堺雅人(46)が主演を務め、7年ぶりの続編が放送されている『半沢直樹』(TBS系)。
8月2日放送の第3話も23.2%(ビデオリサーチ調べ 関東地区)という視聴率をたたき出し、’20年放送の全てのドラマの単独1位と、圧倒的な強さで快進撃を続けている。
香川照之(54)、市川猿之助(44)、そして片岡愛之助(48)といった歌舞伎俳優の演技も話題を呼んでいるが、「この人気を縁の下で支えている要素がもうひとつある」と指摘するのは女性テレビウォッチャーだ。
「男性同士の熾烈な争いを描く同シリーズですが、上戸彩さん(34)演じる妻・花ちゃんと半沢の夫婦の場面は、『ほっとする』『癒される』と、前作から大好評でした。上戸さんは、タレントCM起用ランキングで6回も首位を飾ったこともある、老若男女に愛される女優です。さらに今作は、原作にはない“ミューズ”が登場し、見る者を楽しませてくれています」
その女性たちとは、半沢の出向先「東京セントラル証券」の部下、影響企画部の浜村を演じる今田美桜(23)と、半沢や同期の渡真利が通う小料理屋の女将・智美役の井川遥(44)。じつは浜村と智美は、池井戸潤さんの原作には登場しない。
「今田さんは今クールで『親バカ青春白書』(日本テレビ系)にもメインキャストとして登場しており、20代女優として名実ともに頭角を表しています。そして井川さんは、2児の母となった今でも、その大人の色気と美しさに女性も憧れを抱いてしまうほどです。インスタグラムも66万人のフォロワーを抱える最強の“癒し系女優”。上戸さん含めた3人の世代はバラバラですが、共に半沢を応援したくなるような美しさ・可憐さを持ち合わせているといえるでしょう。」(前出・テレビウォッチャー)
半沢直樹を襲う激しい闘いの渦。原作では描かれていない“ミューズたち”の物語にも注目したい。