《ずっと…ずっと…恋をしていた2人の結末、いかがでしたか?》
《3ヵ月間皆様からの応援があり無事に最終回迎えることができました!》
こうつづったのは、北川景子(34)が主演するドラマ『リコカツ』(TBS系)の公式Twitterアカウントだ。
『リコカツ』は、北川演じる水口咲が永山瑛太(38)扮する緒原紘一とスピード婚したものの、新婚早々、離婚を決意するというラブコメディ。放送当初からネットを中心に反響を呼んだ同ドラマが6月18日、ついに最終回を迎えた。
Twitterを覗くと《終わっちゃうのがさびしすぎる》《スペシャルでまた二人に会いたいです》とロスを訴える声が相次いでいる。さらに北川について《北川景子さんはリコカツでキャリアアップ出来たな》《このドラマで一皮剥けた感が凄くて、演技に磨きかかりまくり》《演技上手くなった》との声もあがるなど、彼女の新たな代表作といえそうだ。
『リコカツ』で大躍進した北川だが、昨年9月に女児を出産したばかり。それから1年も経たないスピード復帰だったが、これには北川の強い意志があったという。
「北川さんは女優の仕事が本当に大好きなんです。コロナで自粛となった当初は『働けない……』と落ち込んでいたほど。それでもすぐに『停滞期でなく、自分を磨くために必要な時間にする!』と捉え直すことに。いつ呼ばれてもいいように映画を見て演技について考えたり、英語の勉強をしたり、常に女優としてのスキルアップに励んでいたそうです。
また女優の世界は移り変わりが激しく、次々と新しい才能が現れます。そのため妊娠で休むことになった際、焦りもあったようです」(テレビ局関係者)
■「お風呂にゆっくりつかる時間すらない」「今から心が折れそう」
しかし、彼女は仕事と子育ての両立への苦悩も抱えていた。1月2日放送の『さんまのまんま』(フジテレビ系)で北川は、泣きながら産後の体形戻しに励んだと明かしている。そして、こう吐露していた。
「初めての子育て疲れでメンタルが追い込まれていて、ちょっとした冗談でもイラッとするんです」
思わず不安を漏らすこともあったようだ。
「以前は帰宅したら“休める”と思っていたのに、いまでは“本業が始まる”と北川さんは思うそうです。“本業”である帰宅後の子育てはかなり大変だといい、『お風呂にゆっくりつかる時間すらない』と話していたことも。また『リコカツ』の撮影前には『久々の連ドラと家庭。今から心が折れそう』と漏らしていました」(前出・テレビ局関係者)
ハードな状況で撮影に臨んだ北川。そんな彼女を支えたのが、夫のDAIGO(43)だという。
「DAIGOさんはもともと北川さんの大ファンで、結婚の際には『女優・北川景子をもっと見ていたい』と伝えたほど。彼女が出産早々、仕事をすることにももちろん賛成でした。育児にも積極的で、主におむつ替えや入浴などを担当しているといいます」(芸能関係者)
■強力布陣で、最善の環境が整った!
さらに“北川ファミリー”もサポート役を買って出ることに。
「北川さんとDAIGOさんはこの春、都内の高級マンションに引っ越しました。さらに別の階には、彼女のご両親も『仕事と育児を支えるために』といって移ってきたそうです。ご両親とDAIGOさんとの関係も良好だそうで、北川さんが本格復帰する上で最善の環境が整っていたといえるでしょう」(事務所関係者)
『リコカツ』のため、強力布陣を仕上げていた北川。最終回にちなんだインタビューで、こう語っている。
「それこそ家族総出で、なんとか育児と家庭を回していった感じでした。『負担かけてるな』とか『我慢させてるよな』という(撮影期間の)4ヵ月でもあったので、家族には感謝でいっぱいです」(『毎日キレイ』’21.06.17)
その感謝の気持ちを、家族みんなが喜んでいることだろう。