野菜を使った「炒めもの」は作るのがとても簡単。手間をかけなくてもおいしく仕上がりますが、アレンジを加えればさらに奥深い味わいになります。そこで今回は、カレー風味がうれしい炒めものを5つピックアップ。野菜が苦手な子どもがいる家庭にもうってつけなので、レシピを試してみてはいかがでしょう?
ほうれん草のカレーそぼろ炒め
【材料・2人分】
豚ひき肉 100g、ほうれん草 1/2わ、しょうがのみじん切り 小さじ1/2、にんにくのみじん切り 小さじ1/2、あればクミンシード 小さじ1/4、サラダ油、カレー粉、塩、こしょう
【作り方】
1. ほうれん草は5cm長さに切る。
2. フライパンに油大さじ1を熱し、しょうが、にんにく、クミンシードを炒める。香りが立ったらひき肉を加え、木べらでほぐしながら炒める。ひき肉の色が変わったらカレー粉小さじ3/4をふり、さらに炒める。
3. 1を加えて混ぜ、全体に油がまわったら塩、こしょう各少々で調味する。
(185Kcal、塩分0.5g)
からだがポカポカ温まるようなほうれん草の炒めもの。クミンシードを用意しておけば、お手軽にエスニック料理のような香りを再現できます。しょうがやにんにくと一緒に炒めて、しっかり香りを引き出しましょう。
トマトと牛肉のカレー炒め
牛肉をたっぷり使用して、食べごたえのある一品に。ししとうがらしは切り目を入れておくと火の通りが早くなり、味がよくなじむはず。
豚肉とかぶのカレー炒め
具材として使用するのは、豚もも肉とかぶだけ。たった15分で用意できるシンプルな料理なのに、本格的な味わいを楽しめます。
トマトとえびのカレー炒め
魚介のさわやかな風味とカレー粉のこうばしい香りが相性抜群です。トマトはあとから加え、形がくずれすぎないように蒸すのがポイント。
根菜と豚肉のカレー炒め
仕上げにしょうゆをたらし、バターを落とすと風味がアップします。れんこんやにんじんの食感がクセになってしまうかも。
どのレシピも作り方はいたってシンプルなので、料理が苦手な人でも安心。献立に迷ったときのために、冷蔵庫にカレー粉を用意しておくといいかもしれませんね。
文=田中律