cat_19_issue_oa-lionsnews oa-lionsnews_0_42d097552947_【広報部員コラム】歓喜の瞬間をファンとともに 42d097552947 42d097552947 【広報部員コラム】歓喜の瞬間をファンとともに oa-lionsnews 0

【広報部員コラム】歓喜の瞬間をファンとともに

2019年9月10日 17:00 西武ライオンズ

思い起こす昨年のリーグ優勝

 メットライフドームに秋風が吹き、昨年10年ぶりに果たしたリーグ優勝の思い出がよみがえってきた。昨年の9月29日、マジック1で迎えたソフトバンク戦。右翼席の一角を除き、ほぼ360度をライオンズファンが埋め、初回から地鳴りのような応援を始めた。

「やばい。(いつもと)空気が違うわ」

 第一打席を終え、ダグアウトに引き返してきた秋山翔吾は異様ともいえる雰囲気を感じていた。結局、この日は接戦をものにすることができず、優勝は翌日に持ち越し。札幌で、マジック対象チームの負けを受けて悲願が達成された。

2008年も大観衆の前で苦杯

 さらにそこから遡ること10年前の2008年9月23日、当時大学1年生だった私はライオンズの優勝を見るために西武ドーム(当時呼称)の内野スタンドで観戦していた。終始、劣勢モードも8回に二死から大逆転に成功し、球場はまさに狂喜乱舞で、あとは9回の表を抑えるのみだった。しかし、抑えのグラマンが土壇場で逆転満塁弾を浴び、そのまま敗戦。翌日も負け、本拠地での胴上げはこの年もお預けになったのである。

 2008年と2018年。マジック1になりながらどちらの試合も目の前で優勝を見ることができなかったファンの悔しさがドームの中で充満していた。今でも、「あの試合、勝っていれば、どんな光景が見られていたのだろう…」と思い返すことがある。

優勝に向けた選手たちの強い思い


 ただ、選手たちには「試合に勝ってファンとともに歓喜の瞬間を味わいたい」という強い気持ちがいつもあることを知っていただけたら嬉しい。マジック1で勝てなかった悔しさは選手個々の脳裏にいまだに焼き付き、簡単に離れることはないのだ。

 昨年のマジック1でマウンドを任された今井は、「あの試合は勝てば本拠地で20年ぶりの優勝だった。昨年一番悔しい試合だった」と振り返る。キャプテンの秋山も「昨年の優勝はうれしかったけど、あとワンアウト、あと1球で優勝という緊張を味わっていない。去年は、みんなでグラウンドの中央に集まって喜べなかった。だから印象に残る優勝シーンが思い浮かばないんだよね」と話す。そして、「今年はみんなで勝って、グラウンドの中央で集まりたい」と続けた秋山。

 今年は「大逆転」という箔もつけて、頂点に立つその瞬間をたくさんのライオンズファンとともに味わえる秋になると信じている。


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cat_19_issue_oa-lionsnews oa-lionsnews_0_3e01d18c55b5_ライバルは内野手全員!!#63綱島龍生 3e01d18c55b5 3e01d18c55b5 ライバルは内野手全員!!#63綱島龍生 oa-lionsnews 0

ライバルは内野手全員!!#63綱島龍生

2019年9月10日 17:00 西武ライオンズ

 2017年のドラフト6位指名で入団した綱島龍生。背番号は63。プロ2シーズン目を終えようとしているが課題はまだ多い。

 一番はバッティング。

 今年の春季キャンプから春先までは調子が良かったものの、最近はボールをしっかり捉えられず、ボテボテのゴロが多くなってしまっている。

 そして、ここ数ヶ月はスタメンから外れることもあり、定位置奪取に向けて打ち込む日々が続いている。

「ライバルは内野手全員」だと話す綱島。

「ファームでスタメンに定着して結果を残さないと1軍になんていけないし、人よりたくさん練習しないとスタメンを勝ち取ることはできない」。

 試合後の個別練習終了後は食事を済ませ、再び向かうのはライオンズトレーニングセンター。人知れず黙々とマシンにむかう。

 “ラインをだす”(※)ということを意識し、練習に取り組むが毎日、約300球打ちこんでも、いざ打席に入ると自信をもてなくなることがある。

 だからこそ意識するのは “無”の状態。すると、余計なことを考えず、落ち着いて相手投手と向き合うことができるようになってきた。

 そんな綱島を日々サポートする星孝典は「 試合の出番を待つのではなくて、自分から掴み取る気持ちを忘れずに貪欲にやっていってほしい。そこで結果が出れば本人の自信にも繋がるだろうから」とエールを送る。

