先日、3ピースバンドからヴォーカルのオリー・アレクサンダーによるソロ・プロジェクトとして2年半ぶりの新曲「Starstruck」で再始動したイヤーズ&イヤーズが、同曲のミュージックビデオを公開した。
同曲でメガホンをとったのは、2018年リリースの2ndアルバム『Palo Santo』の世界観を映し出した同名のショート・フィルムも監督したフレッド・ローソン。そして、チャイルディッシュ・ガンビーノの「This Is America」などでも知られるシェリー・シルバーが振付を担当している。
「Starstruck」のMVでは、性格が異なる2人のオリーが登場し、豪華なホテルの中で片方のオリーがもう一方を追いかけるという表現を用いて、恋に盲目なオリーがもう一人の自分を追い求める様子を見事に描いている。同ビデオは、ロンドンのピカデリーサーカス付近の歴史あるホテルのホテル・カフェ・ロイヤルで撮影された。
現在「Starstruck」に続く曲を制作中のイヤーズ&イヤーズは、新しいアイデンティティやセクシュアリティの概念に挑戦することで、従来のポップ・ミュージックには新しい境地を押し広げようとしている、それもオリー・アレクサンダー自身のやり方で。
MTV NEWS