昨年6月に公開し、世界中で話題をさらったディズニーによる実写版映画『アラジン』の、続編製作が決定したことが明らかとなった。
現地時間で12日、Varietyはディズニーが続編の製作の初期段階にあることを発表。続編のプロデュースは前作に引き続きダン・リンとジョナサン・アイリヒが務め、チームにはエグゼクティブ・プロデューサーとして、2017年公開のハリウッド版『デスノート』などで知られるライアン・ハルプリンが加わることになるという。
しかし、ガイ・リッチーが続編でも監督を担当することになるかは現段階では不明であるほか、プロデューサーたちはオリジナルキャストのウィル・スミス(ジーニー役)、メナ・マスード(アラジン役)、ナオミ・スコット(ジャスミン役)の起用を望んではいるがまだ確定はしておらず、オファーを出すためにも現在脚本の完成を急いでいるところだという。
その脚本は誰が担当するのかというと、『キングコング: 髑髏島の巨神』(2017年)のジョン・ゲイティンズ、そして『ワールド・トレード・センター』(2006年)などで知られるアンドレア・バーロフが作業に当たっているという。前作が、アメリカだけでも3億5,500万ドル(約390億円)、世界で10億5,000万ドル(約1,153億円)の興行収入を叩き出した大ヒット作だけに、同じくらい興行収入を記録することが出来るのかという点は、続編製作にあたって大きな課題となることだろう。
またお金の面だけでなく、ファンたちを満足させられる作品が作れるのかというところも、続編を作る上で大きな壁になってくることは間違いない。実際、続編製作決定のニュースを耳にした人々からは、「続編は本当に必要か」といった厳しい声がすでに寄せられている。
MTV NEWS