叡山電鉄鞍馬線の貴船口駅(京都市左京区)付近で27日未明、沿線に並んで停車した乗用車3台が運行中の貨車に対し、ヘッドライトのハイビームを照射していたことが30日分かった。列車の撮影が目的とみられ、同社は「運転の妨害になり、大変危険なのでやめてほしい」と訴えている。
同社によると、貨車が貴船口駅を出発直後、線路に並行した道路からハイビームの照明を浴びたという。緊急停車などトラブルはなかったが、同社は「まぶしい光で運転士が前方を確認できなくなる」と危険性を説明する。10月下旬にも同様の行為があったという。
貨車は1両で、1974年に市電の車両を改造した。資材運搬に用い、終電から始発までの深夜に運行することが多いという。
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