現地時間で9月24日から26日までの3日間にかけて、ニューヨークにて「2021 Governors Ball Music Festival」が開催された。初日の大トリを務めたのは、世界的に人気を誇る若手シンガーのビリー・アイリッシュ。久しぶりのライヴ・パフォーマンスでテンションマックスのビリーだったが、そんな中でも第一に考えるのは観客のことだったようで、パフォーマンス中に警備員を一喝する場面があった。
24日のステージで、最新曲「Happier Than Ever」を披露していたビリー。しかし、パフォーマンス中に観客席で何かを見つけたようで、その現場を指さすと「警備員さん、ちゃんと注意して見ててよ」と曲の合間に一言。続けて、「いやマジで」と少々イライラした様子でコメントすると、ワンフレーズ歌った後にも「(あなたがこなさなければいけない)たった1つの仕事でしょ」と、警備員を戒めていた。
when she yelled at security during eiw😭😭😭😭😭 pic.twitter.com/rf7exz2JK7
— daniel (@buwygidan) September 25, 2021
その後もまたワンフレーズ歌うと、今度はオーディエンス全員に向かって「みんなはどう?大丈夫?」と、体調が悪くなったりもめ事に巻き込まれたりしていないかと声をかけていた。こうしたビリーの優しい気遣いに、オーディエンスは大きな声援で答えていた。
パフォーマンス中にビリーが観客席で何を見たのかは明らかになっておらず、今のところ本人からのコメントは発表されていない。
翌日、代わりにビリーはインスタグラム上で、「昨日の夜は、これまでのコンサートでも特に最高なステージだった。ありがとうGovernors Ball」と、楽しい時間を過ごすことができたと感想を綴っていた。
MTV NEWS