盛り上がりを見せるオフショアシーン。
その人気に拍車を掛けているのが、手軽に楽しめると人気のSLJ(スーパーライトジギング)を含む「ライトジギング」。
そんなライトジギングで、広く支持されてきたあのロッドがフルモデルチェンジ。
ゲームタイプ LJ
17ゲームタイプLJから4年ぶりに、特に「ジャーク性能が進化」して生まれ変わったという21ゲームタイプLJ。
「楽さ」と「反発力」という相反する要素を兼ね備えることで生まれる「ジャークのしやすさ」が特長というそのシリーズは、スタンダードシリーズに加え、これまでオシアシリーズにしかラインナップされていなかった、フルソリッドシリーズの登場でも話題に。
どこがどう生まれ変わったのか
●スタンダードシリーズ
チューブラーブランクスのスタンダードシリーズでは、細身ブランクスにスパイラルXコアを搭載。軽く、強く、ブレないという設定で、ワンピッチジャークを始め様々なジャークに対応。
ロッド全体で曲がり込み、バネのような復元力で戻る。少ない入力で最大限ジグをアクションさせることが可能。
●フルソリッドシリーズ
SLJ(スーパーライトジギング)モデル3タイプを含む、新たにラインナップされたフルソリッドシリーズ。
タフテック∞をカーボンテープで強化したハイパワーXフルソリッドを採用し、ネジレ・ブレ・ダルさを最大限排除。
細く、曲がり、粘り強いというフルソリッドの特長はそのままに、ブレやパワーロスを抑制。巻きを中心としたナチュラルなジグ操作が可能に。
●ここにも注目
また、シリーズ共通でガイドにはチタン素材を用いた「Xガイド3Dチタン」を採用。糸絡みを抑えつつ、スムーズな糸抜けを実現。
加えて、ベイトモデルには「マルチパーミングタッチCI4+」、スピニングモデルには「パーフェクションシートCI4+」を採用、いずれもジャークのしやすさ、疲れにくさに貢献。
山本 啓人氏によるインプレッション
新しくなったゲームType LJで一番進化した点は、グリップまで曲がるワンピースロッドのような使い心地です。ジャークをすると、ロッドがジグの重みを受け止めてからしっかり復元してくれる。いままでにはないシャクり感で、とてもジャークが楽になりました。全体が粘って曲がる安心感。曲がり込んでいく楽しさを味わえます。
とくに注目したいのは、前モデルにはなかったSLJ対応のフルソリッドモデル。フルソリッド特有の弱点、ダルさ、重さ、ネジレがほとんどなくなる感じに仕上がっています。弱点を払拭できたのはハイパーXフルソリッドの効果でしょう。フルソリッドながら軽く、ネジレも少ないので、チューブラーロッドのような操作感がありますね。
シーズン、エリア問わず、その手軽さが人気のライトジギング。特にこれからのシーズンは狙えるターゲットの種類も多く絶好のシーズン。
すでにハマっている方も、これから始める方も、新たな選択肢としていかがでしょうか。