《離党する決意を固めました。都知事選を巡る意見の相違がきっかけですが、以前から消費税減税など経済政策ついて党とは意見の相違がありましたので必然的な帰結だと思います。お世話になった立憲民主党に感謝いたします。ありがとうございました。》
6月17日、格闘家で、参議院議員の須藤元気氏(42)がツイッターで立憲民主党を離党する決意であることを表明した。
《山本太郎さんが都知事選に立候補しました。立憲としては宇都宮さん支持ですが個人的に山本さんを応援しています!》
6月15日にれいわ新選組の山本太郎代表(45)が東京都知事選への出馬を表明した直後、こうツイートをした須藤氏。立憲民主党は都知事選挙で、日本弁護士連合会元会長の宇都宮健児氏(73)を支援していることから、党内から批判が出ていた。
6月16日、福山哲郎幹事長(58)と話し合いを持った須藤氏。しかし、その後に《都知事選で支持する候補者の違いを党と僕との間で再確認しました。今後どうするかもう一度考えてみます》とツイートするなど、党との溝が埋まっていないことを匂わせていた。
2019年の参議院選挙で、須藤氏は政党に対する票が当選結果を左右する比例区で当選している。今後の身の振り方については特に明かしてはいないが、立憲民主党側も素直に離党を認めるとは考えづらく、火種は残りそうだ。