 自分の持ち味である右中間を抜けるヒットが出たときは、嬉しい。この感覚を忘れず、スタメン定着を勝ち取るべくがむしゃらに努力を続ける。

※「ラインをだす」とは、向かってくるボールの軌道に対して、バッドをその軌道に乗せるようにスイングすること。

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cat_19_issue_oa-lionsnews oa-lionsnews_0_5f15d919f4c4_成長みせる剛腕 平良海馬 5f15d919f4c4 5f15d919f4c4 成長みせる剛腕 平良海馬 oa-lionsnews 0

成長みせる剛腕 平良海馬

2019年9月10日 17:00 西武ライオンズ

 今シーズン、2年目を迎えた埼玉西武ライオンズ・平良海馬(沖縄県石垣市出身)の直球がうなりを上げ、輝きを増している。

 成長のきっかけは、今年の春季キャンプ前、菊池雄星投手(現シアトル・マリナーズ)・髙橋光成・佐野泰雄とともに沖縄で行なった自主トレだ。

「一緒にメニューをこなしていくなかで、周りの選手に比べ自分の『体幹の弱さ』や『バランスの悪さ』に気が付いたんです」。

 投球時の右足の着地が良くないとコーチや自主トレメンバーから指摘を受け、フォームのバランスの悪さを改善したことで、まっすぐ着地できるようになり、その結果コントロールが向上し四球が減った。


 7月8日、いよいよシーズンも後半にさしかかってきたころ、1軍昇格が決まった。

 合流してからはなかなか出番に恵まれず、初めて一軍のマウンドに上がったのは7月19日のオリックス戦(メットライフドーム)3点ビハインドの9回、オリックス打線を3人で料理すると、その裏に金子侑司が値千金の同点弾、延長11回、中村剛也の通算400号ホームランで勝利した。

 初登板でいきなりお立ち台に選ばれた平良だったが「緊張しなかったです」と笑顔で応えた。

 当初は直球の球速が140キロ台中盤だったが、8月終盤から150キロ超の直球を投げ込み、打者は次々と空を切った。

 8月23日には初ホールド、28日に初セーブ、30日には初勝利と立て続けにうれしい記録をマーク。

「コントロールを意識するというよりもどんどん腕を振っていこうと思ったんです」と球速アップの理由を話した。

 辻発彦監督も「投げっぷりがいい」と賞賛する19歳の救世主。

「肉が大好きで、この夏も食欲がありますね(笑)」と笑い飛ばす平良は、初めて過ごした一軍の夏、連日の厳しい状況での登板を経験しても体重は落ちなかった。

 優勝に向けて心強いタフネス右腕はこれからもチームを救ってくれそうだ。

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cat_19_issue_oa-lionsnews oa-lionsnews_0_54dce88bc7e1_栗山、金字塔の裏で入念な準備 54dce88bc7e1 54dce88bc7e1 栗山、金字塔の裏で入念な準備 oa-lionsnews 0

栗山、金字塔の裏で入念な準備

2019年9月10日 17:00 西武ライオンズ

 9月3日に誕生日を迎え、36歳になった。

 その日は、地元兵庫にある「ほっともっとフィールド神戸」で対オリックス・バファローズ戦が行われた。

 結果は、4打数1安打1打点。

 3打席目までは凡退していたが、4打席目の9回2アウト、ランナー2塁の場面で左中間タイムリーツーベースを放ち貴重な追加点をあげた。


 バースデーの凱旋試合で最後に魅せてくれた「いつもと同じ気持ちで特に変わりはなかったです。ただ、楽しみに球場に足を運んでくれたファンの方々になんとか1本打たなくてはと思いましたね」と語った。


