレーナといえばジャスティンと言われるほど、いまだに切っても切れない関係なのだ。
そんな“大物元カノ”であるセレーナと比較されることについてどう思うのか、ファンはヘイリーに単刀直入な質問を投げかけた。
「この質問に関しては、私はいくらでも話せるというのが事実ね。(比較されるのは)すごく辛いわ。ジャスティンは、私が苦労したことも、とても辛い時を過ごしたことも知ってる。人々は私のことを比較対象としてつるし上げ、色んなことを言い、女性として物足りないんじゃないかと思わされることもあったわ」
「(セレーナのファンの対応は)そんなに簡単じゃない。人が誰かに対してとても情熱的になれる時、そしてその熱意と共に自分の意見をぶちまけたいと人々が思う時は特にね。言いたいことがたくさんある時なんか、相手を蔑んだり不快にさせる様な物の言い方になるんだけど、それって結局逆に自分の方が直面している問題が何かあって、それを乗り越えるために気分良くなりたくて、その問題を有名人に投影するのよね。だからと言って攻撃されるダメージが軽くなるわけじゃないんだけど、そういう時はなるべく、“この人たちが私をこんな気分にさせるのは、彼らこそが何か問題に直面してるからなんだ”って私は自分に言い聞かせるようにしてるわ」
これまでヘイリーは、SNS上にジャスティン絡みの画像を投稿するたびに「セレーナとジャスティンが過去にアップした投稿に似てるんだけど。どんだけヘイリーはセレーナになりたい訳?」や「いつかジャスティンはあなたのことを捨て、セレーナのものへ帰っていくわ」など、セレーナのファンから心無い言葉を浴びせられてきた。その都度ヘイリーは、「私はただ黙ってここに座って、偏執狂な赤の他人が私の夫について知ったような口を利くことを許したりはしない。もし誰かの旦那について何か言いたいなら、自分の旦那を見つけたらどう?」と反論してきたのだ。
こうした、まるで自分とジャスティンの関係について知ったような口を利く人たちに関して、ヘイリーは次のように語っていた。
「まるで人々は、ジャスティンの人生や恋愛で何があったのか、完全にわかったつもりでいる。だから私たちの間に何が起こったか、私たちの交際でどんなことが起こっているのか、そしてどうやって私たちは今の形に収まったのか、それすらもわかったような口を利くけど、どう考えても人々がその全てを知ることは不可能よ。彼らは自分なりに考えを巡らせてそれを事実だと思い込んでるけど、実際は違う。だから私も今では、“これは私たち自身に関することで別に誰かの意見なんて気にする必要はないのに、公の場にわざわざ出て行って物事の事実関係を明確にする意味なんてあるのかしら?”って思えるようになったの。だって、人々が知らないところで本当に色んなことが起こってるんだから」
MTV NEWS