三浦春馬さん(享年30)が主演を務めることとなっていたミュージカル「The Illusionist -イリュージョニスト-」が1月に上演されるとの発表された。同時に三浦さんの代役を海宝直人(32)が務めるとも明かされた。海宝は自身のTwitterアカウントにこう投稿している。
《この作品に並々ならぬ努力と情熱と愛情を注いでいた春馬さんの想いも胸に、カンパニー一丸となって、この作品を最高の形で皆様にお届けできるように全力で作品と向き合っていきたいと思います》
もともと同作のメインキャストとして出演が伝えられていた海宝。そんな彼に、ネットでは「引き受けてくれてありがとう」と感謝の声が上がっている。
《この役を引き受けて下さり本当にありがとうございます。無事に幕が上がるように応援しています》
《ご決断いただき、本当にありがとうございます!とても楽しみです》
《春馬さんの思いを乗せて頑張ってほしいです》
7歳のときに劇団四季のミュージカル「美女と野獣」で子役デビューを果たした海宝は、すでに芸歴25年! ミュージカル界を担うスターとして大活躍中だ。
「音楽好きな家庭で育った海宝さんは、『アニー』に出演したお姉さんの影響でミュージカル俳優を目指すように。子供の頃から歌うのが好きで、ソロシンガーというだけでなくロックバンドのメンバーとしても活躍しています」(舞台関係者)
18年5月には「Trioperas」でロンドン・ウェストエンドデビュー。海外進出にも積極的だという。
「日本を代表するミュージカル俳優として国際的な公演に出演することもあるのですが、それでも『実力はまだまだ……』と海宝さんは謙遜していました。うまく発声するために解剖学の勉強をするなど、とにかくまっすぐな性格。『ブロードウェイでも活躍したい!』と志も高い俳優です」(前出・舞台関係者)
4日、連続テレビ小説「エール」(NHK総合)でオペラ歌手・伊藤幸造を演じ知名度も急上昇中の海宝。三浦さんの遺志を継ぎ、素晴らしい舞台を見せてくれそうだ。