スペイン出身のスンガーソングライター、ロザリアが、若手再注目のアーティスト、ビリー・アイリッシュとのコラボを暴露してから約9ヶ月――遂に、待望の新曲「Lo Vas a Olvidar」が解禁となった。
昨年の4月、ロザリアは、Apple Musicのインタビューの中でビリーとのコラボ曲の進み具合を暴露。「プロダクションとセカンド・デザインはほぼ終わったわ。あとはビリーからヴォーカルの音源が送られてくるのを待つだけ」と語っていたのだが、あれから楽曲を仕上げるまでにかなりの時間を要したようで、インタビューから約9ヶ月経ち、遂に「Lo Vas a Olvidar」がリリース!併せて、同曲のミュージックビデオも公開となった。
ビリーの兄でプロデューサーのフィニアスが得意とする、囁くような歌声が美しい神秘的な雰囲気が漂う「Lo Vas a Olvidar」。この曲において最大の特徴と言えるのは、ラテンシンガーのロザリアだけでなく、ビリーもスペイン語で歌っている点であろう。
スペイン語で歌うことになった経緯について、ロザリアはこう説明している。
「二人で一緒に曲を書いている時、ビリーがこう言ったのを覚えてるわ、“この曲は英語で歌うべきだ”ってね。だけど私は、“いやいや、これはスペイン語で歌うべきよ”って言ったの」
コラボについて最初にロザリアがこぼしたのは、2019年であった。当時受けたBillboardのインタビューの中でロザリアは、ビリーとの出会いについて次のように語ったのだった。
「私が「Malamente」をリリースした時、ビリーは、楽曲をシェアしてくれた大物アーティストの内の一人だった。そしてロサンゼルスでフランク・デュークスと一緒に仕事をした時、ビリーと一緒にセッションをしたの。彼女が取り組んでいたプロジェクトとはまったく関係のないところでね。ピアノを弾きながら一緒に曲を書いたわ。楽曲に関する素晴らしいアイデアを思いついて、すごくいい時間を過ごせたの」
ビリー・アイリッシュとロザリアによる新曲「Lo Vas a Olvidar」は、年内に向けてシーズン2の製作が発表された、HBOの大ヒットドラマシリーズ『ユーフォリア/EUPHORIA』のサウンドトラックに挿入される予定だ。
MTV NEWS