3月12日、V6が今年の11月1日をもって解散すると発表された。
ジャニーズ事務所の公式サイトによると、19年の春ごろからデビュー25周年に向けてメンバー同士で話し合う機会が増えたというV6。そんななか、森田剛(42)が「これからの人生、ジャニーズ事務所を離れた環境で役者としてチャレンジしたい」と発言。残りのメンバー5人はその思いを受け止め、「何度も本音で話し合い、全員で今回の結論を導き出しました」と綴られている。
グループの解散と森田の退所に伴い、森田、三宅健(41)、岡田准一(40)からなるグループ内ユニット「Coming Century」の活動も終了に。いっぽう、坂本昌行(49)、長野博(48)、井ノ原快彦(44)からなる「20th Century」は存続するという。
そんななかTwitterでは、「J-FRIENDS」がトレンド入り。「J-FRIENDS」とは95年1月に発生した阪神・淡路大震災のチャリティー活動の一環で、97年12月に結成されたスペシャルユニット。関西出身者がいるTOKIO、KinKi Kids 、V6の総勢13名からなるグループだ。
「J-FRIENDSは活動を通じて、約7億8000万円を神戸市などに寄付しました。また彼らの活動期間は、“震災当時の小学1年生が義務教育を終えるまで”と決まっていました。約束通り03年に、彼らは子供たちとともに“卒業”したのです。02年12月にリリースした『Love Me All Over』が最後のシングルとなりました。
実はジャニーズのカウントダウンコンサートも、このJ-FRIENDSから始まったのです。昨年大晦日に生放送されたカウントダウンでは、J‐FRIENDSの楽曲『明日が聴こえる』を関ジャニ∞やKing & Princeら総勢11組が歌唱。ですが“本家”が登場しなかったことから、寂しがるファンもいたようです」(芸能関係者)
■堂本光一は「同じ世代を生きてきた感覚がある」
すでにTOKIOの長瀬智也(42)も、3月末で退所することが決定している。そのため、「J-FRIENDS」の“再集結”を願う声が広がっている。
《もう一度 J-FRIENDS みたかったな…》
《J-FRIENDS、本当に大好きだった。もう見れないんだなあ…… みんなの絡みがさ、本当におもしろくて素敵で、楽しかったんだよ。憧れの存在だった どんどんさみしくなってくなあ…》
《うーん。TOKIOとKinKi、V6… 私の青春だな… J-FRIENDS… 集まってくれないかな…》
2月24日放送の『TOKIOカケル』(フジテレビ系)では、ゲストに堂本光一(42)が登場。TOKIOのメンバーがそれぞれの道を歩むことから、「この形のTOKIOに会いたかった」と自ら出演を希望したことを明かしていた。
さらに、「J-FRIENDS」の思い出に花を咲かせる一幕もあった。堂本は当時を振り返って、「同じ世代を生きてきた感覚がある」「一緒にまたやりたい」と述懐。松岡昌宏(44)も“シャイ”だという森田について、「J-FRIENDSでバカ話をした時は必ず剛を見る。剛が笑っていたら本当に面白いんだって思う」と振り返っていた。
一時代を築いた「J-FRIENDS」。彼らが再び集うことは叶わないのだろうか――。