私たち夫婦には年長の娘(あんな)がいます。義兄夫婦のところには年中の息子くん(ケイタ)がいます。義両親にとっては目に入れても痛くないほどのカワイイ孫たち。その溺愛ぶりは、微笑ましくなるほど孫を前にすると目じりがたれっぱなしになっています。「ウチの孫は天才だ!」と言わんばかりに、何をしても褒めちぎる義父。……しかしそれが度を超えて、それぞれの孫を比較するような言動するようになり……困っています。
義兄夫婦の息子、つまり甥っ子のケイタ君は4才にもかかわらず、計算が得意です。数への興味が早かったため、幼い頃から算数を教えていたそう。なので今では足し算引き算だけではなく、掛け算や割り算もできるのです! それは純粋に「スゴイな~」と思っていたのですが、先日わざわざ義両親から電話がかかってきて……
わざわざ電話で言うこと? まぁケイタ君の凄さを自慢したかっただけか……と、あまり気にしていなかったのですが……
なにもわざわざ娘の前で言うことないでしょ? 娘が劣等感を感じちゃうじゃない……と、義父の態度に疑問を感じてしまいます。
すぐさま旦那に文句を言いますが旦那は「あんなもケイタも一人っ子だからさ、競争相手がいないだろ? だからあえて切磋琢磨させようとしてるんじゃないか? そんなに悪いことじゃないと思うけど」と取り合ってくれません。
私が気にし過ぎなの……?
義両親は自分たちの価値観が絶対な人たちなので「比べるようなことを言わないでください」と面と向かっていったところで、通じない気もします……。
そんなとき、義姉がウチに遊びに来ました。
なんと、ウチだけじゃなくて、ケイタ君にも同じことをしていたのか……。どうにか義父に伝わる方法はないか、私たちは試行錯誤しました。
やはり頼りの綱は義父の息子である私たちの旦那たちだろうか……!? と思い至りましたが……。
※この漫画はママスタBBSを元に作成しています。完全なノンフィクションではありません。
原案・ママスタBBS 脚本・渡辺多絵 作画・べるこ