 ライオンズ一筋18年。

 8月31日には、2安打を放ち石毛宏典氏の球団最多安打記録(1806安打)を抜き1808安打とし、球団最多安打記録を更新した。

「打席では記録のことを忘れていましたが、塁上で電光掲示板を見て実感が沸きました。憧れの大先輩の記録を超えられたことは本当にうれしいです」と話した。

 すべての試合において、準備を怠らない。

 試合前はベンチ裏で黙々と素振りをし、打席の直後は結果にかかわらず、自らのフォームを入念にチェックする。

 最善を尽くして打席に立つ。

 そんな栗山巧に注目してほしい。

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cat_19_issue_oa-lionsnews oa-lionsnews_0_5ec78934ca4a_今注目の外国人投手ニールが覚えた日本語とは?! 5ec78934ca4a 5ec78934ca4a 今注目の外国人投手ニールが覚えた日本語とは?! oa-lionsnews 0

今注目の外国人投手ニールが覚えた日本語とは?!

2019年8月30日 15:00 西武ライオンズ

 現在、7連勝中、自身8勝とチームの外国人投手では、1994年に9連勝した郭泰源以来となる連勝をマークしているニール。

 最近、日本語も少しずつ覚えてきたということでカメラを向けてみた。


日本はどうですか?
日本の生活はとても楽しいよ!
奥さんもずっと一緒にいて楽しんでくれているし、
チームメイトもみんなフレンドリーで優しくしてくれるので助かっているよ!
休日は奥さんと一緒に出掛けたりしてすごく楽しんでいます。

好きな日本食は?
好きな日本の食べ物は…
今1番好きなのは寿司!
あとは、焼肉…とんかつ…そば…やきとり……
日本食は全部美味しいよ!!

覚えた日本語は?
こんにちは~!
お元気ですか!めっちゃ元気……
がんばります!あざーっす!
今学んでいる日本語はロッカーで話すような言葉が中心ですが、
日本語は難しいよ!!

「あざーっす」は、誰に教えてもらったの?
最初に教えてもらったのは、グローブを作ってくれている友人から
「あざーっす!って言いなよ」って言われたのがキッカケ。
球団の通訳に、どうやって「あざーっす」を使えば良いのかを教えてもらって、
使うようになったよ!

ヘアバンドは好き?コレクションしているの?
すごく好きっていうわけではないよ!

日本語でメッセージをお願いします!
私は、ニールです。
応援 あざーっす!
がんばります!!

球場でニールに会ったらぜひ日本語で声をかけてみてくださいね!
「あざーっす!」って言ってくれるかも!?

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cat_19_issue_oa-lionsnews oa-lionsnews_0_176f6e8ab725_【広報部員コラム】“野球”がない世界で笑顔を作る“野球”の魔法 176f6e8ab725 176f6e8ab725 【広報部員コラム】“野球”がない世界で笑顔を作る“野球”の魔法 oa-lionsnews 0

【広報部員コラム】“野球”がない世界で笑顔を作る“野球”の魔法

2019年8月30日 15:00 西武ライオンズ

「Do you know BASEBALL?」 「“BASEBALL”?What’s that?」

気温35度を超える12月のカンボジア。シェムリアップ国際空港から世界遺産で有名なアンコールワットへ向かう車内で、タクシーの運転手が笑いながら答えた。

「I don’t know “BASEBALL”」

衝撃だった。日本で野球を知らないという人はほとんどいないだろう。しかし、この国では“野球”を知っている人がマイノリティなのだ。カンボジアはそんな国だった。

野球の仕事をしていると、たくさんの笑顔に出会う。

“野球”がない世界で、“野球”がもたらした子どもたちの笑顔。その笑顔が今でも忘れられない。

日本を代表するヒットメーカー、カンボジアへ


2018年12月、カンボジア王国の首都・プノンペン。凍えるような寒さの東京とは打って変わり、飛行機で約7時間の東南アジアの一国では、立っているだけで汗がしたたり落ちる。

そこに日本を代表するヒットメーカー秋山翔吾が降り立った。


「LIONS BASEBALL FOR THE WORLD」

西武ライオンズが2013年から行っている、ファンの皆さまや選手から不要になった野球用具を集め、野球発展途上の地域へ寄付する野球振興プロジェクト。その一環として、秋山が昨年12月にカンボジア王国の首都・プノンペンで野球教室を行った。

この野球教室は、秋山本人の希望により実現したもので、2015、2016年に用具を寄贈したカンボジアで実施。現役選手が海外で野球教室を行うのは、ライオンズでは初めてのことだった。

