兵庫県立美術館(神戸市中央区)で1月12日から3月17日まで、特別展『Oh!マツリ☆ゴト 昭和・平成のヒーロー&ピーポー』が開催される。
同展では、“正義の味方”や“カリスマ”といった特別な存在「ヒーロー」と、“公衆”や“群衆”といった無名の人々「ピーポー」という対照的な人間のあり方に注目し、昭和と平成の2つの時代を振り返る。展示は、「集団行為 陶酔と閉塞」、「奇妙な姿 制服と仮面」、「特別な場所 聖地と生地」、「戦争 悲劇と寓話」、「日常生活 私と私たち」の5つのテーマで構成されており、絵画や写真をはじめ、紙芝居やアニメなど日本全国から集められた約400点の作品・資料を展示。また、会田誠・石川竜一・しりあがり寿・柳瀬安里の4人のアーティストが同展のために制作した新作も発表する。
そのほか会期中には、展覧会の内容と関連する『ゴジラ』や『ウルトラマン』の上映会、企画担当学芸員による展示解説、小学生から高校生を対象としたワークショップも行われる。
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