ここ数年、SNSが普及したことでネットいじめが頻繁に起こっており、中にはSNSのアカウント自体を削除するほど病んでしまう人もいるが、ロンドン在住の22歳のモデル=ダイアナ・ヴェラスは、悪意あるコメントに屈さずにむしろ反論。その勇気ある行為に賞賛の声が寄せられている。
ダイアナは先日、ギンガムチェック柄のピンク色のビキニを着た写真をツイッターに投稿。「ついに夏が来た!私も素敵に見えるわ」とコメントをつけ、自身のグラマーな体型に満足していることを発信していた。それに対して一人のユーザーがすかさず「お前はデブだ」と悪意あるコメントを投稿。
だがダイアナは、「だから何?クソくらえ(爆笑)」と一蹴。さらに反撃を終えず、翌日には前日と同じビキニを着た写真をツイッターに再投稿。この投稿には「世の人々を不快にさせる、ビキニをつけたぽちゃぽちゃ尻をもっと味わって」と挑発したキャプションが付いていた。傷ついたまま泣き寝入りすることも多い中、全く真逆の行動をとってみせたのだ。
また、インスタグラムにも水着の写真を投稿し、「皆、私への悪意あるコメントの件で味方になってくれてありがとう。ずっとサポートしてくれる皆を愛してるし感謝しているわ」とキャプション。ダイアナを応援し擁護してくれた人たちへの感謝の気持ちを述べていた。
この一連の流れの後、例の意地悪なコメントは削除され、現在ダイアナのSNSにはダイアナは美しいと彼女を支持するメッセージが大量に寄せられている。
ちなみにダイアナは先日Teen Vogue誌のインタビューにて、ファッション業界においてモデルの体型など多様性が出てきたことについて、「最終的に私は私と似たような体型のティーンの女の子達を代表するようになると思う。私の世代ではいなかったようなアイコンにね」と語っていた。どんな体型であれ自信を持ってそのカラダを愛する権利があることを発信し続けるダイアナに拍手を送りたい。
MTV NEWS