(写真:撮影中に大谷亮平を見つめる星野源)
横浜の飲食街が、仕事終わりのサラリーマンらで活気づき始めていた夕方6時ごろ。ある路地裏には、「立ち止まらないようにお願いします」というスタッフの声かけにもかかわらず、足を止める人で4~5人ほどの人垣が。
パン、パンと手をたたく音が辺りに響く。のぞき込むと、輪の中心で音頭を取っていたのは、星野源(39)だった。
よく見ると、星野の周りは男ばかり。古田新太(54)、藤井隆(48)、大谷亮平(40)という、あのドラマメンバーが一堂に会していた! 4年前に一世を風靡した『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)の続編がスペシャルドラマとなって来年1月に帰ってくることが先日発表されたばかりだが、その撮影が始まっていたのだ。
「『逃げ恥』は回を重ねるごとに視聴率が伸び、最終回の平均視聴率は20.8%に到達。エンディングでキャストが踊る“恋ダンス”も話題になり、YouTubeで1億回再生を記録したほどでした。前作では脇役の石田ゆり子さんまで再ブレークしましたし、そのオリジナルメンバーたちが帰ってくるだけで高視聴率は約束されたようなものです」(テレビ局関係者)
新作では、新垣結衣(32)演じるみくりと星野演じる平匡が、結婚を決めた“その後”を描く。
目撃した星野ら4人は、前作では全員同じ会社の同僚役だった。仕事終わりの一杯、のシーンだろうか。星野の“気合入れ”で始まった撮影は、和やかそのものに見えた。ドラマ関係者も現場の様子をこう語る。
「その日は藤井隆さんが現場入りしたとき、星野さんや古田さんが、スタッフと一緒にタオルを広げて、着替えをガードしてあげる気づかいを見せていました。そのときに『カンチョ~!』みたいなことをしてじゃれ合っていて。藤井さんがお尻を押さえて、『それはダメだよ~』と絶叫していましたよ。仲がよくて、ほほ笑ましかったです。
ガッキーや石田ゆり子さん(51)は現場にいませんでしたが、女性陣がいたらあの“男子ノリ”は見せられないかもしれないですね。大谷さんだけは、そこに加わらず、涼しい顔で見ていましたが(笑)」
現場の見物人の人垣は、みるみるうちに10人以上に膨れあがり、ドラマの人気の高さがうかがえた。
星野自らがラジオで語ったところによると、台本は「とても面白いです」。そこに和気あいあいのチームワークが加われば……。“ムズキュン再び”の期待は増すばかり!
「女性自身」2020年10月20日号 掲載