15分で生まれたたくさんの笑顔


カンボジアに来て2日目。午前中はカンボジアのU-17代表選手を中心に現地の高校で、午後はプノンペン日本人学校を訪問し、野球教室を行った。そして最後の訪問先、現地の小学校に着いたのは、少し前から降り始めた雨がちょうど止んだ時だった。

校庭に防球ネットとティースタンドを立てる。準備万端。あとは子どもたちを待つのみ。

我々に与えられた時間は授業の休み時間の15分。それでも秋山は“野球”を伝えるために準備した。

チャイムが鳴る。いつものように校庭へ飛び出す子どもたち。しかしそこにはいつもと違う光景が広がっていた。

見慣れない格好をした異国の大人たち。見慣れないボール。見慣れない道具の数々。

「カキーン。カキーン」金属バットの甲高い音が校庭に響く。それまで近くによることを少しためらっていた子どもたちが次々に集まる。校舎の二階の通路からも身を乗り出す子どもたち。そこにいるすべての視線は、秋山に釘付けになっていた。

「やってみたい人!」スタッフが促す。まばらに手が上がる。1球、2球。見様見真似でバットと振る。そして秋山とハイタッチ。

そこからは止まらない。僕も私もと前のめりになって手を挙げる子どもたち。1球、2球、ハイタッチ。それを何度も繰り返す。その度に笑顔が増えていく。一人、二人と。

再びチャイムが鳴る。あっという間の15分。しかし、15分前とは明らかに違う。子どもたちの笑顔がとてもまぶしかった。

秋山と少年、二人のまぶしい笑顔


休み時間が終わった後、聞こえるのは校庭にいるニワトリの鳴き声と、教室に戻った子どもたちの音読の声。

「さぁ、帰ろうか」。一行は帰り支度をはじめる。

「カン、カン」。ボールを打つ音がかすかに聞こえる。そこには自分の背丈の3分の2ほどもあるバットを握る小さな少年。すかさず秋山が駆け寄る。

小さな体で懸命に大きなバットを振る。少しずつボールに当たるようになってくる。少年の顔にも笑顔があふれる。

「パチン」秋山の大きな手と少年の小さな手が合わさる。そこには二人の最高の笑顔があった。

“野球”は笑顔を作る魔法


「たくさんの笑顔に囲まれて、本当に楽しかった」。秋山も旅の最後にそう振り返ったように、カンボジアでの3日間、子どもたちの屈託のない笑顔にたくさんの勇気をもらった。

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カンボジアの多くの子どもたちは“野球”を知らない。しかし、そんな地でも“野球”はたくさんの笑顔を作った。そこに“野球”の力を見た。

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cat_19_issue_oa-lionsnews oa-lionsnews_0_3c5df38ad0b9_忘れられない大歓声 戸川が再昇格に懸ける想い 3c5df38ad0b9 3c5df38ad0b9 忘れられない大歓声 戸川が再昇格に懸ける想い oa-lionsnews 0

忘れられない大歓声 戸川が再昇格に懸ける想い

2019年8月30日 15:00 西武ライオンズ

 あの大歓声を聞いたからこそ必ず一軍に戻ることを目標にバットを振っている。入団5年目の戸川大輔は、7月に完成したばかりの新室内練習場「ライオンズ トレーニングセンター」の中で繰り返しティー打撃を行っていた。練習試合で2打席立った直後も黙々とバットを振る姿が印象的だった。「この施設は本当にいいですよね。きれいだし何よりやる気が何倍も出る。モチベーションも上がりますよ」と笑いながら話した。


 5月31日、ZOZOマリンスタジアムでの対千葉ロッテ戦で一軍でのプロ入り初本塁打。低めの難しい球をうまくすくいあげ右翼席に運んだ「技あり」の一撃で、ライオンズファンに大器の片鱗を見せつけた。あの時、大観衆の中でプレーした感動は今も戸川の心の中にしみついている。「ひとつひとつレベルアップをして、一軍でもう一度やり返したい気持ちがある」。

守備の意識も変わった


 そのために、打撃だけではなく、守備への意識も変わった。一軍ではミスもあって自分の弱さを知ったと振り返る戸川。「捕れそうな打球は果敢に攻めて捕りにいく。打球を待たずにチャレンジするという気持ちを持っています」と鋭い眼光で話す。

 チームメイトからは「トガシ」と愛称で呼ばれ、人気者の戸川。またシュアな打撃をメットライフドームで披露してくれるのが楽しみだ。


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西武ライオンズが取り組む「L-FRIENDS」とは?

