毎日の食事はおいしいことが一番ですが、見た目の鮮やかさや可愛らしさがプラスされればテーブルが一気に華やかに!
『アートな朝ごはん』の著者・valoさんは、子どもの頃は食が細く、食事への興味がまったく無かったといいます。しかし、母親がお子様ランチプレートを用意してきれいに盛り付けをしてくれたことをきっかけに、ご飯をおいしく食べられるように変化していったそう。
そんなvaloさんが考案した、見ているだけでワクワクするようなご飯・パン・スイーツのレシピが満載『アートな朝ごはん』(すばる舎)から、「抜き型があれば簡単にできちゃう『水玉スパムむすび』」を紹介します。
華やかな見た目の料理やスイーツも、盛り付けやアレンジの方法を知れば意外と簡単! 家にある物や100均アイテムですぐに真似できちゃいます。
※本作品はvalo著の書籍『アートな朝ごはん』から一部抜粋・編集しました
兎にも角にも水玉が好き! 水玉スパムむすび
定番のスパムむすびを、卵焼きで水玉模様にしました。水玉をほどよく散らすのが、かわいく仕上げるポイントです。水玉って本当にかわいい!
【材料】
・ご飯
・スパム
・卵焼き(卵、砂糖、塩)
・海苔
* 器は、フランスのヴィンテージ。
◆Episode
スパムについて
水玉スパムむすびは、スパムのハーフサイズの容器(高さ1/2)を型にして作っています。スパム以外のランチョンミートの小サイズでもOK。容器がなくてもラップの上に水玉スパムとご飯を乗せてぎゅっと握る方法でも作ることができます。
【作り方】
1.スパムと卵焼きを、水玉模様になるように同じ丸型で抜く。
スパムを1cm弱の厚さに切り、水玉模様になるように丸型で抜いたら、フライパンで軽く焦げ目が付くくらいに両面を焼く。
*くり抜いたあとのスパムと、穴の空いた卵焼きは、チャーハンなどの別料理に使用します。
厚焼き卵の分量の目安は、卵1 個、砂糖小さじ1、塩少々。卵焼き器の半分の大きさの卵焼きを作ると、ちょうどよい厚さに焼ける。
2.スパムの穴に卵焼きを詰めて、余分な部分をカット。
見切れた部分を作ると、一気に柄っぽく見える。
3.容器に2の水玉スパムを入れ、その上にご飯を詰めてスプーンで軽く押さえ形を付ける。容器をひっくり返し、トントンと型の底を叩きラップごと取り出す。
下にラップを敷いてからスパムとご飯を詰めると、容器から取り出しやすい。
取り出したら、形を整えて、1cm幅に切った海苔を巻く。
著=valo/『アートな朝ごはん』(すばる舎)