5月29日、山口百恵さんの600曲以上におよぶ楽曲のサブスクリプション(定額制)ストリーミング配信が解禁された。
今回サブスクの対象となる作品はデビューシングル「としごろ」をはじめ、「プレイバックpart2」「いい日旅立ち」「秋桜」「さよならの向う側」といった名曲を含む全シングル。
さらには22枚のオリジナルアルバムと、女優として出演した作品のサウンドトラックアルバム8作品の収録曲を含めた計600曲以上がApple Music・Spotifyなどの主要ストリーミングサービスで一斉に配信される。
発表を受け、ネット上では往年の百恵さんファンから歓迎の声が続出。
また現役時代の百恵さんを知らない多くの若者からも、改めて“アイドル・山口百恵”が残した功績を絶賛するコメントが相次いでいる。
《山口百恵がトレンド入りしてたからサブスクで聞いてみたけど、結構歌える曲があってビビる…音楽の教科書に載ってた曲もあったよね。私20歳なのに、、笑 やっぱすごいや》
《山口百恵さんが引退したのって40年も前なんだね。。テレビで今でも普通に時々でてくるから全然そんな前な気がしない。実働7年で600曲、人気絶頂の21歳で結婚するから引退…今のアイドルは絶対真似できないだろうなぁ、、まさに伝説!!》
百恵さんは、オーディション番組『スター誕生!』から14歳でアイドルデビュー。芸能界での活動は7年半ほどであったが、レコードシングル31作で累計1630万枚を売り上げ1970年代の歌手で最大のセールスを記録した。
また人気絶頂の20歳の時に、リサイタルで「私が好きな人は、三浦友和さんです」と俳優・三浦友和(68)との交際を宣言。翌年三浦との婚約発表と同時に芸能界引退を公表。
1980年10月5日に日本武道館で開催されたファイナルコンサートで、マイクをステージの中央に置いたまま舞台裏に去ったあのシーンは今でも伝説となっている。
衝撃的引退から40年。令和の時代となった今でも百恵さんの楽曲は多くのアーティストにカバーされ、若い世代へと歌い継がれている。
まさに記録と記憶に残るアイドルだった百恵さん。サブスク解禁により、さらに多くのファンに歌声が届くことになりそうだ。