2019年8月30日 15:00 西武ライオンズ

 2018年3月。埼玉西武ライオンズの「L」マークが入ったオリジナルのベースボールキャップが埼玉県内の小学生30万人の手に渡ることが決まった。これが「L-FRIENDS(エルフレンズ)」を発足して最初の活動だった。

 メットライフドームからわずか3.5キロに位置する小手指小学校では、約600人の小学生たちが落ち着かない様子で、まだか…まだか…と“その瞬間”を楽しみに待っていた。

 埼玉県の小学校を代表して同小学校では、増田達至、十亀剣、髙橋朋己のが児童に直接「ベースボールキャップ」を贈呈するイベントが開催されることになっていたからだ。

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「L-FRIENDS」とは

 これまでに、さまざまな社会貢献活動や野球振興活動に取り組んできた。

 秋山翔吾によるひとり親家庭のご家族の招待や、増田達至によるNICU病棟の支援など選手による社会貢献活動や、埼玉県内の市町村と連携協力に関する基本協定を締結し、フレンドリーシティとなる活動。

 また、OB選手が小学生に直接野球を指導するライオンズアカデミーなど。活動は多岐に渡っていたが、今後より一層強化して取り組んでいきたい。そんな想いから2018年3月「L-FRIENDS」が発足したのだ。

大きな柱は3つ。
「野球振興」「こども支援」「地域活性」

 地域・ファン・スタッフがひとつの仲間としてつながり、“よりすこやかな社会”、“のびやかな未来”を目指しさまざまな活動を行っていくものだ。

「野球振興」~こどもたちに野球をやるきっかけを~

 昨今、野球離れが深刻な状態にあると叫ばれているが、決して野球というスポーツの人気が下がっているわけではない。ライオンズには球界を代表する安打製造機の秋山翔吾や、豪快なスイングからあっという間に、スタンドへ白球を運ぶ山川穂高もいる。

 野球を「する」「教える」「見る」機会を提供し、野球の楽しさを実感してもらうことを目的に、小学校の体育の授業や、幼稚園・保育園を訪問。「投げる」「打つ」「ベースボール型ゲーム」など年齢に応じた指導をし、身体を動かす楽しさや野球の楽しみを体験してもらうイベントを定期的に開催している。

 また、2019年からは「ライオンズキッズサークル」を発足し、「チームに加入しなくても参加できる試合(あそび)の場」として、その日に集まった仲間と決まったルールの中であそぶ、1回完結型の野球遊びのイベントを開催。

 野球をすることのハードルを下げて、誰もが野球をやることができるきっかけを提供している。

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「こども支援」~こどもたちの心身ともに健全な発育に野球を通して貢献していきたい~

 昨今、学校の休み時間や放課後に外で遊ぶ時間や、運動時間が減少していると言われているが、こどもたちが元気いっぱいの笑顔で外で遊ぶ一助になればという想いから、前述の「オリジナル・ベースボールキャップ」の贈呈が決まった。

 2018年に続き、2019年も埼玉県内の小学生(今年は1,2年生約11万人)に贈呈し、贈呈式はメットライフドームで試合開始直前のグラウンドで行った。

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 他にも、前述したとおり選手自身による社会貢献活動や、ライオンズのマスコットキャラクター「レオ・ライナ」が地域の幼稚園・保育園・保育所などを訪問し、スポンジボールを使った安全で簡単な野球体験などを通して仲間を思いやる気持ちや、身体を動かすことの楽しさを伝える活動を行っている。

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地域活性~人と人とが繋がり合い、地域が活性化していくことを支援~

 2015年からは埼玉県内の市町村と「連携協力に関する基本協定」を締結しているパートナーのことを”フレンドリーシティ”と呼んでいる。

 互いの資源を有効に活用し、さまざまな事業の協業を通して、地域社会の発展や市町村民福祉の向上などに寄与することを目的としている。現在、その数42市町村。続々とフレンドリーシティが増えつつある。

