寒暖差が激しいこの季節。今回は、野菜で作ったやさしい味わいのポタージュ5品をご紹介します。忙しい時期こそ、しっかりおいしく栄養をとりましょう!
◆大根と長いものポタージュ
【材料・2人分】
大根 5cm(約150g)、長いも 9cm(約150g)、ゆずの皮のせん切り 少々、万能ねぎの小口切り 2本分、だし汁 2カップ、酒、塩
【作り方】
1. 大根はすりおろし、長いもは1cm厚さの半月切りにする。
2. 鍋に1、酒大さじ1、だし汁を入れて火にかけ、アクを取りながら煮る。
3. ひと煮立ちしたら弱めの中火にしてふたをし、約7分煮る。長いもがやわらかくなったら火から下ろし、フォークで潰す。
4. 弱火にかけ、塩小さじ1/2で調味し、煮立つ直前で火を止める。器に盛り、ゆずの皮、万能ねぎを散らす。
(1人分62Kcal、塩分1.7g)
大根のすりおろし汁ごと煮込むと、せっかくの栄養が無駄になりません。長いもがやわらかくなるまで火を通したら、フォークで粗めに潰しましょう。
小さく破片が残るので、時々感じられるシャリシャリ食感が楽しいですよ。
◆にんじんの中華ポタージュ
にんじんの甘みが引き立つ、シンプルな味つけ。にんじんのすりおろしは約1分だけ炒めたら、水とスープの素を加えて約3分煮ます。元気が湧いてくる鮮やかな色と、じんわりやさしい味わいを堪能してください。
◆トマトとパプリカの真っ赤なポタージュ
パプリカはミキサーを使わず、包丁でみじん切りにします。にんにくやワイン、ホールトマトを加えて炒める時に木べらで潰すだけでOK。仕上げに振ったタバスコが爽やかに香る、ピリッと刺激的な味わいです。
◆ブロッコリーのポタージュ
ほんのりにんにくが香る、ブロッコリーのポタージュ。炒めた玉ねぎがしんなりしたら火を止め、ブロッコリーと一緒に木べらで潰します。最後に加える生クリームで、いっそうまろやかな仕上がりに。
◆りんごとじゃがいものポタージュスープ
玉ねぎやじゃがいも、りんごはあらかじめすりおろしておきます。焦がさないよう弱火のまま炒めるのが、上手にとろみをつけるコツ。風邪予防になるりんごや免疫力を高める豆乳を使った、栄養満点の1皿です。
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ポタージュは朝や就寝前に飲むのがおすすめ。食欲がない時の栄養補給にも最適なので、気軽に挑戦してみては?