ジャスティン・ビーバーの熱狂的なファンたちが、新型コロナウイルス感染拡大予防の規則を破ったとして、現地当局から「逮捕する」と注意されていたことがわかった。
現場となったのはフランスのパリにあるマンダリン・オリエンタル・ホテルで、自身の27歳の誕生日を祝うため、ジャスティンは妻のヘイリー・ビーバーと共にパリを訪れていた。
二人が宿泊しているホテルを突き止めた150人ほどのファンたちは、少しでも二人の姿を拝むことがでいないかとホテルの外に集まった。フランスではワクチンの接種がすでに始まっているが、感染拡大の脅威が完全に取り除かれたわけではなく、感染予防の規則は引き続き敷かれたまま。
しかし、ジャスティンのファンたちはソーシャルディスタンスを取ることもなく大人数で一か所に集まってしまったため、通報を受けた40人余りもの警察官が現場へ駆けつける事態となった。
Mail Online誌に対し、この時の状況について情報筋は次のように語っている。
「ジャスティンが宿泊していたマンダリン・オリエンタル・ホテルの前で、たくさんのファンたちが待っていました。警察は最初そうしたファンたちを歩道に誘導することでその周辺一帯の安全を確保していましたが、ファンの数は段々増えていったんです」
「そこで警察は、15分以内に現場から立ち去る様にファンに要請しました。もしも立ち去らない場合、新型コロナの規則を破り違法の集会を開いたということで逮捕すると言っていました」
その後ジャスティンは、ホテル・ド・クリオンの屋上でミュージックビデオの撮影を行っている姿が目撃されている。
MTV NEWS