学校で銃乱射事件を起こそうと画策していた米フロリダ州の男子中学生2人が警察に逮捕された。ABC NEWSなどが報じている。
ABC NEWSが報じたリー郡保安官事務所の発表によると、ハーネス・マーシュ中学校の教師が、8年生の中に銃を隠し持っている生徒が2人いるという情報を得て調べたところ、銃は見つからなかったものの、学校内の防犯カメラの位置を記した地図が見つかったという。
2人は1999年に男子生徒2人が13名を射殺したコロンバイン高校銃乱射事件に並々ならぬ興味を持っており、犯人を徹底的に研究していたばかりか、パイプ爆弾の作り方やブラックマーケットでの銃の購入方法なども調べ上げていたと保安官は述べたと、ABC NEWSは報じている。
捜査当局が家宅捜索を行った結果、複数の銃とナイフが見つかった。フロリダのローカルニュースサイトWINKによると、2人ともいわゆる「問題児」で、当局が家庭訪問をした回数は80回を超えていたという。
また捜査当局の発表には、2人は精神保健施設の評価基準を満たしており、大量殺人を共謀した罪に問われていると、前出のWINKは伝えている。