1月10日にニューアルバム『Rare』をリリースしたセレーナ・ゴメスが、自身のファンたちがヘイリー・ビーバーとマディソン・ビアーに浴びせた心無い言葉の数々を目にし、二人を擁護するコメントを発表した。
セレーナとヘイリーと言えば、セレーナの元恋人であるジャスティン・ビーバーがヘイリーと結婚したことにより、“二人の間には確執がある”とセレーナのファンたちが勝手な思い込みをし、以前からヘイリーに対しての攻撃が後を絶たない。
今回の一件は、セレーナがニューアルバムのリリースを祝うイベントを催していたレストランにて、偶然にも同じ日の同じ時間にヘイリーとマディソンがディナーをしていたことがきっかけとなり起こってしまった。
「ヘイリーとマディソンがセレーナのお祝いを邪魔するためにレストランを予約したんだ」と主張するファンが数多く現れ、挙句の果てにはマディソンのインスタグラムにヘイリーとマディソンを批判するコメントを書き込み始めたのだ。
これを受けマディソンは、「この噂はどんどんおかしな方向へ行ってる…私はただ、10年来の友人であるヘイリーと食事をしていただけなのに」「それがどうして“犯罪”になるのよ?私はセレーナのことが大好き…ずっとよ(それは皆も知ってるでしょ)。だから私が彼女に不快な想いをさせようとするなんて、あり得ないの。そんなのはただの意地悪だし、不要なことよ。実際、何もなかった。あれはただの偶然だったの。それなのにみんな、理由もなしに私のことをいじめるの?」と、自身を守るためのコメントをわざわざSNSで発表しなくてはいけない事態となった。
さらに、ファンの勝手な思い込みでマディソンとヘイリーに嫌な思いをさせてしまった結果を嘆き、セレーナは二人を擁護するため次のようなコメントを発信した。
「こういったコメントを読むと、本当に気分が悪くなる。二人の行動は意図的ではなかったのよ。他の人に対して平気で心無い言葉をかける人がいるなんて、とてもがっかりしてるわ。マディソンのことは小さな赤ちゃんの頃から知っていて、今のような立派な女性になるまでずっと見守ってきたわ。私たちの間に何も問題はないの」
セレーナは長い休養期間を経て、音楽業界にカムバックを果たしたばかり。彼女がもっと音楽活動に専念できるよう、こういったネットいじめが一刻も早くなくなることを祈るばかりだ。
MTV NEWS