オフショアゲームの次世代のスタンダードロッドとなるか。
日本国内の魚はもちろん、世界各地の大物を相手にテストを繰り返して誕生したそのロッド「グラップラー」。
グラップラー タイプ C 3ピース
オフショアのジギング、スロー系ジギング、ライトジギング、キャスティングまでを網羅するグラップラーシリーズのキャスティングモデル、3ピース仕様のラインナップが「グラップラー タイプ C 3ピース」。
2ピースのパフォーマンスはそのままに、遠征時などに便利な3ピース仕様となったタイプC。
上位機種の設計ノウハウを継承、3ピースながら美しいベンドカーブを描き、またスパイラルX・ハイパワーXを搭載し剛性感も向上。
また、このスペックで35000円~40000円というコスパも魅力。
インプレッション
●福井 健三郎 Kenzaburo Fukui
ロッド:グラップラーType C 3ピース S82H-3(プロトタイプ)
リール:ツインパワーSW 14000XG
ルアー:オシアヘッドディップ175F AR-C
ライン:オシア8 6号+ナイロンリーダー100LB
場所: トカラ列島(鹿児島)
トカラでグラップラーType C3ピースS82H-3を使い、50kgオーバーのGTとファイトしたんですが、何の苦もなく上がってきましたよ。思った以上に曲げ込めるし、パワーファイトにも十分対応してくれる。まったく心配するところがないし、危なげないファイトが出来ました。やはりスパイラルXとハイパワーXは凄いですね。振った感じはとても軽いし、ルアーを泳がせても操作性はすこぶるいい。3ピース設計なので仕舞寸法が短くて便利。ロッドとしての性能は十分だし移動も楽。GTゲームもこれからは3ピースが主流になってくるかも知れませんね。
●鈴木 斉 Hitoshi Suzuki
ロッド:グラップラーType C 3ピース S82XH-3(プロトタイプ)
リール:ステラSW18000HG
ルアー:オシアバブルディップ220F FLASHBOOST
ライン:オシア8 8号+ナイロン150LB
場所: 津軽海峡(青森県)
相模湾のキハダ狙い、津軽海峡のクロマグロ狙いでS82XH-3を使用しましたが、ひと言で言うと「とてもいいロッド」だと思います。張り、粘りは強く、パワーも十分。全体のバランスが取れていて、普通に使っていると3ピースとは思えない。キャスト性能も十分に高い。写真のクロマグロは65kgくらい。ロッドのテスト釣行だったので、折れるの覚悟でパワーファイトで無理に曲げたりしたんですが、まったく余裕でした。相当強いですよ。手前での突っ込みでもしっかり曲がって対応してくれるので、ファイトがとても楽でした。3ピースなので、飛行機での移動はもちろん車での釣行でも車種を問わない。マグロを釣ってみたいという方はもちろん、経験豊富な方にも自信を持っておすすめできます。
適合表/スペック表
4モデルそれぞれが仕舞寸法90cm以下。飛行機や電車での移動はもちろん、車での移動も車種を選ばないサイズ感。
遠征先で夢のある1匹を。