2019年6月から交際をスタートさせ、SNSでは仲睦まじい姿を時々披露するなど、自他ともに認める“仲良しカップル”として知られているショーン・メンデスとカミラ・カベロ。しかし、同じ屋根の下で暮らす二人にもやはりケンカをする時はあるようで、今回Podcast番組に出演したショーンは、カミラとのとある口論について話を聞かせてくれた。
Podcast番組『Man Enough』のインタビューに応じたショーンは、カミラとの口論でついかっとなってしまい、声を荒げてしまったことがあると、こう打ち明けた。
「僕が声を荒げてしまって、カミラに“あなたに怒鳴られるのが嫌い。どうして怒鳴ったりするの?”って言われてしまったんだ。そう言われて僕は、自己防衛的になってしまった。それで、“君を怒鳴ったりなんかしてないって!”って彼女に言ったんだけど、その声がもう完全に怒鳴り声だったんよね。カミラが委縮してしまったのを感じて、逆に自分が威圧的になっていることに気付いた。そこで僕は、“しまった。最悪だ”って思った。邪悪な人間になるのがすごく怖いんだ…自分の悪い面が出てきてしまうのがね。そうなりたくはないから」
カミラからネガティブな視線を向けられることを恐れたショーンは、自身が心の奥に抱える恐怖についてカミラと話し合うことにしたのだという。
「もしかしたら、僕には邪悪な面があるのかもしれない。そのことを自分で受け入れなくてはいけない」「そういう“別の自分”は僕の中にいて、悪い部分が出てきてしまうのを防ぐためにも、“別の自分”が抱えているトラウマとか欠陥をそぎ落としていかないといけないと感じてるんだ。でも、自分の中にそんな風に邪悪な面が存在するという事実はどうやっても避けられなくて、それが怖くて仕方がないんだよ」
しかし、カミラはそんなショーンを慰め、また一つレッスンを教えてくれたと、こう続けたのだった。
「ケンカの後で自分が精神的に弱っている時は、ケンカ中と比べても自分のことをうまくかばえる気がする」「僕は自分の邪悪な面と恐怖が原因で怒鳴ってしまったとカミラに伝えて、彼女は僕を慰めてくれた。お互いに離れた場所で20分くらい読書をして、その後でようやく彼女と話す気になれた。カミラに、“ああ、本当に何もかもごめんね”って伝えたよ」
MTV NEWS