イギリス出身のスーパースター、アデルの父であるマーク・エヴァンスさんが、ガンとの闘病の末に57歳で亡くなった。the Sun誌が報じた。
マークさんの訃報について、情報筋は同誌に対し次のように語っている。
「マークのご遺族は、当たり前のことながら彼の死をとても嘆いています。マークはいつもアデルと仲直りが出来ればと思っていたのですが、最後までそれは叶わなかったようです」
マークさんは生前、娘であるアデルと仲たがいをしてしまったことを明かしており、自身のことを“腐った父親”と呼び、アデルのために父親らしいことをしてやれなかったと後悔の念を吐露していた。
当時のインタビューのなかでマークさんは、こう話している。
「私は、毎日のように2リットルのウォッカと7~8パイントのビールを飲んでいた。そんな飲んだくれな生活が3年間も続いていた。私がどうやってそんな生活を生き延びたのかは神のみぞ知っている」「そんな自分の姿を私自身も恥じていて、アデルに対して唯一してやれることは、そんな状態の自分を見せないようにすることだと思っていた」
また一方のアデルもマークさんとの不仲について公に語っており、2017年のグラミー賞での受賞スピーチでは、「私は父のことを愛してないわ。別に私にとってはなんでもないこと。だけどあなた(マネージャー)のことは、父親を愛するように愛してる」とマークさんとの不仲について触れていた。
マークさんの訃報について、これまでのところアデルはコメントを発表していない。
MTV NEWS