ある調査によると、コロナ禍の在宅時間増加で、体重まで増加してしまった“コロナ太り”の女性は42.7%……。そこで美のプロフェッショナルに“おこもり美容”や最近ハマっている美容法を、根ほり葉ほり聞いてみた!
「最近見つけたお気に入りのゴーヤスムージーを取り寄せています。ゴーヤの苦味を残しながら、パイナップル、レモン、ミントでおいしくて」
美容や体にいいものの話を始めると、声のトーンも上がって無邪気な様子に。藤原紀香(49)は美に一家言ある女優として、これまでも数々の美容法を広めてきた。
「ふだんは旬の野菜でスムージーを作りますが、忙しいときにはこれ。天然ゴーヤスムージーは、苦いものが苦手な男性やお子さんにもおすすめ。夫も“これクセになる”と気に入っています」
いいものは惜しみなく人に薦めたいという気持ちが伝わってくる。コロナ禍では、ジムやエステには通えなかったはず。自粛期間中の気になる美容事情はというと……。
「オンラインを活用しました。パーソナルトレーナーのYouTubeを見たり、ポールダンスの先生とブルガリアンスクワットをオンラインでしたり。あと“ヤムナボール”を通販で購入して、いろんなところをストレッチしていました」
自炊で最近取り入れているのが“鮭”だというから、マネしやすくてうれしい!
「スポーツ健康科学博士の友人が出している『さび取りごはん カラダがよみがえる! かんたん鮭レシピ40』という本にハマっています。鮭は“抗酸化”と“免疫力アップ”の作用がすごいので、体のサビを取ってくれる。豆乳グラタンやゴーヤチャンプル、焼きうどんなどなんにでも合いますし、おいしく、栄養のバランスもよくなり一石二鳥。冷凍保存も可能だからとても便利な食材ですよね」
次から次へと“美容法”が出てくるが、本人いわく「コロコロ変えているわけではない」とか。
「いままでのルーティンに新しいものを組み合わせることでより大きな効果を得るのが好きで。たとえば、15年続けている“ゆる圧ビューティプログラム”ですが、その前後にお気に入りの美容液(「ヒカリミライ」美容液シリーズ)をぬります。加圧の前後は吸収が高まるので、高品質のスキンケアは必須です。“シルク”(シルクサスペンション。ハンモック上のサスペンションを使うトレーニング)をやるときは、“美圧バンド”を巻きます」
加圧トレーニングをしながら“振動マシン”に乗り、柔軟や腹筋などをするのもおすすめだそう。
「起床時、寝る前、トレーニングのときは、アスリートの友人に紹介されたWOXという“酸素水”を飲んでいます。体や脳に酸素がいき渡るので体調がよくて。“水素”ももちろん続けていますよ。水素カプセルを飲んだり、その場で水素水を作る機器を使って野菜を洗い農薬などをとれやすくしたり、お風呂で発生させたり。夜は大黒摩季さんから紹介されたマシンで高濃度の水素を吸いながら就寝しているので、かなりぐっすり休めますね。いいと思ったものを続けながら、形を変えて取り入れています」
紀香流“美のフルコース”は定番と最新をかけ合わせてますますパワーアップ中のようだ。
「女性自身」2020年7月14日号 掲載