先日、ポッドキャスト番組『Armchair Expert』に出演したヘンリー王子が、イギリス・ロンドンからアメリカ・カリフォルニア州モンテシートに引っ越してから直面した問題について語った。その一つが、忍び寄るパパラッチたち。ヘンリー王子とメーガン妃の息子アーチーくんを含む、一家の写真を撮影しようとあらゆる手段を講じてくるのだとか。
ヘンリー王子は、その対策としてとある有名人と協力していることを明かした。「ちょうど2日前、(俳優の)オーランド・ブルームがメッセージを送ってきたよ。彼はこの近くに住んでいて、僕らはパパラッチのために連絡を取り合っているようなものなんだ」 「彼は、警備員が撮影した写真を送ってきた。ニット帽を被ってイヤホンを付けたロン毛の男性が、4WDトラックの荷台に巨大なカメラを携えている様子でね。ピースサインをしている女性がカモフラージュとして運転席に座っていたけれど、男性はトラックの荷台に寝そべって、(オーランドが)子どもと一緒に外出しているところや、その周辺にいる人たちを撮影していたよ」
ヘンリーと同じく、オーランドにも守りたい家族がいる。元妻であるモデルのミランダ・カーとの間に儲けた10歳の息子フリンくん、婚約中の歌手ケイティ・ペリー、そして昨年ケイティとの間に生まれたデイジーちゃんだ。“家族を守りたい”という共通の想いから、ヘンリー王子とは協力体制を築くようになったようだ。
ヘンリー王子とメーガン妃は過去にパパラッチと闘ったことがある。2020年にカナダの公園で2人がアーチーくんと過ごしている姿を撮られたと、Splash News社とPicture Agency社を訴え、その後和解していた。夫妻の法的代理人であるSchillings社はこの訴訟について、「この和解は、不法で、侵略的で、侵入的なパパラッチの行動は容認されないという明確なメッセージであり、夫妻はこれらの問題を真剣に受け止めていることを示していますー他の家族と同様に」と述べている。2人は自らパパラッチと闘うことができるが、良き味方になってくれるご近所さんがいるのはありがたいことだ。
また、ヘンリー王子は『Armchair Expert』にて、パパラッチ問題はありつつも、カリフォルニアへの移住は家族にとって良い影響をもたらしているとコメントしている。
「ここでは、実際に顔を上げて歩けるし、気分も変わる。僕も妻も肩の力が抜けたよ」 「少しだけ自由な気分で歩き回ることができる。アーチーを自転車の後ろに乗せることができるんだ。そんな機会は今までに一切なかったよ」