ツルッとした喉ごしで夏場に活躍してくれたそうめん。ですが近頃は涼しくなったため、食卓に上がる機会が減ってきましたよね。そこで今回は、余ったそうめんを消費できる「にゅうめん」のレシピを5つピックアップ。体がホッと温まるので、作り方を覚えてこれからの季節に役立てちゃいましょう。
甘辛そぼろのにゅうめん
【材料・2人分】
豚ひき肉 100g、万能ねぎ 2本、水菜 小1株、もやし 1/7袋(約30g)、玉ねぎ 1/4個、しょうがのみじん切り 1かけ分、そうめん 2束(約100g)、だし汁 2カップ、サラダ油、砂糖、しょうゆ、塩
【作り方】
1. 万能ねぎは斜め薄切りにし、水にさらし、水をきる。水菜は3~4cm長さに切り、もやしは目立つひげ根を取る。すべてさっと混ぜ合わせる。
2. 玉ねぎは1cm四方に切る。フライパンに油小さじ1を熱し、ひき肉、玉ねぎ、しょうがを入れて炒める。肉の色が変わり、玉ねぎが透き通ったら砂糖、しょうゆ各小さじ1を加え、さっと炒め合わせて火を止める。
3. そうめんを袋の表示どおりにゆでてざるにあける。流水でよく洗い、しっかりと水をきる。
4. 鍋にだし汁を入れて温め、塩小さじ1/2、しょうゆ少々で調味し、3を加える。ひと煮立ちしたら器に盛り、2、1を順にのせる。
(334Kcal、塩分2.1g)
甘辛いそぼろは白いご飯だけでなく、麺類とも好相性! さっぱりとしたスープの味わいをそぼろが引き立ててくれます。玉ねぎはシャキシャキとした食感を残すため、色が透き通ったタイミングで調味料と炒め合わせて火を止めてください。
みそ汁にゅうめん
そうめんはゆでたあと、一度水でしめたものを使用します。ゆでたてを加えると麺がのびてしまうので注意すること。
みぞれにゅうめん
煮汁でそのままそうめんを煮るので、別ゆでの手間いらず。さっと煮たら大根おろしとしょうがをのせ、さっぱりといただきましょう。
とり南蛮もやしにゅうめん
そうめんともやしを一緒に加熱すると、ちょっとした時短になります。器に盛ったあと、甘辛味のとり&ねぎをトッピングすればできあがり。
水菜のにゅうめん
15分以内で調理できるので、忙しい日にうってつけ。水菜はさっと火を通すことで、香りと食感がしっかり引き立ちます。
夏に食べるイメージがあるそうめんですが、さまざまな料理に応用がきくので1年を通して活躍してくれます。保存する際は通気性がよく、湿度が低い冷暗所に置くのがよいでしょう。
文=田中律