新型コロナウイルス感染拡大の中心として名指しされた歌舞伎町。感染者数が1,000人近くとなった新宿区は、感染者に見舞金10万円を支給すると決めたが、それが自粛要請の妨げになっているとの批判もある。
それにしても、このご時世で“夜の街”に繰り出すなんて何を考えているのか? 本誌がその現状を見に訪れると、衝撃の光景が……。マスクを着けず大騒ぎする者、回し飲みをする者。20代そこそこの若者がほとんどだったのだ。
「もちろん多くの店は感染対策をおこなっています。ですが、たくさんお金を使う上客だった“オトナ”が感染を恐れてしっかり自粛しているので、コロナを意に介さない若いコを狙ったイベントをたくさん開催して集客しなければならないのが現状。そのため、いつも以上の多くの若者が集まっているんです」(新宿・飲食店関係者)
経済を回すことも大切だが、クラスターの原因はしっかり自粛してもらいたい。
「女性自身」2020年7月28日・8月4日合併号 掲載