2016年6月には、埼玉県とプロ野球チームとしては初となる「包括的連携協定」を提携した。

 これは、スポーツ振興、青少年の健全育成、地域振興を柱として、協業事業を通じた更なる相互発展、県民サービスの向上、地域活性化を目指し、埼玉県の「スポーツ立県」を名実伴うものにしていきたいという考えだ。

 地域活性化のひとつとして、高齢者の方々と交流を図りながら、健康づくりの一翼を担うことを目的とした「リアル野球盤」というレクリエーションゲームも定期的に開催している。

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L-FRIENDSをもっと知ってもらいたい

 どこか遠い存在であるような気がするプロ野球球団、プロ野球選手。

 しかし、「L-FRIENDS」プロジェクトでは前述に挙げた活動のみならず、ほかにもさまざまな活動を行っている。このコンテンツを通して皆さまにこれからもL-FRIENDSの活動をどんどん伝えていく。そして地域の皆さまに愛され、地域に根ざした球団をこれからも目指していく。

 近い将来あなたの街にも”ライオンズ”がやってくるかもしれない。

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「いつか自分も主役に」その日のためにバット振る鈴木

2019年8月30日 15:00 西武ライオンズ

 ネクストバッターサークルで自らの打席の準備をしていた鈴木将平の目の前を弾丸ライナーが通過し、瞬く間にライオンズファンの待つレフトスタンドに飛び込んだ。7月19日、中村剛也の通算400号となるサヨナラホームランを間近で見ていた鈴木は心を震わせた。

「間近であれを見た瞬間、本当に感動をして野球をやっていて良かったと思った。いつか自分も主役になりたい」。

 7月上旬、約3ヶ月ぶりに一軍に昇格。一ヶ月強、一軍メンバーとして戦いの輪に加わった。その間、初安打、初打点、初のマルチヒットを記録。8月上旬から再び、ファームで昇格を目指す日々が始まったが、今は6月までの鈴木とはまた違う。

「しっかり引っ張れる打球が増えてきたし、相手の内野、外野の守備位置が全体的に右側に変わってきたんです」と手ごたえを話した。

切磋琢磨しあう同級生


 そんな鈴木へのインタビュー中、ふとロッカーに現れた伊藤翔が、この日、練習試合でヒットを打った鈴木に茶々を入れてきた。

「(将平に)ヒットがでると俺もうれしいよ!打てない日と違ってヒットが出てる日は、本当にいい顔してるもん(笑)」。

伊藤と鈴木は同級生。仲もよくお互い切磋琢磨する間柄でもある。

「ファームで翔が投げていているとき、僕がセンターフライを捕球すると、両手で丸を作って一つアウトを取ったな、と合図してくれるんです」。

 一方、同じく同級生の今井達也は既に堂々と一軍のローテションの中心で投げている。鈴木と伊藤の「儀式」が一軍で実現し、彼らがその舞台で主役になる日を楽しみに待ちたい。

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cat_19_issue_oa-lionsnews oa-lionsnews_0_5313dba98254_球界最長身長の大窪が見る夢 5313dba98254 5313dba98254 球界最長身長の大窪が見る夢 oa-lionsnews 0

球界最長身長の大窪が見る夢

2019年8月30日 15:00 西武ライオンズ

 思わず見上げてしまうほどの高身長だ。球界の日本人選手で一番高い198㎝を誇るルーキーの大窪士夢(おおくぼじゆ)の大きな背中には126の数字。支配下登録を目指し、毎日腕を振る日々だ。

「自分の持ち味はこの身長ですね(笑)。だからそれをしっかり生かして直球のキレやコントロールを磨いていきたいんです。一番の武器はたてに割れるカーブです」と話す。

「プロは試合たくさんがあるので、アマ時代と疲れ方も違います」とここまでを振り返る一方で、プロ野球選手として送る生活にも慣れてきたという。

2桁の背番号で先発を


 7月には新室内練習場「ライオンズトレーニングセンター」が完成し、その中には4レーンのブルペンが並ぶ。メットライフドームのマウンドと同じ仕様で作られたものだ。いつかドームのマウンドで投げるために、その感触を確かめながら腕を振る。

「やっぱり僕は先発(投手)をやりたいんです」。支配下投手となり背番号を2桁にして、まっさらなメットライフドームのマウンドから投げ下ろす大窪を心待ちにしたい。

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